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サリュー(広尾)




先日は恵比寿、六本木とアウェーでの連戦が続きましたが、この日もフレンチで恵比寿駅へ降り立ちます。
以前から行ってみたかったフレンチレストラン、「サリュー」へ。女性陣二名がお供してくれました。

地名でいえば広尾となるここの場所ですが、駅としては恵比寿が近いようです。駅からおしゃべりしながら歩いてみたらあっという間の距離でした。徒歩五分ほどでしょうか。明治通り沿いの小さな、でもおしゃれな店構えのお店です。

店内はかなり小さい感じですが、照明が温かい感じで、ベージュ系の色でまとめられた店内はとても落ち着きます。
メニューの色も黄色だったりで、統一感があり、内装の雰囲気、メニューの色とも同じパリの一つ星、Maison Courtineを思い出していました。この二店、何となく似ています。

さて、お料理はプリフィクスコースのみとなります。前菜、メイン、デザートともに数種類の中からの選べるのですが、お値段の設定はとても良心的です。これはお皿を出してもらって気付いたことでした。というのは一皿一皿の盛りが大変よく、前菜、メイン、デザートのお決まりの皿数で充分に満腹になれる量なのです。

それを知らない我々は小さめの前菜を念頭に、前菜を一皿追加したという次第でした。ここでは、前菜、メインとも追加料金を払えば一皿追加ということが可能になっています。
前菜、メイン、デザートとともやはり旬のものを大切にされているのがよく分かり、どのお料理もとても魅力的に思えます。

フレンチレストランとしてのバランスもよく、揃っているメニューに偏りを感じません。前菜ではサラダもあり、冷たいスープもあり、温かい前菜ありで、メインでいえばお肉が中心ですが、お魚はほうぼうが供されていたようで、ほうぼうを出すあたりにここの志のほどを感じたものでした。

結局この店の名物らしきツブ貝とうにのグラタン、秋刀魚(写真下)、猪の煮込み(写真中央)、栗のムース(写真上)と選択していきましたが、どれも全くはずさずとにかくうまいの一言。

お値段設定を考えるととてもお値打ちです。

また、どのお皿もとても洗練されたたたずまいで、普通のプリフィクスビストロとは一線を画す質であると言えましょう。連れのお二人もとても美味しそうに食べていて三人ともとても幸せでした。

季節の食材をこれだけ美味しく楽しませてくれるならここには春夏秋冬一度ずつは最低訪れなければと思うのでした。

ワインは食前酒としてシャンパンのグラスをいただき、ついでカラフの白ワイン(ヴーヴレイの辛口)、コトーデュラングドック(赤ワイン)のボトルと進みました。

サンジョゼ(赤)のボトルがなかったのが残念でしたが、今回いただいたラングドックはシラーらしくとても力強く自然な口当たりで飲み易くもあり、食事をさらに楽しめました。

ワインリストは沢山あるという感じではありませんが、どんなキャラクターなのかをわかりやすく表示してあり、好感が持てます。また、いわゆる有名醸造家(ニコラ・ジョリーだったり、プリューレ・ロック)のワインもちらほら見たのですが、いずれも良心的な値付けだったと印象に残っています。

サービスは食後長居したにもかかわらず嫌な顔もせず途中何度も水を注いでくれたりして、お客さんとの距離感等も含めてプロだと思いました。

結局我々が最後の客になり、出店の際にはシェフ、サービスの方ともにお店の外に出てお見送りして下さいました。

「当たり!」と言えるような満足度の高いお店に久々に出会った喜びがあり、昂揚した気分で帰路につきました。ここは再訪必至でございます。


(いただいたもの)

アミューズ:鱈とジャガイモのカナッペ
(ほんの一口ですが、洗練されているのがわかり期待が高まりました)

前菜1:ツブ貝とうにのエスカルゴ風グラタン
(エスカルゴを供するお皿にツブ貝とうにが入れられてグラタンになって出てきます。うにの濃厚さがたまりません。またツブ貝の風味もいいです。しかしバターの量が半端ではない気が…。)

前菜2:秋刀魚の軽いスモーク、うにのリゾット、柚子のソース(写真左)
(軽くスモークされて油で焼かれた(?)秋刀魚はとても旨味がつまっていて最高です。下に敷かれたうにのリゾットも贅沢。好きな舞茸も一緒でした。ソースに軽く柚子の風味がします。)

メイン:猪の煮込み、カシス風味(写真中央)
(シチューのようなお皿に盛られてくるのかと思いきやとても洗練されたたたずまい。お肉は柔らかく、かつ臭みもなくで模範的なお味。カーエムの同じメニューの方がさらに肉の旨味を出していたとは感じましたが、満足いたしました。最近季節柄ジビエづいています。)

デザート:栗のムース、バニラのアイスクリーム(写真右)
(栗の細い春雨状のもの(シュブーダンジュ?)がぱりぱりとしていてバニラ、栗のムースのデザートのいいアクセントとなっています。驚きもあり、とても美味しく食べられました。かわいい蓋付の器に入ってきてプレゼンもおしゃれです。)

お茶:ミントティー
(ティーバッグでしょうか。お味はよいですが、やや濃いめかもしれません。またもしかしたら品物が少し古かったかもしれません。こちらは少し残念でした。)
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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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