レストラン訪問記:東銀座「うち山」(★)

最近は各種ジャンルのお料理をまんべんなく食べていますが、星付き店のお値打ちランチは関心が高いところだと思われますので、これからも精力的に訪ねていきたいと思います。

この日は住所としては銀座、最寄り駅では東銀座(新富町)にある和食店で鯛茶漬けランチをいただいてきました。

店内は落ち着いた照明で、落ち着いた雰囲気です。基本カウンターでの食事になるのでしょう。

サービスについては、料理人の方が鯛茶漬けの説明はきちんとしてくれますが、それ以外はちょっとそっけない感じです。料理がきちんとしているので不満は全くないのですが、少し物足りなさを感じました。

しかしながら基本的には店の女将でしょうか、シャキシャキした女性が丁寧に気持ち良くサービスしてくれますので場の雰囲気は保たれているように感じました。優秀な料理人以上にお店に欠かせない存在だと思います。

肝心のお料理はどれも丁寧な調理がわかる繊細なお味です。失礼かもしれませんが、東京でも美味しい和食が食べられることを再認識します。

普通のお惣菜でもここではワンランク上になって出てくるということが、最初の小鉢二つを味わった時点でわかります。

正統派の日本料理で、正直この小鉢だけ食べても三つ星の「吉泉」より味は上と感じました。

鯛茶漬けはたくさんのお刺身をまずはおかずとしてご飯と食べ、後でお好みで煎茶で茶漬けにする趣向でちゃんと説明してくれるので初来店でも問題なく食事を楽しめます。

IMG_4140s4140.jpg

最初に提供されるご飯、鯛のお刺身、香の物

刺身は薄造りですが10枚近くはあるのでかなり楽しめます。個人的には刺身主体でいただきました。

IMG_4143s4143.jpg

自作の鯛茶漬け

お茶漬けはお刺身ができるだけ煮えないように注意して注ぎます。三枚だけ載せてさらりといただきました。
刺身が漬かっているゴマだれのお味はお茶漬けにすることが前提となっているためか少し濃い目ですね。

基本的に鯛茶漬けは11時半開始のみで予約客のみ受け入れる形ですので、行かれる方はあらかじめご予約下さい。カウンター以外に個室もあるようです。

お値段からするとかなり質の高い物をいただいたように思います。他のコース料理やお弁当についてもどんなものかと興味がわきました。お勧めのお店です。


(いただいたもの)

鯛茶漬けのランチセット

・前菜:なすの揚げ浸し、鯛のあら煮、焼き胡麻豆腐

・鯛茶漬け(ご飯、ごまだれに漬かった薄切りの真鯛の刺身10枚ほど、香の物、煎茶)

・甘味:かぼちゃの豆乳寄せ




テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

星つきシェフ新店情報:クリストフ・エ氏ガストロノミー新店開店

ロワール地方ブロワ近郊の町モンリヴォーで星付き店を経営されているシェフのクリストフ・エ氏が先月19日オルレアン郊外のアルドンに新たなガストロノミーレストランラ・ターブル・ダコテ」を開店させています。

オルレアン在住のお客さん達がモンリヴォーのお店に週末いらっしゃることがあるようで、平日それらのお客さんに来てもらえないかと考えているようです。

新店シェフはまだ26歳とお若いオレリアン・ラルゴ氏で先日ビストロ開店の記事を掲載しましたラ・ロシェルの二つ星シェフ、クリストファー・クータンソー氏のもとで修業された方になります。

モンリヴォーのお店ではロワール地方の川魚にスポットをあてているようですが、新店ではソローニュ地方のジビエや海のお魚が中心食材になるようです。さらには自家菜園で作られるお野菜を使った料理もまた売りのようです。

新店の規模は35席から45席で、予算は70ユーロ弱となっています。

シェフとしては新店でも星を狙っているとのことで、それが当面の最優先順位の課題になりそうです。




テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

レストラン訪問記:阿佐ヶ谷「メゾンクルティーヌ」(ビブグルマン)

かつてパリにて一つ星に輝いていた店が東京・阿佐ヶ谷に復活ということで前から気になっていたこちらにうかがってきました。パリの店で雇われのシェフをされていた日本人シェフが名前を譲り受けて東京で開いたお店になります。

IMG_4110s4110.jpg

現在ビブグルマンの評価ですが、シェフは星をとる決意をされてビブグルマンでの掲載は辞退されたとのことです。

うかがってみての正直な感想をいうと、サービス、お料理とも星を得るにはまだまだ時間がかかるだろうと思いました。

まずサービスですが、最低限のサービスができているのかなと最初は感じたのですが、メイン料理をまさかのオーダーミスが起きてしまいました。人間失敗はつきものですが、かなり真剣な仕事場での大きな失態なので、こちらへのインパクトも大きかったです。居酒屋などでもなかなかないレベルの失敗ですね。

サービスは一人の方が担当されていますが、帰り際にまたいらしてくださいという定型の営業トークがありましたが、それをいう前にまずはオーダーミスを改めてお詫びするべきだと感じました。オーダーミス自体はもう過ぎたことで気にしていませんが、自分に都合のいいことだけお願いしている印象がしてしまうのであまりいい感じがしません。

さらにお見送りですが、例えば「ひらまつ高台寺」では一般道に出て客が見えなくなるまで数百メートルもあるのですが支配人はきちんと最後まで見送ってくれていましたが、こちらでは数メートルで客が見えなくなるような立地でありながら、振り向いたらすでにサービスの方は店内にいて影すら見えませんでした。

人材不足はどこの世界でもあるでしょうから人をかえろとは言いませんが、かなりの意識改革が必要に思います。星など目指さずのんびりやっていくということであれば別に何の問題もないでしょうが。

お料理については、かつてパリで星がついていた時代のお料理は上質なビストロ料理という感じでしたが、東京ではガストロノミーな料理を提供されています。

IMG_4120s4120.jpg

細かいことをいうと色々あるのでしょうが、盛りが小さめでどうしてもコスト意識が先行しているように感じられてしまいました。例えばメインのアッシパルマンティエ(写真)のお肉はくず肉のひき肉がほとんどだったように思います。あまりくず肉ばかりだと口の中に繊維がひっかかってどうしてもちゃんとお料理をいただいたという感じになりにくいです。

またメインであるアッシパルマンティエのつけ合わせのお野菜の塩気が強かったです。味付けに安定感がありません。さらには前菜のスープに浮かべたお出汁のジュレですが、ごろっと塊のまま入っていて美しくないです。最低でも丸に型抜きするなどしてプレゼンテーションへも配慮した方がいいのではないでしょうか。スープの味自体はトウモロコシの甘さが感じられてとても美味しいだけに残念です。

デザートは軽めにソルベにしました。自家製とのことでしたが、マンゴーのソルベがトイレの消臭剤のような臭いがして好きになれませんでした。もっとシンプルにマンゴーの香りを引き出していた亀戸の「クチーナ・シゲ」のマンゴーのソルベの方が断然美味しいです。

パンについてくるバターの代わりのチーズもコストカットのために利用しているようにしか思えない、あまり美味しいとは思えないものでした。また最初のパンは温めた新しいパンを出していただきましたが、二回目のパンは明らかに前日のしけたパンで、かつ温めてもなかったです。普通の客なら最初と二回目のパンの違いに簡単に気付きます。

ちょっとしたことの積み重ねで、お店への期待がどんどん薄らいでいってしまう体験をしてとても残念でした。美味しいものを食べさせてくれる場所とお客に感じさせないと一般的にはその客が再訪する可能性は低くなってしまいます。

予約の関係でシェフとメールのやりとりをしていたこともあり、訪問当日わざわざごあいさつをいただきましたので、あまり冷たいことも書きたくはないと思いつつ、もし何か感じるところがあれば参考にしていただければと思いあえて厳しいことを書かせていただきました。

店内の雑然とした感じもきれいに整えられるとさらにいいかなと個人的には思います。星の評価は皿の上にだけあると言われていますが、星がついているお店へあどこも清潔でとても整頓されているお店がほとんどです。


(いただいたもの)

ランチコース(パン付き)

・ 前菜:宮崎県産ゴールドラッシュのスープ 甘草と絹糸のジュレ

・ メイン:アッシパルマンティエ

・デザート:マンゴーとルバーブのソルベ

・お茶:ハーブティー(フレッシュではない)



テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

星つきシェフ新店情報:二つ星シェフ、クリストファー・クータンソー氏ビストロ開店

ブルターニュ地方ラ・ロシェルにてお父さんの代から二つ星を維持されているクリストファー・クータンソー氏がこのたび同地に初めてのビストロを開店されました。

店名は「ラ・イオル・ドゥ・クリス」でコンセプトは場所柄、幅広い魚介料理を取りそろえた魚介ビストロとなっています。本店にあたるガストロノミーレストランに併設される形で本店同様海を望む素敵な立地にあります。

店内には長いカウンターがあり、大テーブルに客が座る形で80席が用意され、屋外のテラスにも同数の客を受け入れることができ、週7日開店するお店になります。

お料理はイシモチ、鰈、イカなどを鉄板焼きで、鰯、鮪、タコなどを炭火で焼いて提供したり、魚介料理店でよく見られる海鮮盛り合わせや生牡蠣なども用意するまさに魚介ビストロです。

午後に来る地元のお客さんをもターゲットにしているようで、カクテル、生ビールなどの飲み物やクレープ、ゴーフル、アイス、シャーベットなどのスイーツ類もかなり種類豊富に用意されているとのことです。

ラ・ロシェルまで行かれた際には行かれてみてはいかがでしょうか。




テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

レストラン訪問記:築地「パラディーゾ」(ビブグルマン)

新鮮な魚介類が手に入る筑地にあるイタリアンレストランで以前から評判のお店のようです。

この日は例外的に普段休みの水曜日の営業ということもあって行列などありませんでしたが、ふだんは昼でも予約が必要な人気店のようです。予約の電話をしたところ直近の日付は一杯のことが多かったように思います。

最初にサラダが出されますが、申し訳程度のランチサラダという量ではなくかなりボリュームがあり満足できます。

IMG_4105s4105.jpg

定番という貝類のリングイネをいただきましたが具だくさんでアルデンテのパスタとあいまって美味しくいただけました。

メニューには他にもパスタがありますが、その日のお勧めの魚介を使ったパスタが日替わりであるともっと魅力的なお店になるかと思いました。

せっかくなのでドルチェもいただきましたが、こちらはランチ用などではないアラカルトからの注文のためランチの値段と比べてしまうとちょっと高価な感じがします。

味はある意味単調で量が多いので最後にはあきがきましたが、普通に手作りしている感じで美味しかったです。

サービスはカジュアル店なので大きな期待はありませんでしたが、特に問題はなく、気のいいお兄さんたちが気持ちよくサービスをして活気あるお店を支えているそんな印象でした。


(いただいたもの)

ランチパスタ(自家製天然酵母のパン(フォカッチャ)つき)
・ 季節の野菜サラダ
・ 本日入荷の貝類とチェリートマトのリングイネ(追加料金あり)

アラカルトの本日の自家製ドルチェ:シチリア産ピスタチオを使ったカタラーナ ミルクのジェラート添え



テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

sidetitleプロフィールsidetitle

Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitleランキング参加中sidetitle
クリックお願いいたします!
食べログ グルメブログランキング
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitleサイト内検索sidetitle
気になるお店、お料理など是非こちらで検索してみて下さい。
sidetitleメールフォームsidetitle
個別のメッセージはこちらまでお願いいたします。

名前:
メール:
件名:
本文: