レストラン訪問記:京都・嵐山「ムニ・ラ・テラス」(★)
アラン・デュカス氏の京都の新規店舗ということで、桜×嵐山という観光的には最高のシチュエーションでこちらに伺ってきました。2022年のミシュラン京都・大阪+和歌山で、地階にあるメインダイニング「ムニ・アラン・デュカス」と共に新規一つ星店として初掲載されています。
ブログ記事消化が追いついておらず、こちらの訪問は昨年の4月になります。記事内容等その当時の社会的意識の下で記していますので、その点どうか御了解ください。

テーブルセッティング

カウンターからの眺め
写真を御覧頂ければ分かりますが、カジュアルラインのこちらのお店は渡月橋を臨む絶好のロケーションで、嵐山と大堰川、渡月橋のパノラマを目の前に見ながら本場仕込みのフランス料理が堪能できます。
シェフはフランス人の方で、食材の使い方や料理などにそうしたシェフの個性が表れていたように思います。日本人シェフが日本でやるお店、仔羊の各種部位を使ったお料理はまず出てこないでしょう。リゾットして出てきたモリーユ茸などもこの季節を象徴する食材で、こういうところもフランス人シェフの面目躍如という感じがしました。

この日のコース内容はこんな感じでした。この日お願いしておいたのが真ん中の7700円のコースということで、メニュー表に記載がないお皿がいくつか出てきて楽しかったです。
最後支配人の方とおしゃべりする機会がありましたが、とてもきちっとされていて、こちらが迷惑をかけた場面があったのですが、色々と御配慮していただいて、この方のサービスのおかげもあって、また伺いたいと思わせていただきました。
ただ、お店の構造の問題なのか、この日店にいた4人組くらいの水商売系の女性グループが大声でしゃべり倒していてうるさいのなんの、外れの日に当たってしまったようで、そこは大変残念でした。店員さんに注意してもらいましたが、注意も眼中にないようで、最初から最後まで同じテンションでひたすら大声でしゃべり続けていました。彼女たちにとっては世界には自分達しか存在していないのでしょう。ある意味恐ろしい人達でした。
また、悪いことは続くようで、食事の最後の方に入店してきた外国人女性の一人客が私の座っていたカウンターのすぐ右隣でノーマスクで携帯電話で大声でしゃべり始め、丁度メインを食べている頃で、食事にもあまり集中できずそれもまた大変残念な思い出でした。
それでもこのロケーションには抜群の魅力があり、お料理もガストロノミーではなく、どちらかというと洗練されたビストロあるいはブラッスリの料理ではあるものの、季節の美味しいものが食べられるのは間違いなく、嵐山に行く機会があればおのずと候補になるお店だとは思います。
(頂いたもの)
ランチコース7700円

グラスシャンパン:シャルル・ドゥ・カザノーヴ テットドゥキュベ(一番搾り)
冷たさやや足りないですが、ほんのり甘味あり、濃厚さもありバランス取れた良いお味美味しかったです。

昆布茶 微炭酸
酸味、甘味があり淡いフレーバーウォーターのようでした。温度はぬるめでした。

パン:バゲット、米粉のパン オートミール 雑穀米入り
いずれも冷めたままの提供です。ねっとりとした食感は流行りでしょうか。米粉パンの方は外に塩気を感じました。バターは濃厚な風味で塩気も十分で美味しいです。


アミューズ:鯛 柑橘 ひよこ豆のクリーム
鯛は美味しく柑橘の香りが立っています。素朴な一品でした。
クリームは普通でした。中にまるのままの豆が入っていました。辛子が、かけられていたせいか、後でのどが焼ける感じがありました。


牛肉のタルタル キャビア オーロラソース
肉の食べ応えがあって、かつなめらかで口にやさしく、美味しい一品でした。素朴なブラッスリー料理を洗練させた感じでしょうか。感謝でした。


前菜:フランス産ホワイトアスパラガス ヘーゼルナッツとベーコン
火入れはアルデンテでした。アスパラガスの優しい香りが良かったです。オランデーズソースをその場で仕上げる趣向で、玉子が濃厚でソースが美味しかったです。

押し麦のリゾット グリーンピース フレッシュモリーユ茸
リゾットは押し麦で歯応えがあります。グリーンピースはアルデンテの火入れでした。グラタンのようでこくがあり美味しいです。モリーユ茸はあまり香りません。グリーンピースを楽しむ一皿だったように思います。旬の食材を堪能しました。


メイン:フランスピレネー産仔羊のロティ 茄子とディアーブル・ソース
柔らかく、仔羊の各部位が楽しめる料理でとても良かったです。しかし既に述べたようにノーマスク外国人女性の携帯通話により食事に集中できず、あまり楽しみきれなかったのが残念でした。



デセール:いちご 弓削牧場のフォンテーヌブロー(ジャージー牛のヨーグルトのデセール) 練乳のアイス
皿が冷たく提供されていました。軽いですが、好きなものだけなのでうれしかったです。甘さは控えめです。神戸・弓削牧場のチーズを使ったデセールは軽くて良いです。苺は、奈良の古都華のコンフィチュールでした。

食後のお茶:ドライミントティー
小菓子:シュートンカ豆のクリーム オレンジソース
ブログ記事消化が追いついておらず、こちらの訪問は昨年の4月になります。記事内容等その当時の社会的意識の下で記していますので、その点どうか御了解ください。

テーブルセッティング

カウンターからの眺め
写真を御覧頂ければ分かりますが、カジュアルラインのこちらのお店は渡月橋を臨む絶好のロケーションで、嵐山と大堰川、渡月橋のパノラマを目の前に見ながら本場仕込みのフランス料理が堪能できます。
シェフはフランス人の方で、食材の使い方や料理などにそうしたシェフの個性が表れていたように思います。日本人シェフが日本でやるお店、仔羊の各種部位を使ったお料理はまず出てこないでしょう。リゾットして出てきたモリーユ茸などもこの季節を象徴する食材で、こういうところもフランス人シェフの面目躍如という感じがしました。

この日のコース内容はこんな感じでした。この日お願いしておいたのが真ん中の7700円のコースということで、メニュー表に記載がないお皿がいくつか出てきて楽しかったです。
最後支配人の方とおしゃべりする機会がありましたが、とてもきちっとされていて、こちらが迷惑をかけた場面があったのですが、色々と御配慮していただいて、この方のサービスのおかげもあって、また伺いたいと思わせていただきました。
ただ、お店の構造の問題なのか、この日店にいた4人組くらいの水商売系の女性グループが大声でしゃべり倒していてうるさいのなんの、外れの日に当たってしまったようで、そこは大変残念でした。店員さんに注意してもらいましたが、注意も眼中にないようで、最初から最後まで同じテンションでひたすら大声でしゃべり続けていました。彼女たちにとっては世界には自分達しか存在していないのでしょう。ある意味恐ろしい人達でした。
また、悪いことは続くようで、食事の最後の方に入店してきた外国人女性の一人客が私の座っていたカウンターのすぐ右隣でノーマスクで携帯電話で大声でしゃべり始め、丁度メインを食べている頃で、食事にもあまり集中できずそれもまた大変残念な思い出でした。
それでもこのロケーションには抜群の魅力があり、お料理もガストロノミーではなく、どちらかというと洗練されたビストロあるいはブラッスリの料理ではあるものの、季節の美味しいものが食べられるのは間違いなく、嵐山に行く機会があればおのずと候補になるお店だとは思います。
(頂いたもの)
ランチコース7700円

グラスシャンパン:シャルル・ドゥ・カザノーヴ テットドゥキュベ(一番搾り)
冷たさやや足りないですが、ほんのり甘味あり、濃厚さもありバランス取れた良いお味美味しかったです。

昆布茶 微炭酸
酸味、甘味があり淡いフレーバーウォーターのようでした。温度はぬるめでした。

パン:バゲット、米粉のパン オートミール 雑穀米入り
いずれも冷めたままの提供です。ねっとりとした食感は流行りでしょうか。米粉パンの方は外に塩気を感じました。バターは濃厚な風味で塩気も十分で美味しいです。


アミューズ:鯛 柑橘 ひよこ豆のクリーム
鯛は美味しく柑橘の香りが立っています。素朴な一品でした。
クリームは普通でした。中にまるのままの豆が入っていました。辛子が、かけられていたせいか、後でのどが焼ける感じがありました。


牛肉のタルタル キャビア オーロラソース
肉の食べ応えがあって、かつなめらかで口にやさしく、美味しい一品でした。素朴なブラッスリー料理を洗練させた感じでしょうか。感謝でした。


前菜:フランス産ホワイトアスパラガス ヘーゼルナッツとベーコン
火入れはアルデンテでした。アスパラガスの優しい香りが良かったです。オランデーズソースをその場で仕上げる趣向で、玉子が濃厚でソースが美味しかったです。

押し麦のリゾット グリーンピース フレッシュモリーユ茸
リゾットは押し麦で歯応えがあります。グリーンピースはアルデンテの火入れでした。グラタンのようでこくがあり美味しいです。モリーユ茸はあまり香りません。グリーンピースを楽しむ一皿だったように思います。旬の食材を堪能しました。


メイン:フランスピレネー産仔羊のロティ 茄子とディアーブル・ソース
柔らかく、仔羊の各部位が楽しめる料理でとても良かったです。しかし既に述べたようにノーマスク外国人女性の携帯通話により食事に集中できず、あまり楽しみきれなかったのが残念でした。



デセール:いちご 弓削牧場のフォンテーヌブロー(ジャージー牛のヨーグルトのデセール) 練乳のアイス
皿が冷たく提供されていました。軽いですが、好きなものだけなのでうれしかったです。甘さは控えめです。神戸・弓削牧場のチーズを使ったデセールは軽くて良いです。苺は、奈良の古都華のコンフィチュールでした。

食後のお茶:ドライミントティー
小菓子:シュートンカ豆のクリーム オレンジソース