FC2ブログ

汁なし担々麺:亀山市(井田川駅)「中国名菜しらかわ」(掲載のみ)(●●)

この日は三重県亀山市の能褒野神社を目指して移動途中、たまたまアプリで見つけた中華料理店にお昼御飯を頂くために寄ってきました。

能褒野神社は御縁を勝手に感じている日本武尊の御陵墓とされる場所にある神社です。3年前に訪れた加佐登神社もすぐ近くと知り、やはりこのあたりは尊の聖地なのかなと思っていました。

さて、こちらのお店は着いてから分かったのですが、ミシュラン特別版に掲載されているお店でした。最寄り駅は井田川駅ですが、駅からは相当あり、バスかタクシーでないとアクセスは難しいでしょう。訪問者の覚悟を試すような、なかなか渋い場所にあります。


IMG_6145s6145.jpeg

汁なし担々麺と鹿チャーハンのセット


IMG_6146s6146.jpeg

汁なし担々麺

定期的に頂いているお目当ての汁なし担々麺ですが、山椒でしょうか、香りが良いです。ここまで良い山椒の風味感じた汁なし担々麺は今までにありませんでした。それはつまり山椒が効いているということでもあって、痺れも半端ないです。ただ辛味はさほど強くありません。痺れと辛味はそれぞれ別の要素で、バランスの取り具合はお店それぞれでしょうが、辛味がやや控え目な分、まだ食べやすかったかと思います。


IMG_6148s6148.jpeg

麺完食後の器

食後、汁なし担々麺の汁というか餡がたくさん残っているのが印象的で、本当ならここに御飯を投入したいところでしたが、夜に「レチュード」さんでのフルコースディナーが控えていたこともあり、セットのチャーハンにかけて食べるにとどめ、追加注文は控えました。それでも結果として結構な量の食事になりました。

細麺ということもあり、また本格的な中華料理店の汁なし担々麺ということもあり、個人的な評価は比較的高めになるかと思います。

セットの鹿チャーハンは、三重ジビエとして提供されていて、カレー風味がしたように思います。主役の鹿のお肉はひき肉になっていました。チャーハンはやや調理が雑な感じもしましたが、しっかりと炒められていてチャーハンとして普通に美味しかったです。ただ、鹿を食べているという実感はないまま食事が終わりました。


IMG_6149s6149.jpeg

IMG_6150s6150.jpeg

杏仁豆腐

アラカルトでお願いした杏仁豆腐はやや硬めの作りです。小さいサイズもありましたが、好きなのでレギュラーサイズでお願いしました。これまで食べた中で、一番風味が濃厚で硬めの杏仁豆腐でした。色を見てもそれが分かるほどでしょう。ミルクの風味が濃縮されている感じで美味しかったので、最後に満足できました。


IMG_6144s6144.jpeg

ジャスミン茶(マグカップ)

別注したお茶(ジャスミン茶)は、デフォルトでは冷たいお水しか出してもらえませんので、せっかく中華料理店に来たのだからとアラカルトでお願いしました。ポットもありますが、マグでの提供もしてくれて、なくなるとお湯の追加をしてくれるので、良心的に思いました。

私は手前のテーブル席での食事でしたが、奥にいれ込みの座敷があって、庭園を眺めながら食事が楽しめたりするようです。

ここを目的に行かれるほどではないと思いますが、近くに寄られることがありましたら行かれてみるのも良いのではないでしょうか。


(いただいたもの)

アラカルトで…

・しかチャーハンと汁なし担々麺のセット2100
・ジャスミン茶(マグ)550
・杏仁豆腐(レギュラーサイズ)500





テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

汁なし担々麺:京都・菜格(ビブグルマン)(●●)

京都で初めて汁なし担々麺を食べてきました。

久しぶりの汁なし担々麺の投稿なので個人的な評価基準について書いておくと、選外から●●●までの七段階評価を主観でつけています。選外の上の評価が○、さらに上が●、また最高評価の●●●の下の評価は●●○という形です。

今回のお店は上から三番目の評価となります。まだまだ実食数が少ないですが、個人的な最高評価の汁なし担々麺は、岡山「九眼橋」(昨年の特別版でビブグルマンの評価のお店)で、アラカルトで提供されている汁なし担々麺です。他のお店については左のカテゴリ欄の汁なし担々麺からをクリックして御覧下さい。

さて、こちらのお店ですが、ランチでは汁なし担々麺や麻婆豆腐など三種のメニューのみが提供されていますが、夜は本格的な中華のコースが頂けるお店のようです。

IMG_02363s2363.jpg

汁なし担々麺を注文すると小皿2品が付いてきます。この日は、ミニサラダと自家製でしょうか大根の醤油漬けのようなものでした。ミニサラダは容れ物がぐい呑みのようなもので食べにくかったです。漬物はなかなか美味しいですね。

汁なし担々麺には欠かせないご飯は別注になります。

おそらく今まで食べた中で最も細いのではないかと思うくらい極細の麺で、これは私の好みでした。また、お味はとてもシンプルなもので、辛味も痺れもかなり控え目でした。味付けとしては黒酢でしょうか、お酢がベースになっているようです。

日本風の胡麻ペーストたっぷりという汁なし担々麺が本物と思っている方にとっては、これは汁なし担々麺ではないということになってしまうかもしれません。今まであまり食べたことがないタイプではありましたが、私はそれなりに美味しく頂けました。

それなりにと書きましたが、減点ポイントがあるとすると、添えられている青菜のゆがいた水分のせいで、担々麺を食べている時に味が薄まってしまうことです。色取りのためということであれば、味を殺してまで入れる意味が見いだせず、正直いらない具材であると感じました。

麺の細さ、味付け、料理のたたずまい含めて高評価だったのですが、上記の点で一つ評価が落ちる形になりました。

またせっかくだからと、別注できる杏仁豆腐も頂きましたが、こちらは何かの名水のゼリーでしょうか、というくらい味が薄くて、濃厚な杏仁豆腐がどこででも食べられる今の時代にあっては前時代的で、店の評価すら下げるくらいのできに感じてしまいました。お金を取って出すのであれば、もう少し考えた方が良いでしょう。このせいで再訪は微妙かなとまで思ってしまいました。

ちゃんとした食材で、味付けもどぎつくせず、健康的に作っているのだとは思いましたが、お店の印象はお料理以外の色々なところでついてしまうこともあるので良かったら工夫してみて欲しいですね。

店主は寡黙ですが、真面目にお仕事をされている方という印象で、そこは良かったです。


(いただいたもの)

汁なし担々麺(ランチ)(小皿2品付き)

ご飯(別注)

杏仁豆腐(別注)




テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

汁なし担々麺:広島・きさく(●○)

麺:細麺
広島系汁なし担々麺専門店


久しぶりのレストラン訪問記は広島の汁なし担々麺店から。この前日には、津山でホルモンうどんを初めて食べ、とても美味しかったのですが、焼きうどんにホルモンが入っているだけで、ブログ記事としてはあまり面白くないかと思い、割愛させていただきました。

さて、広島系汁なし担々麺発祥のお店ということで一度は訪れなければと思い、今回伺ったのがこちら「きさく」さんでした。

一番シンプルなメニューである温玉なしの汁なし担々麺にご飯をつけることにして、自動販売機で2枚の食券を購入します。こちらは、自販機で食券を購入するスタイルの前払い制で、食券を渡す時に辛さなどの好みを注文することになります。

また、ご飯は自分で大きめのお茶碗に、自分の好きなようによそうことができます。最初なので普通に辛いという1辛でお願いしました。

IMG_0937 (1)

やってきた汁なし担々麺はネギだけが載ったとてもシンプルなスタイルで拍子抜けします。見た目は今まで見た中でも最もシンプルでなんの驚きも感じさせないのです。これで味がするのかすら疑わしいほどでした。

それでも、お店で推奨されている30回以上の混ぜを終えて食べてみると、不思議なもので、かなりのしびれが舌を刺激する本格的なお味でした。その後その刺激は口の中全体に広がっていきます。

甘味という要素はほとんどなく、見たところあまり赤い色は見えないのにも関わらず辛味もしっかりとあって、しっかり痺れさせてくれる、シンプルだが奥の深い味わいの汁なし担々麺でした。

洞窟のような店内もまた独特の雰囲気で味があります。座席は、左右も前後も、なんなら前日に食事をした二つ星フランス料理店の「Hiroto」よりもはるかに余裕がある作りでした。また、こちらの店内では「Hiroto」店内とは対照的に、しゃべる人もほとんどおらず、こちらの方がコロナ禍において、衛生面ではるかに模範的なお店だと強く感じます。「Hiroto」はこうしたお店を見習うべきでしょう。

ここから広島の汁なし担々麺が始まったかと思うと、自然と敬意の念が湧くというものです。また、昨今1000円を超えるような少し常道をはずれたような汁なし担々麺が跋扈する中で、ご飯付きで500円台のリーズナブルな値段で提供を続ける姿勢もまた素晴らしいです。

ただ、ややもすると少しシンプルすぎて物足りない印象もあり、個人的な評価としては高い評価にはなりませんでした。

滞在は短かったですが、記念的なお店で食事ができて満足してお店を後にしました。




テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

汁なし担々麺:広島・まさら(-)

麺:細麺
広島系汁なし担々麺専門店

IMG_E0920s0920.jpg

変わり種汁なし担々麺を提供するお店ですが、色々な点で外していてかなり痛かったです。

広島系なので麺は細麺ですが、水っぽいソースがけっこう入っていてその時点で美味しくなさそうです。辛さ、しびれとも3にしましたが、そのせいか辛さ、しびれとも結構ありました。ただ美味しさがあるかというと微妙で、さほど美味しくもありません。

その上禁煙と書かれていたはずの店内で煙草を吸い始める輩がおり、口コミサイトの情報のいい加減さを改めて感じました。「完全禁煙(時間による)」とありますが条件が付くようでは完全禁煙とは到底いえませんよね。久しぶりに紫煙くゆる中での食事となってしまいました。

またビールについても中ジョッキとあるので最初は当然生ビールが出てくるものだと思っていましたが、なんと店主が缶ビールをジョッキに注ぎあたかも生であるかのようにして提供しているだけでした。そのことを店主は客に一切伝えない。そのようにして客の誤解に乗じる形での営業が客をなにかだましているような感じがして許せなくて、不愉快でした。

お店で起こっている色々なことがなにかとちぐはぐで本丸である担々麺も美味しくないとなると再訪する理由などみじんもありません。とてもお勧めできるお店ではありません。





テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

汁なし担々麺:豊橋・道(●◯)

麺:細麺
中華系汁なし担担麺提供中華料理店
ライス追加

IMG_E9642s9642.jpg

細麺が良いです。

しかし辛さ、しびれともこれまで食べた中で最高ランク。とにかく辛いし、しびれます。苦手な人は卒倒するレベルといっていいでしよう。注意が必要です。

食後ににやにやしながら大丈夫でしたか、なんて聞くくらいなら、店員は事前に客に辛さ、しびれについて言って確認すべきでは、と後で店員や店の対応に疑念が生じました。

一口目くらいはいいかなと思っていましたが、次第に辛さとしびれに味覚や嗅覚などが破壊されてしまって、繊細な味や香りなど(そもそもそれらがあったかどうか不明ですが)が全く感じられませんでした。

一方で、中華系汁なし担々麺でありがちなソースが残らなくて担々ライスができないという問題はなく、十分なソースが残るので担々ライスを楽しめた点は評価できました。

さらに言うと、先日最高ランクに位置づけた岡山の店の汁なし担担麺よりぐっと評価が落ちるにも関わらず、お値段はその五割増しという値付けです。

いくら本格と銘打っていても使っている食材は大した差はないはず(挽肉、青梗菜、ラー油、山椒など)。場所が違うとはいえ、地方の料理店が出すものなのでちょっとその大きな価格差には納得いくものではありません。

そんなわけで、こちらの汁なし担々麺は細麺のアドバンテージを活かせず、評価はやや低めにならざるを得ませんでした。





テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

sidetitleプロフィールsidetitle

Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitleランキング参加中sidetitle
クリックお願いいたします!
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitleサイト内検索sidetitle
気になるお店、お料理など是非こちらで検索してみて下さい。
sidetitleメールフォームsidetitle
個別のメッセージはこちらまでお願いいたします。

名前:
メール:
件名:
本文: