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レストラン訪問記:銀座5丁目「エスキス」(★★)

ランチ時に、初めての訪問でした。こちらも昨年2022年1月末の訪問です。

サービスは色々と残念な点が見られて、多くは述べませんが、シェフの思いが隅々まで行き渡っているわけではないという印象でした。

例えば、脱いでいたコートを入口で預けますが、コートをむしり取られました。そんな大げさなと言われるかもしれませんが、若い男性サービスマンのペースで有無を言わさずはぎとられる感じでした。気持ちが良いわけがありません。

サービスマンの自己中心のサービスが最近のトレンドでしょうか。そういう場面が増えているように思います。まずサービスマンが中心にいて、客がそこに合わすように強制される、そんなゆがんだマインドのサービスが最近は多いですね。ここもですが、それなりのお金を取るような場所でそうだから、がっかり感がなお大きくなります。

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全体的に言えば、お料理は素晴らしいです。三つ星を志していることがお皿から感じられました。機会があれば再訪したいです。

かなり小さいサルですが、席の間はそれなりに距離があり、快適に食事ができるようになっています。パリの三つ星店「ランブロワジ」のような雰囲気を感じました。

料理は三つ星を志向するレベルの高いものですが、サルの小ささもあって、比較的カジュアルな雰囲気があるとも言えるかもしれません。

予約時点でのお値段から値上げがあり、予約時点でのお値段での御提供でした。当たり前と言えば当たり前ですが、こういうところしっかりしておかないとお店の信用に関わるというものです。

コースにはあらかじめグラスシャンパン及びミネラルウォーターが入っての値段設定になっています。料理の質が高いので、高い食事をしたという感じになりません。とても良いパフォーマンスです。

最後はシェフのリオネル・ベカ氏のお見送りがあり、かつてシェフが料理長を務められていたトロワグロの東京支店に伺ったことや欧州に滞在していたことなどをひとしきりおしゃべりしてお店を後にしてきました。とても気さくで、感じの良い方でした。

退店時お土産を頂けますが、こちらもまた美味しい焼き菓子でした。家に帰っても楽しい食の思い出の余韻が続きます。


(頂いたもの)

ランチコース12,320(税サ込み)
(→グラスシャンパン、ミネラルウォーター、パン、食後のお飲み物、小菓子以外の料理名は頂いたメニュー表から転載しています。グラスシャンパン、お水ともコース料金に含まれています。なお、上記コース料金は訪問時のもので、記事投稿時点で同じコースの料金は20,160円となっています。)

限りなく微細な揺らぎ…
それぞれの観点と直観

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グラスシャンパン:ビュルカールサルモン ブランドブラン ブリュット


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儚さ シマエビ、フランボワーズ、弓削瓢柑
(→最初、柑橘が香っています。そして海老の甘味が次にきます。また、海老にはほのかな昆布の旨味が感じられます。つい数日前に「祇園まんま」でも同じように生の海老を頂いていたので、対比ができて楽しかったです。どちらもいい勝負でした。)


ミネラルウォーター(ガスなし) 沼津のワサンwasan


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奏で 貝、金柑、セリ
(→火入れが絶妙で、つぶ貝、ホッキ貝が甘いです。柑橘がここでも効いていました。マッシュルームのスライスが綺麗です。つぶ貝の肝ソースがほのかな苦味で良いアクセントになっています。)


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共生 舞茸、猪、トリュフ
(→土を頂く趣向でした。天然黒舞茸の高貴な香りがたまにしていました。トリュフは熟成により、土と同化したような深みが出ています。素晴らしい天然素材が主役の料理で、単純な高級食材自慢ではないお料理で、さすがと思わされます。そういうお料理はやはり好きです。同じお料理が隣に運ばれた際でも、トリュフの香りがすごくしていました。)


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パン(蕗の薹とヘーゼルナッツのパン)
自家製バター(ジャージー牛のミルク 藁に漬け込み香り付けしたもの)


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雪と海 甘鯛、根菜、ふきのとう
(→完璧なお料理です。素材、調理とも最高で、繊細です。また肝心の味も、素晴らしい美味しさでした。さらに見た目も美しい。根セロリピュレ、蕗味噌とも素材の香りが爆発していました。ほじそと自家製からすみもいい味変に一役買っていました。ソースもしっかりと旨味があって美味しいです。言うことがない一皿で、素晴らし過ぎました。)


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パン(フランス・ベリー地方の石臼で挽いた粉を使ったパン)
(→やや酸味がありますがパン本来の美味しさ感じました。素晴らしいです。お代わりもこちらを頂きました。バターもお代わりを出してくれます。)


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靄 鴨、キャベツ、菊芋 
(→京都府亀岡市七谷川で飼育されている鴨を使用しています。亀岡は一宮旅でも訪ねたことがある場所で七谷川は桜の名所にもなっていますね。リードヴォーや鴨肉ちりめんキャベツ包みもあります。鴨肉の旨味、脂、苦味を堪能できました。鴨は火入れが完璧で最初ほのかに炭が香りました。肉の旨味が噛むほどに口の中に広がります。付け合わせのカシス風味の焼いたヘーゼルナッツもまた独特の苦味があり、こういう味覚を味わうとやはりフランス人シェフのお店と思います。菊芋は香ります。焼き加減もきっちりでした。カシスはある意味定番の付け合わせですね。もちろん見た目も美しいです。キャベツ包みにも苦味が感じられました。)


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遺産 日向夏、木の芽
(→デセール一皿目です。雪をイメージしたとのことで、レモンタルトを意識したデセールと説明がありました。柑橘の香りがまずします。酸味と甘味が心地よく、木の芽が日向夏の香りと同じ方向なので、香りが加速される感じがありました。全体のバランスが素晴らしく、美味しいです。もう少し冷えていたらさらに良かったでしょう。またもっとコンパクトな別な器に入れるのもありかと思いました。さらに、もう少し量があると良いし、食べやすいとより良いかもしれません。)


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愉しみ アマゾンカカオ、ヘーゼルナッツ
(→軽いが風味がしっかりあり、食感も楽しくて美味しいチョコレート菓子でした。)


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食後のお飲み物:フレッシュハーブティー(→ミント、レモンバウム他のブレンド)


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小菓子:高知産黒糖のタルト セップパウダー、カカオパウダー 手で食べる趣向
(→軽くてさくさくと口に入ります。ほのかにセップが香っていました。小菓子も洗練されています。)





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レストラン訪問記:和歌山市「オテルドヨシノ」(★)

昨年11月に初めて伺ったこちらへ、季節の真鴨をリクエストした上での訪問でした。ところが、電話でしっかり打ち合わせていたにも関わらず、しれっと別の食材(マルカッサン(=仔猪))がメインに入り込んでいるのを最初に見つけ、一気にテンションが下がってしまいました。


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サルの様子

季節のど真ん中で、リクエストをしていて、他のお店(大阪市「イデアルビストロ」、伊賀市「レチュード」、京都市「祇園まんま」(記事未掲載))でもきちんと御用意くださっていたり、何ならリクエストなしに提供されたお店もあった(佐倉市「プレゼンテスギ」(記事未掲載))のに、何故ここはそれができないのかと、不信感が募りました。食事中、定期的にそのことが頭に去来して、今回はソムリエの方が色々なお酒をサービスしてくれていましたが、それでもその残念感は消えませんでした。

季節物とはいえ、自然相手のことですから、入手できないこともあるでしょうが、他のお店ではきちんと用意してくれていたこともあって、やはり努力が足りないのではと思いました。

電話予約の段階で、天然の真鴨をお願いすると、通常のコース料金では無理で、17,600円のコースなら可能とのことでしたので、そのコースをお願いしていました。先方としては、予約でそのコース料金を領収できることが確定していますから、正直利益相反というか、食材収集に対して大して熱意を持たなくても、ビジネス的には成立しているので、熱心に食材を探し求めなかったとも解釈できます。そうだとしたらなんとも残念です。

そのせいか分かりませんが、最後、シェフの挨拶はなく、ばつが悪くて出てこなかったと理解しました。あるいはこの日は御不在でしたでしょうか。いずれにしても、上記の、リクエストをしっかり聞いて果たしてくれた他のお店の誠実さや熱心さを思う時、これはシェフやお店としては大失態でしょう。

真鴨の代役としてメインに居座った仔猪ですが、やや身も固く、到底真鴨の代役を務めるに足りる役者ではありませんでした。

誠意のあるお店であれば、リクエストした食材が手に入らないなら、客に連絡をして、その食材はないが、他の良い食材(仔猪)があるから、それで良いか確認したでしょう。その食材を使うために高いコースにすることを店の方から要求した経緯があるからです。

正直食べたいと思ってお願いした真鴨に代わりうるような食材でなければ、17,600円のコースをお願いする動機はこちらにはなく、前回満足できた9680円のコースでお願いしたはずです。

もちろん高いコースなので、皿数が一皿だけ増え、食材が多少良くなっているのですが、それもちょっとだけキャビアが入った軽めの冷前菜が増え、コンソメに黒トリュフの浮き実が入ったり、パテにトリュフが少し入ったくらいの違いで、値段がほぼ倍増しているだけの価値あるものを提供されたとは到底感じられませんでした。リクエストしていたものが提供されていない段階で、相当に心くじかれていますので、それを挽回するだけのお料理は正直頂けませんでした。

こういうことがあると交通が不便であるのにそれをおしてまで再訪しようとはとても思えなくなります。客にそういう思いをさせていることを認識し、意識を改めないと、今後の発展は望めないのではないでしょうか。

最後に、ソムリエ氏から、春の食材としてモリーユ茸や仔牛、乳飲み仔羊のお料理の案内がありましたが、今回のようなことがあると正直怖くてまたすぐに行こうと思えません。そこまでお人好しではありません。

単純にお金だけの問題ではなく、着座してこちらが尋ねるまで、リクエストした真鴨のことは素知らぬ風でいた態度がまずもって問題だと思います。

いいお料理を出す、いいお店だと思っていましたが、少し認識を改めました。

お料理についても、まだ記事にしていませんが、東京で先日訪れた「エスキス」のお料理などと比べると、圧倒的にレベルの差が感じられましたし、この広い日本には素晴らしいお店がいくつもあるはずなので、無理して和歌山詣でをする必要もないのかなと思うようになりました。

いつになるか分かりませんが、次回訪れる際にはそのあたりの意識の改善がなされることを願っています。

今回は不思議と以前は存在しないと説明されたペアリングが用意されていて、食材がなかったことのお詫びの趣旨なのか色々とサービスをしてくれたように思います。ただそれでも残念な思いは拭われることなく、お店を後にしました。


(いただいたもの)

ムニュスペシャル17600(*サービス料10%別。以下同様。)
(ワインペアリング9350)
*ドリンク、グジェール、チーズ、アヴァンデセール、食後のお茶、小菓子以外は全てお店で頂いたメニュー表を転記したものです。


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テーブルセッティング

ミネラルウォーターボトル:アクアパンナ1320

グラスシャンパン:アンリジロー ナチュール2200
(→泡のキメが荒いです。少し残念なシャンパンでした。)


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シャンパンスナック:グジェール
(→チーズの濃厚さがやや足りない感じがしました。)


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紋甲イカのタルタル 
(→ポワロのムースが入っていて甘いです。イカはねっとりして口に絡み美味しいです。繊細な作りでした。)


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古座川の鹿
(→鹿のコンソメでした。前回お肉をいただいた鹿のコンソメでした。濃厚です。トリュフの浮き実が入っていますが、こちらは大して香りもなく、平凡でした。トリュフをコンソメスープに入れる料理は以前フランスの「トロワグロ」でも頂きましたが、あまり香っていませんでした。正直あまり良い相性ではないのかもと思います。)

グラス白ワイン:アモンティヤード(スペイン)
(→熟成された濃密な香りでブランデーのようだが丸い味できつくありません。トリュフの香りに合わせたお酒とのことでした。)


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甲殻類のジュレ カリフラワーのムース
(→カリフラワームース キャビア、足赤海老で作られていて、カリフラワーが繊細に香ります。ほのかな野菜の香りが楽しめて美味しかったです。)

グラス白ワイン:ドイツ 辛口リースリング 2019


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フォアグラとトリュフのマーブル
(→フォアグラテリーヌとブリオッシュという定番の組み合わせでした。安心安全の予定調和です。フォワグラに忍ばせたトリュフの香りが良く楽しいです。フォアグラの質も素敵でした。綺麗だし、これぞガストロノミーという感じで好印象でした。温めたブリオッシュも外さなかったです。ソーテルヌのジュレもいいです。)

グラスワイン:ラタフィアブルゴーニュ サントネープルミエクリュ


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和歌山の平目
(→繊細な身質は鮮度のせいでしょうか。前回は茄子でしたが、今回のキャベツづくしの付け合わせも楽しかったです。クエのテリーヌは、洋風焼き蒲鉾でした。川魚で作る洋風はんぺんのクネルより硬めな作りでした。)

グラス白ワイン:サビニエール2016


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和歌山の仔猪
(→脂が硬めですが濃厚な旨味があります。これはこれで良いですが、季節の真鴨の代役は到底務まりませんでした。)

グラス赤ワイン:サンモン


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チーズ2200:コンテ(2年半熟成)、モンドール、バノン はっさくのピール イチジクのドライフルーツ


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アヴァンデセール:ミルクシャーベット


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洋梨のサヴァラン
(→旨味、苦味、カリッとした食感など色々楽しめて美味しいです。もう少しアイスが欲しいですが、これで一皿として完成していてそれは良かったです。)

グラスデザートワイン:サヴォアの甘口


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食後のお茶:ハーブティー(ローズマリー、レモングラス、ほうじ茶のブレンド)
小菓子:チョコレートケーキ、カヌレ、カシスのパートドフリュイ






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レストラン訪問記:伊賀市(島ヶ原駅)「レチュード」(★)

年の初めに伊賀の一つ星フレンチへの二度目の訪問が実現しました。今回は能褒野にある日本武尊の聖地巡礼を一つの口実にしての訪問でした。


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お店の外観

年末に伺った大阪の「イデアルビストロ」同様、こちらでも真鴨をリクエストしていて、お値段も特別価格の設定を承諾しての食事でした。

もともと席数が少なめで、プライベート感があるお店ですが、コロナでさらに減員している上、この日はキャンセルが出たとかで、期せずしてまるまる貸し切りのプライベートダイニングとなっていました。前回は個室に通していただきましたが、この日はメインダイニングを個室にしての食事で、とてもくつろげました。

一人でもあり、早い時間の電車に乗って帰れるかもと思いつつ、早めに出してもらっていましたが、やはり少し急ぐ感じになって、くつろげないと感じたので、早めに帰ることは早々に諦めていました。お店から駅までもそれなりに距離があり、田舎の暗い夜道を行くので、田んぼに落ちたりしないように注意が必要だったりもしますから、やはり余裕が欲しいところでした。

今回はお酒が飲める時期でしたので、ペアリングをお願いしていて、魅力的なお酒を提案して下さって、味の楽しみを得られただけでなく、勉強にもなりました。ワインに合わせた立派なグラスも惜しみなく使ってくださって、食事の時間がさらに豊かになりました。また、良心的な価格設定もありがたいです。アルコールが飲める方は是非注文されることをお勧めいたします。


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テーブルセッティング

お料理については、以前と変わらぬ出で立ちでしたが、海老のお料理とその付け合わせのお野菜(カリフラワー)がとても美味しくて印象に残りました。海老はひたすら甘く、お野菜はその美味しさが存分に引き出されていました。野菜料理でここまで心に残ることは珍しいです。

食前酒はこの日開いていたシャンパンでした。

グラスシャンパン N.M.(ピノノワール70%・シャルドネ30%)
(→「N.M.」とはすなわち、フランス語の「Non Millésimé(ノンミレジメ)」つまり英語でいうノンヴィンテージのことです。ピノノワールの効果でしょうか、ふくよかな味わいに感じました。年末年始はブランドブランばかり飲んでいたので、別の個性をはっきり感じられて良かったです。不思議なことにこのシャンパンの泡はブランドブランよりきめ細やかな印象でした。)


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グジェール


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レンズ豆のポタージュ 菊芋のピューレ ミルクフォーム カレンデュラ(花)
(→レンズ豆のスープである時点で、スープの色はやはり美しくはありません。菊芋、レンズ豆どちらを食べさせたいのか不明な点が少し残念でした。やや菊芋の方が香っていたかもしれません。しかしスープとしての美味しさはもちろんあり、元気をもらえる感じでした。)


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サワラの燻製
(→上品な燻した風味をまとった脂ののったサワラでした。最近は各所で生の鰆を食べることが多く、鴨祭りの裏テーマは鰆祭りかもしれません。小さいですが、ハーブや大根の香りがプラスされて良い味になっています。菜花のソースも作ってあって良心を感じます。)

ここからパンの提供がありました。前回バターがなかったようですが、普段から提供されているとのことです。パンはやはり温めて出してくれますし、パンも普通に美味しいです。バターもきっちり頂きます。


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足赤海老のソテー
(→カレーオイルが食欲そそる。また、焼いたカリフラワーがものすごく美味しかったです。海老は甘く、カリフラワーのピュレと合っていました。お皿温めて出してくれているのも良い配慮でした。)

グラス白ワイン:サンセール ヴァンサン・ゴドリ 2019
(→無難な味です。ミネラルを感じます。)


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伊賀牛頬肉のポトフ
徳島産赤鮑 伊賀牛 椎茸 肝と柚子胡椒
(→肉は柔らかくて昇天する旨さです。スープはかなり濃厚でした。お皿は温めて提供されていました。)

・グラス赤ワイン:ブルゴーニュ フレデリック・マニャン 2018
(→香りが高く繊細なお味で、素晴らしい赤でした。ブルゴーニュ用のグラスで提供していただきました。)


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本日のお魚料理:キアラのポワレ
(→弾力があり、旨みがありますが、やや火が入りすぎた印象でした。同じお魚を奈良の「アコルドゥ」で頂きましたが、アコルドゥの方が処理が良かったです。ネギのソースとの相性もいまひとつ完璧とは言い難かったようです。)


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グラス白ワイン:マルセル・ダイス(アルザス) 2017
(→アルザスの有名酒蔵のダイスのブレンド酒です。「シャンバール」でもおそらくグラス提供されていたお酒で、アルザスの各種ブドウをブレンドしているお酒で、華やかな香りして好きなワインでした。)


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メイン肉料理:真鴨のロースト
(→宮城県で獲ったたという鴨の味が濃く良いです。また脂もありいい感じでした。トリュフもそこそこ香っていました。シェフとのお話では、もう一週間くらい熟成させると良かったとのことでしたが、入荷のタイミングでそれはならなかったようでした。)

グラス赤ワイン:サンジョゼ シャーヴセレクション 2016
(→野生的な香りがします。シラーの太い感じが好きです。マニャンのピノノワールと共に、ワインの楽しさに再び開眼させられました。)

チーズ(カマンベール、コンテ)の提案をしていただきましたが、年末年始自宅でチーズを沢山食べていたので、今回は諦めてデセールへ直行しました。


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アヴァンデセール:柚子のブランマンジェ
(→繊細です。柚子の香りが良いアクセントでした。)


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デセール:紅ほっぺのデセール
(→まとまりのないデセールなので正直個人的にはあまり評価が高くありません。苺が好きなので、苺をもっと主役にしてほしかったというのが本音です。)


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食後のお茶と小菓子

初めてのディナーで、特殊な状況ではありましたが、マダムのサービスからはおもてなしの心が感じられ、安心して食事ができました。一人だったので、おしゃべりにも結構おつきあいいただきました。記事には書けませんが、他に、お二人から色々な御配慮を頂いて、結局お受けしなかったものの、大変有り難く思っていました。

次回訪問はしばらく未定ですが、やはりお酒が心おきなく楽しめる環境下で伺って、次回はいよいよ伊賀上野のお城あるいは関宿を訪ねたいと思っています。


(いただいたもの)

ディナー特別コース13200
*特別コースはメインに真鴨をリクエストしていたためです。通常のコースは9000円弱のようです。
*下記記載は頂いてきたメニュー表を転記したものです。

グジェール
小さなシュー生地にベーコンとブロッコリーのクリームを詰めて

レンズ豆のポタージュ
菊芋のピューレ カレンデュラ

サワラの燻製
カブのソース 大根のサラダ パセリオイル

足赤海老のソテー
カリフラワー 海老とイカスミのソース

伊賀牛頬肉のポトフ
椎茸 アワビの肝と柚子胡椒のペースト

本日のお魚料理
キアラのポワレ 白ネギ クエのコンソメ

真鴨のロースト
腿肉のクレピーヌ シヴェソース

柚子のブランマンジェ
キウイ ライチのソース ヨーグルトのソルベ

紅ほっぺ
紅茶のジェノワーズ ホワイトチョコレートのクリーム バニラのアイス

紅茶(月ヶ瀬・岩田さんの有機紅茶)

お茶菓子


飲み物:
ワインペアリング5種5500
・グラスシャンパン N.M.(ピノノワール70%・シャルドネ30%)
・グラス白ワイン:サンセール ヴァンサン・ゴドリ 2019
・グラス赤ワイン:ブルゴーニュ フレデリック・マニャン 2018
・グラス白ワイン:マルセル・ダイス(アルザス) 2017
・グラス赤ワイン:サンジョゼ シャーヴセレクション 2016






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レストラン訪問記:京都市(烏丸御池駅)「NAKATSUKA」(★)

秋の紅葉の季節に、昨年発刊の最新版ミシュランにて一つ星に昇格されたフランス料理店に伺いました。京都ではどうしても懐石に足が向きがちなので、今回は気持ちを強く持って、こちらに行ってきました。


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お店の外観

今風の簡素な店内で、入って左手が道路に面していて、テーブルが2卓、右手にカウンターが奥に向かって伸びて、さらにその奥におそらく6名がけくらいのテーブルがあるようでした。

この日はカウンターの一人客ということで、できればテーブルが良かったですが、左手のテーブルには二人組の先客がいましたし、奥には4名のモンスター達がいたので、まあカウンターが無難でした。この日はそんな日と受け入れました。

モンスターと書きましたが、奥にいたお客さんの声の大きさよ。ここは居酒屋かと思うくらいの音量で、どうでも良い子供の話などを延々としていました。ここは大人が落ち着いて食事を楽しみに来る場所ではないのか。日本での星付き店は、残念ながらこういう下品な客が小銭を持って集まる場所にもなってしまっていて、大変残念です。お店としても客なのでむげにもできないでしょうが、他の静かな客にとっては大迷惑であることを銘記していただきたいと思います。

また、音の苦情ついでにいうと、調理に使うタイマーがややうるさく感じられました。こちらは少し気にしすぎかもしれませんが。

お料理は全般繊細な作りで良かったのですが、丁寧な調理をしているためでしょうか、皿の提供が遅めでした。そのため、食事の途中で悪い感じに満腹になってしまうと感じていました。席が半分も埋まっていない状況でこの提供の遅さは絶望的といえるかもしれません。

また、香りがコンセプトというわりには、それぞれの料理は丁寧な調理で美味しいものの、さほどはっとするような香りの体験はできなかったように思います。

ジャンルは違いますが、御近所の和食店「京料理 藤本」さんの方が、半額以下のコースで、はっとする食材の香りを感じさせられたこともあり、率直に料理としては上だと思ってしまいます。

飲み物については、食前酒としてアペリティフメゾン(特製カクテル)が用意されていたのはポイントが高かったです。

この日は巨峰を使ったカクテルで、シャンパンカクテルとして提供していただきました。また、リーズナブルな価格設定でペアリングも提案されていて、平均的というか、ポピュラーなお酒ではありましたが、良心的で良いと思います。

サービスについては、パンは聞かずにお代わり出して欲しかったです。それ以外の点では特に不愉快な点などはありませんでした。

最後、帰り際にシェフから焼き菓子二種が入ったお土産を頂けたのはうれしかったです。気が利いていますね。シェフは繊細そうな方で、上に不満を少々書きましたが、良いお仕事をされていると思います。


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テーブルセッティング

香りのコンセプトについてはメニュー表が用意されていて、こういう行き届いた心配りは嬉しくなります。「はじめのん」に続く箇所についてですが、左が香り、右が合わせる食材とのことです。

この日のランチコースの内容を、頂いたメニュー表から抜粋します。

はじめのん(アミューズ)
秋刀魚・赤海老・栗

ディル×かます
カチョカバロ×しらす
牡蠣×鰆
備長炭×南の島豚

スパイス×洋梨

〆のん
香るTea お茶菓子


食事は、食前酒から始まります。先ほど書いた、アペリティフメゾン(巨峰のオリジナルシロップ使用シャンパンカクテル)を頂きます。甘みがやや強めですが、良いお味でした。

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秋刀魚・赤海老・栗から秋刀魚・赤海老

アミューズ1:エビのスナック(右奥)と秋刀魚のタルト(左手前)
(→海老のスナックがビックリするくらい軽いのですが、すごく美味しいです。
また、薫香が素晴らしい秋刀魚と合っていました。紫蘇の花の香りもいいコンビです。下は牛蒡を入れて燻したものでした。)


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秋刀魚・赤海老・栗から栗

アミューズ2:フランス産栗のムース コーヒーのオイル ローストしたココナッツ
(→ほんのり甘くて優しい味です。甘味は、自然の栗の甘味にやや加糖しているとのことでした。)


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ディル×かます

前菜1:ディルとカマス
(→ディルの香りは感じにくいですが、富山産かますは質が良く、炙られていて良い脂を感じました。クスクスも香り、食感とも良くて楽しいです。見た目もきれいで、とても美味しい冷前菜でした。)

ペアリング白ワイン:ロワール(ソービニョンブラン) 
(→かなりポピュラーなお酒ですが、料理との相性は良くわかりませんでした。)


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カチョカバロ×しらす

前菜2:カチョカバロとしらす
(→アルザス地方のピザともいえる、タルトフランベ仕立てゆえか、合わせるワインは個人的に好きなアルザスワインでした。細かなチーズの香りが良く、しらすと出汁の相乗効果で、美味しくて秒速で食べ終えました。トリュフの香りを感じたので聞くと、サワークリームにトリュフオイル入っているとのことでした。温前菜ということで、皿を温めての提供で、良い印象でした。

ペアリング白ワイン:アルザス(リースリング) 2016
(→ミネラル強めのワインですが、キリッと辛口でしまっていてよい。不思議とタルトフランベとも合っていました。)


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牡蠣×鰆

魚料理:牡蠣と鰆
(→鰆は脂が乗っていました。半生半透明で抜群の火入れです。牡蠣のソースがまた良く香って美味かったです。こちらもきちんとお皿を温めて提供されていました。)

ペアリング白ワイン:オート・コート・ドゥ・ボーヌ 2019
(→バターのような豊かな香りです。滑らかで絡みつくワインでした。鼻に抜ける気高く、豊かな香りが心地良かったです。)

パン
(→外観は普通のバケットですが美味しいです。温めて提供してくれていました。バター、オリーブオイルはありませんでした。)


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備長炭×南の島豚

肉料理:南の島豚
(→ペリゴール産のトリュフはやや香るといった程度でした。量の問題でしょうか。豚の脂は美味しいのですが、コースのお値段からすると豚がメインなのは残念でした。また、お皿は温めてあったのですが、提供された時点ですでに冷めていて、肉も冷めてしまっていたのは残念でした。炭火焼きとのことでしたが、炭の香りは正直感じませんでした。)

ペアリング赤:リュリー 2017
(→軽めのピノノワールの赤とのことです。フランスでもランチのリーズナブルなグラスワインのラインナップに挙がるような手に入れやすいブルゴーニュの赤ですね。スパイシーで黒胡椒を感じます。お肉との相性は良くて、楽しめました。)


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スパイス×洋梨

デセール:洋梨のデセール
(→皿を温めて提供していたのが驚きでした。冷温の差を感じさせる趣向でしょう。スパイスがまさに決め手のデセールでした。アイスクリームもチャイティーで、香りが豊かです。烏龍茶ベースのフレイバーティーにしたのは、結果論ですが、我ながら良い選択だと思いました。)


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選べる茶葉

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選べる茶葉(説明)

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食後のお茶と小菓子

食後のお茶:烏龍茶ベースのお茶

小菓子:クッキー、プリン、栗とコーヒーのムースホワイトチョコ包み、シュー
(→上の記載の順で頂きました。どれも丁寧に作られていてとても美味しいです。ホワイトチョコ包みがより手が込んでいて感心しました。)

それなりに良いお値段を取る割にカウンターが主体というのが一人客には少し気になるところですし、また料理提供の速度が今のままでは厳しいというところもあり、個人的にはやや厳しめの評価になりますが、良いお店だとは思いますので、また季節を変えて伺いたいと思います。


(いただいたもの)

ランチコース7700

はじめのん(アミューズ)
秋刀魚・赤海老・栗

ディル×かます
カチョカバロ×しらす
牡蠣×鰆
備長炭×南の島豚

スパイス×洋梨

〆のん
香るTea お茶菓子(クッキー、プリン、栗とコーヒーのムースホワイトチョコ包み、シュー)


飲み物:
・巨峰のシャンパンカクテルメゾン1300
・グラスワインのペアリング(4杯)3300
(白)ロワール(ソーヴィニヨンブラン) 
(白)アルザス(リースリング) 2016
(白)オート・コート・ドゥ・ボーヌ 2019
(赤)リュリー 2017





テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

レストラン訪問記:大阪市中央区(天満橋駅)「イデアル・ビストロ」(★)

新年あけましておめでとうございます。昨年末はばたばたしていて、更新するすると言いつつ、できずに年が明けましたこと、どうか御容赦ください。

年始はのんびりしていましたが、これまでにためてきた記事を今年は定期的に(できれば週3くらいのペースで)アップしていきたいと思いますので、引き続き御愛顧のほどよろしくお願いいたします。今年から食事の金額もさりげなく注記していこうと思います。分かりにくいかもしれませんが、読み取って下さればと思います。

新年早々にまたいくつか行く予定のお店がありますし、月末には関東にも伺う予定です。

昨年紅葉の季節に大阪を訪ねた際の記事から再開です。この日は大阪のビストロを称した一つ星店へ伺いました。ビストロでも料理に繊細さがあれば、あるいは美味しければ、一つ星が普通につくことは、本家フランスでのミシュランでも実証済みです。

有名なところでは、パリの老舗ビストロ「ブノワ」でしょう。デュカス傘下に入ったことで、過去の家族経営のパリの小ビストロという在り方からは隔絶され、ワールドワイドに多店舗展開するブランドビストロとなってしまいましたが、それでも、過去星に輝いたその栄光の歴史は変わることはありません。

さて、「理想的なビストロ」と和訳できるこちらの「イデアル・ビストロ」ですが、前から読者様から良い評価を聞いていましたし、こちらのブログでも写真を何度も掲載させていただいていたので、ようやく初訪問ができたという感じでした。この日は初めましてのあいさつがわりにランチでの訪問でした。


IMG_2067s

店内風景

サービスはマダムお一人で、小さい店内とはいえ、各所に目配せしていて的確なサービスです。つかず離れずで良い距離感でした。

着席した際、卓上にほんの少しのパン屑が残ったままでした。簡単にでもとってほしかったです。気付かなかったのかもしれませんが、残念でした。

また、訪問日はボジョレーヌーボー解禁日でしたが、ボジョレーヌーボーが置かれていないのもまた残念でした。商売としては、在庫が残る危険があるので扱いたくないのは分かりますが、かりそめにもビストロを名乗るならば、そこはリスクをとってでも提供していて欲しかったです。単なる客のわがままと言われそうで、その自覚もありますが、ビストロを中心とした食文化の発信という観点からすると、あながちそうとだけも言えないと思います。

ただ、グラスワインのリストを見て、グラムノンの白が提供されていたので、懐かしく思い出してお願いしました。良いお味で好みでした。食後、大して用事があったわけでもないのですが、アルコールはこれ一杯に抑えておきました。

ランチはシンプルな構成ですが、ちゃんとコースでスープ、サラダといった健康的な料理が楽しめるようになっています。


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アミューズ:栗かぼちゃとレモンのスープ フロマージュブランと柑橘のエスプーマ パンプキンシード アーモンド カレーオイル チョリソ
(→なめらかな口当たりです。丁寧な調理で、美しい外観もポイントが高いです。その一方で、濃厚で美味しく、ビストロの重厚さ感じさせる味でした。スープながら、色々なアイテムが入っているのが流行りの今風ですが、味変のため必要最小限の盛り込みに抑えている感があり、センスを感じました。)


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サラダ:パテドカンパーニュ
(→サラミの風味を感じさせる作りで、アコルドゥ、オテルドヨシノとの比較でいくとビストロ寄りと分かりますが、それでも丁寧な調理で美味しいです。サラダも質が良いのがよく分かり満足できました。)


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魚料理:真鯛のポワレ からすみ じゃがいも キノコ各種 帆立のブーダン
ブイヤベースソース
 
(→お魚は外がカリっとして、中がふわふわの絶妙な火入れです。ブーダンも帆立の香りが濃縮されていて美味しいです。ただ、ややくせのあるブイヤベースソースの甲殻類の香りが、真鯛の繊細な風味を感じさせない方向に働いてしまっていて、そこは残念でした。)


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パン


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デセール:ショコラ(キャフェアングレーズ,キャラメルチョコ、サブレ)
(→こちらのデセールについては、これまでと違い、運んできた時の説明が全くなかったのが残念でした。説明がないので、どれがどれか分からずじまいだったのです。また、ゆるい(水分主体の)ムース、ソースだけのデセールにはどうしても物足りなさを感じます。アイスクリームの一つでも出して欲しいところでした。)


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食後のお茶:紅茶(アールグレイ)
(→普通です。小菓子はありません。)

シェフの力量は分かりました。技術がありますし、志も感じます。退店間際、カウンター越しにこちらの目をしっかりと見てあいさつをしてくれたことも好印象でした。インスタグラムをフォローして下さっているので、お礼を言おうかなと思ったりもしましたが、機を逸してしまいました。

帰りは天満橋を歩いて渡って天満宮に伺い、その後歩いて梅田まで戻りました。紅葉がきれいな時期で、天満橋からの景色も素敵でした。

IMG_2091s2091.jpeg

天満橋から望む紅葉の景色

その後、夜にも伺いましたので、ペアリングも含めて頂いた夜のコースについてもいずれ記事にしたいと思います。


(いただいもの)

ランチコース(3200)
* ランチはランチコースの提供のみ。

アミューズ
栗カボチャとレモンのスープ フロマージュブランと柑橘のエスプーマ

前菜(サーモンリエットかパテから選択)
サラダ イデアル パテ ド カンパーニュ

メインディッシュ(鴨のコンフィか真鯛のポワレから選択)
真鯛のポワレ 帆立のブーダン ブイヤベースソース

デセール
ショコラ(キャフェアングレーズ,キャラメルチョコ、サブレ)

ドリンク(コーヒーから紅茶から選択)
紅茶(アールグレイ)


飲み物:
グラス白ワイン:コートデュローヌ 2016 グラムノン ヴィオニエ(1210)



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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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