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レストラン訪問記:高知市(高知駅)「La primavorta(ラ・プリマヴォルタ)」

「balloon」でフランス料理を楽しんだ翌日の夜は、2005年開業で、高知では比較的古参と認識されているイタリア料理店の「La primavorta(ラ・プリマヴォルタ)」での食事を楽しみました。こちらも「balloon」同様、夜のみの営業となっています。


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結論から言うと、前日の「balloon」とはまた違うテーストであり、店内の雰囲気でしたが、とても気持ち良く美味しい食事を楽しめて、季節を変えてまた是非再訪したいと思わせてくれるお店でした。

料理ももちろん良いですが、それと同じか、それ以上にサービスやしつらえが良かったです。サービスはおそらくメートルドテルに当たる方の良い影響が店内の隅々に及んでいて、スタッフの採用の段階からそれが始まっているのだと思われます。この方は、しっかり人を見ていて、相手を活かす対応ができていました。素晴らしいです。最も若いサービスの女性も心遣いがあるサービスをされていて、見事でした。


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ただ、テーブルセッティングはカジュアルで、テーブルクロスがない、くだけたスタイルですが、タイルや梁、板張りの床など、いい感じにヨーロッパの隠れ家的な雰囲気が醸された店内の落ち着いた雰囲気とはマッチしていて悪い気はしなかったです。また、わざわざ言うまでもないことかもしれませんが、カトラリーは皿ごとに変えてもらえます。

こちらのお料理は、ジャンル上は一応イタリア料理となっていますが、その枠にこだわったり、とらわれておらず、典型的なイタリア料理の型にこだわる方にとっては、もしかしたら不満が残るメニュー構成かもしれません。ここでは、パスタ料理が前菜とメインの間に出されず、メインの後に最後の締めとして位置づけられていることが一番分かりやすい変形でしょう。

ここではそんなジャンルへの囚われよりは、その時の旬の素材をいかに美味しく楽しんでもらうかに心を砕いた料理が提供されているようで、私としては高知の今の旬を楽しむことができて、そのような料理の提供方法がむしろ好ましく、お店が好きになりました。高知は野菜を中心に多くの食材がとれる魅力ある土地なので、料理人としてもやりがいが感じられるのではないかと思います。

最初に着席して、ソムリエの方と相談しながら、結構長い時間をかけてワイン選びをして、昨日同様5杯のイメージでグラスワインリストから選びました。結果的には4杯で終わりましたが、昨日とは違う発見があって楽しかったです。


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ペアリングという形ではやっていないとのことでしたが、結構品数が揃っていて、眺めているだけで楽しかったです。量もあるかもしれませんが、このレベルのお店にしては価格がかなり抑えめで、前日の「balloon」でも思いましたが、その点、良心的に感じました。

最初の食前酒は、イタリア・ヴェネト州のシャルドネのスパークリングワイン、シャルドネ・ブリュット(トッレゼッラ)でした。プロセコを作っている作り手のものとのことでした。泡のきめ細やかさはシャンパンに劣りましたが、フルーティーかつドライで良い味で、食欲を高めてくれる美味しいお酒でした。


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秋果
〜無花果 葡萄 柿〜


最初のお皿は、「秋果」という名前で、サブタイトルが「無花果 葡萄 柿」となっていて、秋のフルーツを楽しむ一皿でした。甘味が支配するお皿でしたので、意外ではありましたが、秋のフルーツサラダとして楽しめました。真ん中の淡い黄色の植物はオクラの花でした。サラダの中の葉も味が濃くていい香りがしています。最初からなんとも贅沢でした。

ここで、パン二種類が提供されました。フォカッチャは、塩がやや強めでしたが、めちゃくちゃ美味いです。バゲットも美味しいですね。いずれも、ちゃんと温めてくれていて好印象でした。ただ、お代わりを最後まで出されることがついぞなく、こちらは不満が残りました。

ここでグラスの白ワインに移行します。以前どこかで飲んだことがある、南仏のお酒、ピクプール・ド・ピネでした。青リンゴの香りがするという白ワインで、さわやかで、かつ辛口で飲みやすくとても良いお味で好みでした。


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畑の風景 〜本日のバーニャカウダ〜

続くお皿はバーニャカウダで、シェフのスペシャリテとのことでした。多彩なお野菜が美しく、当たり前ではありますが、それぞれに違った風味、食感が濃厚なバーニャカウダソースで楽しめて幸せでした。通年提供される料理とのことですが、野菜の種類が豊富なイメージの夏よりは、春や秋の方が野菜の調和があって、より楽しめるのだそうです。


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南瓜
〜クミン ミルクフォーム 南瓜の種〜


いでたちを見ただけでシェフの意識の高さを感じることができました。スープの粘度が高いこともあったかもしれませんし、運ばれてきたスープが皿を汚していることはなく、厨房からテーブルまで短い距離ではありましたが、揺らさずにきれいなまま運んでくれた若いサービスのお仕事も素晴らしいです。お料理がとてもきれいなのはもちろん、お皿に指紋などついておらず、清潔感もあって素晴らしいです。南瓜の味も濃厚で、秋の到来を実感できるお皿でした。かぼちゃの種をスライスしてローストしたものが入っていましたが、これが良い香りです。クミンのおかげか、カレー風味をほのかに感じました。

次にこのタイミングで提供されたグラスワインも白で、こちらはオーストラリア・ビクトリア州のシャルドネでした。こちらは前のお酒と比べて濃い感じで、苦味をやや感じました。力強く良い味です。ただ、さわやかさはありませんでした。


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アカハタ
〜天然舞茸 里芋 茄子 レモングラス〜


お魚はとても繊細に扱われていました。こちらは写真では分かりにくいかもしれませんが、熱い料理ではないです。魚に丁寧な半生の火入れがしてあって、ほぼ冷めた温度での提供でした。慣れていませんでしたが、これはこれで良いと思いました。焼き茄子とツガニのソースが独特の味わいで面白いです。里芋のフリットが入っています。また、天然舞茸のフリットも良い香りで、思いがけず食べられて良かったです。

お酒としてはまだ前の白が残っていて、最初にお願いしていたロゼワインは諦めて、赤にいくことにしました。お肉に合わせた赤は、ドイツのピノノワール(シュペートブルグンダー)でした。美味しいのですが、前日「balloon」で頂いたカルフォルニアのピノノワール・オーボンクリマほどの香りは感じられず、ピノノワールの味比べはカルフォルニアに軍配が上がりました。


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山の実り
〜土佐和牛サーロイン 独活の花 薩摩芋〜


お肉はシンプルに、ポートワインのソースとのことでした。土佐和牛とは、赤毛の土佐あか牛のことで、あっさりめでありながらもしっかりと脂が感じられて、分かりやすい安定の美味しさです。量も、有り難みが感じられる量で、絶妙です。独活の花はフリットになっていて、薩摩芋はシルクスイートをゆっくり火入れしたもので、それぞれとても美味しかったです。


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ウスバハギ 〜オリーブ バジル〜

ウスバハギという白身魚を使った締めのパスタで、50グラムでの提供とのことでした。細めのパスタを使っていて、繊細な味つけと相まってとても美味しく、いくらでも食べられる感じでした。


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〜様々な梨と塩のメレンゲ ジャスミン〜

上には梨のチップスが刺さっていて、下の梨のソルベはあきづきと八達という二種類の高知の梨を使ったもので、間のジュレはハーブティーのジュレとのことでした。また、一番下にも梨が潜んでいます。秋を感じさせる梨尽くしのデセールは食事の終わりを口の中をさっぱりしてくれて幸せでした。個人的にはあしらいの花がやや主張しすぎていたように思えました。秋桜とはいえ、好みが別れるでしょうね。


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ここに至って、食後のお茶を選ぶ儀式がありました。御覧のように各種サンプルから、自ら香りをかいで選ぶことができます。フレッシュハーブティーをお約束で所望しますが、扱いがありませんでした。これはちょっと残念でしたが、致し方ありません。

そこで、個人的には高麗人参など独特な調合が気になった、コロナ禍期間の限定フレーバーという、プロテジェ(フランス語で「保護する、守る」という動詞あるいは「保護された、守られた」という形容詞)を追加料金が発生するものをお願いしました。お味としては、苦味が感じられましたが、それがとても体に良さそうで良かったです。香りも独特でした。



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〆 〜桂月酒粕〜

メニュー表の最後、デセールの後に〆とあるので、どういうことかと思っていたのですが、小菓子を最後に合わせてその場で焼いて、それを食事の最後として出すという趣向でした。

この日は、酒粕が練り込まれた焼きたてのミニフィナンシェが提供され、お酒の香りは今ひとつしませんでしたが、焼きたての温かい焼き菓子を最後に提供してくれる心遣いに感動しました。こういう趣向は今まであまり出会ったことがありませんでした。

ただ、こちらのお店の食事において、全く不満がなかったという訳でもなく、気付いた点を挙げると以下のようになるでしょうか。

パンはとても美味しかったのですが、お代わりの提案がされませんでした。きっとこちらからお願いすれば出してくれたのでしょうが、パンは皿が空いていたらそのたびに必要かどうか聞いて欲しかったです。

それから、デセールに移行する際にカジュアルなお店でも、フレンチだと卓上のパンくずなどを掃除してくれるものですが、こちらでは卓上の掃除はありませんでした。

また、食後のお茶についてお代わりを頂きたかったですが、別料金になるとのことでした。こちらももう少し鷹揚に対応していただければ良いのにと思いました。

最後に、メニュー表のプリントミスです。わざとやっているわけではないですし、メニュー表をだしてくれるだけ有り難いとも言えるのであまり強く言いたくはないですが、やるなら最後まできちんとやっていただきたかったです。しかもミスが発生していたのは私だけとのことでそれも大変残念でした。

プリントミスについてはほぼ入店と同時に指摘していたのですから、お忙しいとはいえ、プリントアウトくらいすぐにできるものでしょうから、帰るまでに訂正したものを印刷紙直して出すことも可能だったでしょう。私はそれを求めることはしませんでしたが、そこまでやっていただけると完璧でしたね。次回以降の参考にしていただきたいです。

それでも、食事は全体として見れば、最後まで気持ち良く食事が楽しめて、食材という意味でも、お店という意味でも、良い発見ができて、満足してお店を後にしてきました。


(いただいたもの)

ディナーコース(三種類のうちの真ん中のコース)

パン二種:フォカッチャ、バゲット


秋果
〜無花果 葡萄 柿〜

畑の風景 〜本日のバーニャカウダ〜

南瓜
〜クミン ミルクフォーム 南瓜の種〜

アカハタ
〜天然舞茸 里芋 茄子 レモングラス〜

山の実り
〜土佐和牛サーロイン 独活の花 薩摩芋〜

ウスバハギ 〜オリーブ バジル〜


〜様々な梨と塩のメレンゲ ジャスミン〜

〆 〜桂月酒粕〜

Caffe(食後のお茶)

(以上の記載は、パン及び括弧内の記載以外、頂いたメニュー表を転載)


お酒(いずれもグラスワイン):
・ 食前酒:シャルドネ・ブリュット(トッレゼッラ)N.V(シャルドネ100%/イタリア・ヴェネト州)
・ 白ワイン:ピクプール・ド・ピネ(ドメーヌ・アザン)2019(ピクプール100%/フランス・ラングドック地方)
・ 白ワイン:リトル・イエリング・シャルドネ(イエリング・ステーション)2019(シャルドネ100%・オーストラリア・ビクトリア州)
・ 赤ワイン:ハンド・イン・ハンド・シュペートブルグンダー(マイヤー・ネーケル)2017(シュペートブルグンダー(ピノノワール)100%/ドイツ・バーデン地方)




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レストラン訪問記:神戸市(三宮駅)「イオラシック」(ビブグルマン)

内装の手作り感が一杯のお店で、良くいえば飾らない素朴でカジュアルな、悪く言えば山小屋のような廃屋のような内装です。

お店のジャンルはイタリアンで、前菜、ドルチェ等のお味は悪くないです。ただ、肝心のパスタは、揚げ茄子といいつつ青臭さが残った調理が口に合いませんでした。素人でももっと良い調理ができるでしょう。

今回いただいた中で一番美味しかったのは、ドルチェの黒糖のパンナコッタでした。

とはいえ、サービスは最低ランクのお店です。お店はこのサービスを容認していていいのかというレベルでした。というわけで、ここを再訪することはないです。

狭い店内で一人でサービスを担当している若い男性ですが、とにかく何もサービスのことが分かっていない。場違いな感じがすごかったです。

連れの人間も別々に店に入ったのですが、同じようなことを言っていました。まずあいさつができない。外に待っている人がいれば、お客さんの可能性が高いわけで、いらっしゃいませ、という挨拶が最初普通に出るものでしょうが、そういう言葉はなかったようでした。

私の場合も、入店に際して名前を聞かれたので、答えると、無言。あれ?名前を聞くのは、「○○様ですね、お席はこちらになります。」などの案内につなげるためでしょう。しかし、彼にとっては、客に名前を聞くのは、自分のための情報収集の意味しかなく、それで完結しているのです。ファミレスでもここまで酷くはないですね。マニュアルがありますから。それすらも分からない不幸なサービス。そんな対応をしていて、あなたがそこにいる意味ありますか、と問いたくなります。

名前を言って、そのままもあんまりなので、「それで、大丈夫なんですか?」と、名前を言ったけど、ちゃんと聞いているの?それに対する反応はないの?という趣旨で聞くと、「はい、大丈夫です。」との答え。違うでしょう。あなたは誰様ですか。漫才やっているんじゃないよ。真面目に聞いているの。あきれてものが言えませんでした。

さらにその後も粗相は続き、客に置く皿の正面のところに思いっきり親指をおいて皿を運んできて、はいどうぞとくっきりど真ん中に指紋をつけた皿を置いていくのです。このサービスは外食をしたことがないのでしょうか。ファミレスですらもそんな酷い皿の運び方はしないでしょう。

それ以外にも色々ありましたが、ここまでにしておきます。店はこの意識の低いサービスのために失っているものが多すぎることを認識した方が良いでしょう。二度と行かないよと思う客は私だけではないはずです。

最後に店を出る時に、扉を開けて外に立っているので、初めてこのサービスの顔を見ましたが、笑顔も会釈も気の利いた言葉もなく棒立ちでいて(おそらく何のために自分のやっている動作をしているかも分からないし、分かろうともしていないのでしょうね)、こちらをにらんでいるだけでした。

向かない仕事ならやめた方が良いです。他の人をも不愉快にしてまでお金のためにしがみつく仕事ではないです。そこのところ是非理解して欲しいと思います。


(いただいたもの)

ランチコース


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前菜盛り合わせ
(→味は悪くないですが、フォークにこびりつき汚れがあり、食欲が減退しました。残念すぎます。)


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自家菜園のさつまいもの冷たいスープ
(→味は薄いですが、まあまあのお味です。)


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スネ肉と揚げナスのトマトソース
(→スネ肉が何の肉か分からないままでしたが、おそらく豚でしょう。書いておくべきと思います。牛なら大書していたでしょうから。)


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本日の鮮魚(鰆) ブラックオリーブのソース
(→お魚はなかなか美味しかったです。)


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黒糖のパンナコッタ バニラアイス ぶどう
(→この日はこれが一番でした。ただ器に器を重ねるのは賛同しかねます。ソースが別の器についてしまったりして、美しくないですから。)

食後のお茶:アイスティー






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レストラン訪問記:大阪市(本町駅)「タヴェルネッタ・ダ・キタヤマ」(ビブルグマン)

大阪に伺った際にこちらのお店で食事をしてきました。ランチのコースをわざわざ予約していきましたが、食後の感想としては予約をしてまで行くお店ではないと思いました。

正直なところ、パスタはとても美味しかったので、予約なしでパスタランチを食べに行くのはありかと一瞬思いましたが、思い返しました。再訪はないでしょう。

一人で行くと高いカウンター席に座らされることになります。シェフの癖で悪気はないのでしょうが、パスタを仕上げる時、皿を完成させる時、必ず鍋やフライパンをカチンと結構な音量で鳴らすので、それを食事が終わるまで何度も聞かされてとても不快でした。まさにとらわれの聴衆…そういえばここは大阪でしたね。単なる厨房での喧噪なら仕方ないなと思うのですが、わざわざ立てている音なので、違和感が大きかったです。

また、チーズを所望しましたが、ないとの返答をもらいました。

目の前でチーズをかけて仕上げている料理を見ていたので頼んだのですが、この回答です。ディナーコースなど特注の食事を頼んでいるお客さんが奥にいたようで、そのお客さんに出すお料理にかけていたのかもしれませんが、これはいただけないですね。

お昼の安いコースではコストの関係上もったいなくてチーズは出せないんです。」と、正直に言ってもらえた方がまだすっきりしました。

チーズが店に無い時点でイタリア料理店ではないです。無いわけないんです。さっきおもいっきり粉チーズらしきものをかけて料理を仕上げているところ見ていましたから。

どんな場末のお店でも、そこがイタリア料理店であれば、チーズをお願いすれば出してもらえました。あるいはチーズは有料で提供するというお店もあり、それはそれで良いと思いました。ただそこはあらかじめチーズをかけてくれているところで、それでも足りないなら追加料金でどうぞという良心的なお店でした。中目黒のビブグルマン店です。

食後に店を出ると何組かふりで来たお客さんが待っていたので、人気店なのだとは分かりました。

ただ、先ほど予約をしてまで行くに値しないと書きました。その理由を最後に書くと、予約をするためにはメイン付きのコースを注文する必要があるのですが、この日のメインだった仔牛ロース肉のローストが、量が少ない上、粗い繊維質の、質がとても悪い肉で、とても美味しいとはいえない代物で、抱き合わせ商法もいいところだと思ったからでした。

メインは食べるに値しないから予約はできない。となるとパスタ狙いで行くかと思いきや、先ほど述べたようなことや他にもここでは書かなかった色々な難点があって、食後、また改めて来ようとはとても思えませんでした。

パスタはとても美味しかったので大変残念です。上記事項が気にならない方は予約をせずにパスタ狙いで行かれてみて下さい。


(いただいたもの)

ランチコース


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前菜各種(左から時計回りに):白いんげん豆のクロスティーニ、イカとクスクス、モルタデッラ、ピエモンテ風ポテトサラダ、地鶏のボッリート


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パスタ:スパゲッティ 海老とオリーブ、ケイパーのトマトソース


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メイン:仔牛ロース肉のロースト


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ドルチェ:ティラミスと牛乳のジェラート


食後のお茶:アイスコーヒー





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レストラン訪問記:下山手通(三宮駅)「KNOT(ノット)」(ビブグルマン)

神戸の生田神社のすぐ近くにあるイタリアンのお店でランチを頂いてきました。


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店内の照明は昼でも暗めで、内装は黒っぽい色で統一され、高めのカウンター席が配された、今風な新しい雰囲気のお店です。

お昼のコースは二種類あり月替わりとなります。この日は軽いコースを予約していましたが、もう一方のコースは皿数が多く、宍粟牛であったり、仔羊といった食材が使われていて、正直そちらに惹かれました。

お料理のスタイルはおまかせのコース形式で、あらかじめ決められたメニュー内容のお料理が一皿ずつ提供されていきます。

肝心のお料理ですが、見た目がきれいではあるものの、お味については満足できないものがいくつかあって、正直なところ悪くはないけれど、美味とまでは言えないと思いました。

例えば、パスタは自家製のタリオリーニでしたが、香魚とも呼ばれる鮎を使用しているのに、それぞれに香りが強いグリーンオリーブとディルを使っている点が少し疑問でした。お値段からするとこちらの鮎は養殖物で、もはや香りを楽しむ魚ではないかもしれませんが、香りを主張し合う食材の組み合わせにセンスが感じられません。

ただ、前菜のコロッケは普通に美味しくいただけましたし、ドルチェの西瓜とジェラートの一品はシンプルで量も少なかったものの、暑くなり始めたこの季節には気持ち良い、涼しい気持ちにさせてくれるうれしい一品でした。

トイレには、ご近所にあるフランス料理店「エスピス」の名刺が置いてあり、店長さんに尋ねると、姉妹店とのことでした。店長さんは自ら名刺を出してくれて、感じの良い方でした。

各皿の量が少なめのため、満腹にはなりませんでしたが、一時楽しい時間を過ごすことができ、感謝しつつお店を後にしました。


(いただいたもの)

ランチショートコース
(お料理の最初の表記はお店のメニューを転記したもの)


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前菜:とうもろこし/じゃが芋/塩漬け卵黄/モッツァレラ
(とうもろこしとモッツァレラチーズのコロッケ とうもろこしのひげ揚げ パダーノチーズがけ とうもろこしのスープ)
(→お料理の中ではこちらが一番良かったです。単純に美味しかったです。コロッケの中にトウモロコシととろけたモッツァレラチーズが入っています。若干塩味が濃いめに感じました。)


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パスタ:タリオリーニ/鮎/焼き茄子/香草
(鮎、焼き茄子、グリーンオリーブ入りタリオリーニ 香草(イタリアンパセリ、ディル)添え)
(→ディルやグリーンオリーブの香りが強いので、養殖物とはいえ香りが命の鮎を合わせるのはどうかと思いました。最後塩味濃いめに感じました。)


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メイン:もち豚肩ロース/ズッキーニ/新玉ねぎ/パプリカ/バジル
(豚肩ロースソテー パプリカソースとバジルソースで 新玉ねぎとズッキーニ添え)
(→ソースの基本的なお味はトマトソース系です。お肉が小さい上、やや硬めで満足度は低かったです。) 


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ドルチェ:西瓜/バスク地方の湧き水の塩ジェラート
((下から)スイカシャーベットと生の西瓜 キャラメリゼしたスイカ セロリとスイカの白い部分の甘露煮 ライムの皮 バスク地方の湧水で作った塩のジェラート オリーブオイル)


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パン オリーブオイルと
(→パンは温めて提供され、先日の「ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ」ほどではないものの、普通に美味しいです。イタリア料理店らしく、香り高いオリーブオイルのやや苦味のある味も一緒に楽しめて良かったです。お代わりがいるかもちゃんと聞いてくれました。)


食後のお茶:セイロンティー
(→最後やや渋みが残りましたが香りは良かったです。お砂糖はお願いしないと持ってきてくれません。)





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レストラン訪問記:白山「ヴォーロ・コズィ」(未掲載)

この日は前から気になっていたイタリア料理のお店へうかがいました。トラットリアよりはリストランテという志のお店だと思っていましたが、内装やしつらえはともかくお皿の中やサービスはトラットリアを抜け出せないイタリア郷土料理店でした。

お料理は総じて美味しいですし、平日ランチというのに6組ものお客さんが入っていてなかなかの盛況ぶりですから、人気のほどもわかりました。また、支配人の方はさすがに経験を積まれていて色々と気配りができますし、基本的には気持ちよく過ごすことができました。

ただもう一人のサービスを担っていた若手の方がどうも気の回らない、あるいは経験不足の方でまだサービス歴が浅いのだろうなという印象でした。あるいは本人の能力の問題もあるかもしれませんが、そればかりは初対面でわかるものでもありません。

入店して着席の時たまたま席をふさぐような形で立っていたこの方に支配人の方が声をかけると、その方がこちらを向いたのはいいですが、そこでまずすることはこちらへのあいさつでしょう。ただこちらを黙って見ているだけとはどういうことと思ってしまいます。ただの関係ない傍観者ならいいのですが、レストランという一つの舞台に立つサービスマン、客というともに欠かせない役者なのですから、目の前のあなたを認識しているという合図を送るのがマナーというもの。こちらからあいさつしてももちろんいいのですが、こちらは客として初めてのその場所にお邪魔をしている身なわけですから、勝手知ったるおもてなしをする側のサービスの方が声を掛けるのが自然というものです。

また少し後の出来事ですが、ちょうど運ばれていたフィンガーフードを食べようと手にしていたタイミングでメニューをもってきた件の彼、早くメニューを受け取れと言わんばかりにプレッシャーをかけてきました。論外です。サービスマンは客を主体としてどれだけ客が気持ちよくそこで過ごすことができるかを差配する役割を担っているのであって、逆はありえません。お金を払っているからとか、客が偉いから(別に偉くないですが)とかそんなことではなく、役回りの問題です。立派なサービスマンの方々はご自身のお仕事に誇りをもってサービスをしているはずで、これまで色々なお店で素晴らしい気配りの数々を受けた思い出があるだけに、こうした底の浅い自分中心のサービスに遭遇するととても残念な思いになり、それだけで店の評価が急激に下がってしまいます。

さて、本題のお料理ですが、こちらのシェフは日本の食材をうまくイタリア料理に使ってという感じの方ではなく、あくまでイタリアの食材にこだわる方のようで、メニュー構成にもそうした意識が出ていたように感じました。食材の産地をことさらアピールすることはなく、イタリアで学んだ成果を客に提供するという姿勢です。

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魚介の前菜盛り合わせ

料理はどれも美味しかったですが、少し華がないというか、勢いに欠ける感じがしました。こちらの名物であると思われる、ヴェネツィア風の魚介類を使った前菜盛り合わせもそれぞれは美味しいですが、彩りであったり、盛り付けであったりにもう少しインパクトが欲しかったです。内容が全く違うので単純に比較できませんが、その点では同じ前菜盛り合わせでも「リストランテ濱崎」の方が勢いがあり、食材も活き活きしていたように感じました。

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ポレンタとトンナネッリチーズのラヴィオリ

またパスタは一つを選択するのですが、量が少なめで満足するには程遠かったですし、一つ一つのお皿が出されるタイミングが少し間延びしてしまっているようで食事を楽しみ切れない感じもあり、そこも残念な点でした。

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和牛ほほ肉と春野菜の煮込み

またパンは温めて出していただけるのはいいのですが、とても小さい上にほんの少しずつ出す形で、メインが出ていてパン皿が空なのにサービスが全くそこをケアせずにいました。そのため、こちらがわざわざ声掛けの時間をとってパンをお願いする羽目になり、声かけのタイミングを見計らう時間からパンが運ばれてくるまでの数分の間に当然メインが冷めて、どんどん美味しさを失っていってしまうことになったので大変残念でした。

内装は赤いビロードを使ったシックな店内で、店の両端の空間は光が差し込むようになっていて小さいながらも気持ちの良い空間ではありますが、サービスが残念で色々と損をしていますし、お客さんもなかなか満たされないまま帰っていく方が多いのではないかと思ってしまいました。

個人的な相性などももちろんあるかもしれませんが、同じ値段でより楽しく、美味しく食べられる他のイタリア料理店を思う時、再びここに行こうという思いにはどうしてもなりにくいと思わざるを得ませんでした。


(いただいたもの)

ランチコース

パルメザンチーズのおせんべい

春野菜のフォンデュータ

チーズコロッケ

魚介の前菜盛り合わせ

ポレンタとトンナネッリチーズのラヴィオリ

和牛ほほ肉と春野菜の煮込み

デザート:ラッテ・イン・ピエーディ フランボワーズソース 薄焼きクッキー ヘーゼルナッツのクロッカンテ

お茶と小菓子:カモミールティー レモンのグラニテ チョコの容器とキャラメル



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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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