週末よい出会いがありました。
この日はあらかじめ外食の予定でしたが、ふと見かけた先週開店したばかりのこちらにふらりと出かけてみました。
ラ・レッテラのオーナーが開いた
ワインバーとのことでした。場所は飯田橋に近い、
神楽坂の小栗横丁側の路地裏ビルの地階になります。
バーはその立地で店内の雰囲気も変わるものと考えます。二階よりは地下の方が籠もった感じがあってよいでしょう。
中心部からわずかに離れただけなのに静けさを感じる立地もまたよいですね。
レッテラとはうってかわって照明を落としたシックな店内、壁面は打ちっ放しのコンクリートで、そのせいかカジュアルな雰囲気が出ていますが、バーとしての落ち着きさ加減は絶妙です。
低めのカウンター、大ぶりのソファー、さりげなく流れるジャズの音(ね)、インテリアの一部ともいえるカウンター正面のグラス類などもまたいい具合です。そして店内禁煙は貴重です。
最初の一杯は生ビールで。きれいな泡がとても美味しいハートランドでした。
ワインはなかなかよい値付けですが、
イタリアの各種ワインが揃っていて、グラスでは赤白泡含めて九種類ほどの提供でした。
一番基本的な白をいただきましたが、辛口でありながら果実味たっぷりのいかにも南の白という感じでとても気に入りました。
お料理はワインに合う小さなお料理が揃っている印象ですが、これから少しずつ広げていくとうかがいました。
20時の開店ということで、二次会としての利用がやはり多いでしょうか。そう考えるとこれくらいのフードメニューでも妥当なのかも知れません。
いただいたのはチーズの春巻と焼きリゾットでしたが、どちらも満足のいくお味で、熱々を美味しくいただきました。
最後、オーナーの方とお話ししましたが、お客さんをたてる姿勢に感じ入るところがありました。
ラ・レッテラで感じたサービスの心の理由がこの晩わかった気がしました。
女性の店長さんがこれからは仕切っていくようでしたが、もう少しお客さんとのやりとりがスムーズにできるようになるとよいですね。サービスは難しいですが、是非オーナーの志を無駄にしないでいただきたいです。
お店に期待すればこその苦言として聞いていただければと思います…。
これから長いおつきあいが始まることを予感しつつ帰路に就いた夜でした。
(いただいたもの)
飲み物
・生ビール(ハートランド)
・白ワイン(
マンノドーロ) →
イタリア・カラブリアのワインとのこと
お料理
・つきだし:オリーブ
・リコッタチーズの三角春巻
・焼きリゾット(パルメザンチーズと羊のラグーソース)
→ 趣はドリア。美味しくて量も十分。冷たいワインには合うと思います。
10'colors (ワインバー / 飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅)
テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ