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タブローズ(代官山)

この日は接待を受けに、全く縁のない代官山でディナーをいただいてきました。その意味で、二重に非日常な時間でした。

店内はかなり派手めな内装で、明らかに日本ではない雰囲気。イタリアか、スペインかといった感じで、赤と緑の縞で塗られた床や壁は、ベラビスタといった言葉がぴったり(?)。
そういえば、パリの高級イタリア料理店、「ソルマニ」も色は違えど、こんな派手派手しい感じだったと思い出しました。

入店早々、すべてのスタッフが居並び、こんばんはの大合唱の中席へ。厨房のスタッフまでみなあいさつしていて、お店のサービスに対する意識のほどを感じます。

外国人社長さんが招いてくれた店だけあり、店員もみな外国人慣れしており、外国人スタッフも数名いらっしゃいます。
最初説明してくれた方はフィラデルフィア出身というアメリカのおじさま。なかなかいい雰囲気。ついで日本人女性のスタッフが日本語で説明してくれました。

お料理はフレンチテーストがありつつも、傾向としてはアメリカあたりの高級レストランのものという感じでしょうか。アメリカ未踏のため、あくまで想像なのですが…。
前菜としてサラダやポタージュの選択が豊富にあり、何より牡蠣が何種類か揃っているあたりにそれが見て取れた気がします。
またワインもフランス、イタリアのものはもちろん、オーストラリア、カルフォルニアの高級ワインも揃っていて、やはりテーストがワールドワイドなのがよくわかります。

お料理はコースでいただくことになり、一皿一皿とても美味しくいただけました。
いさきのカルパッチョに添えられたフリーズドライの醤油が珍しい感じ。もちろん旬のいさきも抜群に新鮮で満足です。
またフォワグラはフランス・ランド産でこれまたとびきり良質ものでした。

ワインはホストが見繕って下さり、キールロワイヤルで始まり、カルフォルニアの良質の白ワイン、赤ワインを堪能いたしました。

デザートの前にはチーズも追加でいただき、最後は日本では珍しいたっぷりのミントの葉を使ったフレッシュハーブティーで締めでした。

贅沢な時間を過ごさせて頂き、感謝感激の一夜でした。
その独特な雰囲気からプライベートでの利用はないかと思いますが、少しスノッブな、アメリカンな夜を過ごされたい方は是非どうぞ。
どちらかというと、デートでの利用がお勧めのお店でしょう。


(いただいたもの)

食前酒:キールロワイヤル
食中の飲み物:カルフォルニアの白ワイン、赤ワイン

シェフからの贈り物:ジャガイモの冷たいスープ

冷前菜:山口県産 イサキのカルパッチョ タスマニア産マウンテンペッパーソース 3年熟成醤油のフリーズドライ
温前菜:フランス バンデ産 フレッシュ・フォワグラのソテー 無花果のキャラメリゼとクルミオイル 白バルサミコソース

魚料理:河岸より 本日の鮮魚料理(1本釣り 岬鯵のポアレ カレー風味のサバイヨンとポワロー葱、山形県産の白桃添え バルサミコソース)
肉料理:本日のお薦めお肉料理(特選 和牛フィレ肉のグリル トリュフの香る野菜のコンフィーと共に スモーク・マディラワイン・ソース)

チーズ:カマンベール、ロブルション(トリュフ入り)、ウオッシュタイプのチーズ

本日のデザート

食後の飲み物:フレッシュハーブティー(ミント)
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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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