ロティスリレカン(銀座)



友人と総理大臣主催の「桜を見る会」に参加した後、銀座に移動してカジュアルフレンチにてお食事です。新年会では夜でしたが、今日はランチでの訪問でした。
友人のお祝いの席のため、グラスシャンパンにてお食事をスタート。銘柄はレカンブランドのHenriot Souverainです。あっさりめですが、適度に歩き回っていたのでとても美味しくいただけました。
ちなみにグラスシャンパンはこの一種類のみですが、他に月ごとに替わるシャンパンカクテルもあってこちらはリーズナブルです。今月は木苺でした。
ランチもディナー同様、三種類のコースが基本で、今日は真ん中のコースを選択。これは前菜、スープ、メインという組み合わせで、前菜は二種類から、メインは魚一種類、肉二種類の計三種類から選択できます。
しつらえ(クリストフル、ベルナルドー等々)やサービスはそれなりのレベルを維持しているにもかかわらず値段設定はかなり良心的です。
銀座ではそれなりにはずれた場所ですが、この日も常時ほぼ満員で、隣のテーブルは何度もお客さんが回転していました。リピーターが来るのでしょうか。人気があります。
さて、お料理ですが、
「天然海老と春野菜、函館直送チカのフリットのサラダ」(写真下)はからっと揚げた海老や函館直送というわかさぎ類似のお魚、チカに春のお野菜が使われていて、味の組み立てがよくできています。
つづく「本日のスープ」は濃厚なマッシュルームのスープでした。
「ロースト料理三種盛り合わせ レギュームエトフェ添え(チキン、ビーフ、ポーク)」(写真中)はボリュームがあり、異なる味が楽しめる贅沢なお料理で、野菜の付け合わせもふんだんで満足できます。中ではローストした鶏肉が気に入りました。
デザートは紅茶のシフォンケーキ、イチゴのムース、ヴァニラアイス(写真上)で、それぞれ小さいのであっという間になくなってしまいました(笑)。
三種類ほどから勧めてくれるパンはいずれもほかほかでしっとりしていて、バターつきです。
ワインは少し珍しそうなコルシカ島の赤ワインをカラフでいただきました。独特な香りがあり、やや甘い口当たり。ドメーヌの名前はComte Abbatucci、明らかにイタリア語ですね。
お食事の締めはハーブティーで、食後もゆっくりとおしゃべりしていたらそれぞれにお代わりを出してくれました。やはり気が利いています。
お花見の会で樽酒をすでに何杯か頂いていましたが、ワインもお料理もいずれも適度な量を美味しくいただき、適切なサービスに導かれて楽しい会食の時間となりました。