ポール・ボキューズ大丸東京(グランノースタワー・東京駅)



日本でここ数年展開を続けるボキューズのカジュアルブランド。その中で、東京では一番新しい、大丸に入るこちらのお店にイブランチにうかがいました。
東京駅隣接のグランノースタワー12階に位置するこのお店は大きくガラスがとってあり、光が沢山入る明るいサルがとても印象的。けっこう細長いサルで、狭くも感じますが、現代的なカジュアル店の典型とも言えるような店作りをしています。
イブのこの日は普通のプリフィクスコースとクリスマスランチがあり、普通のコースを選択いたしました。
前菜、メイン、デザートとも三品程度から選択が可能ですが、どれもありきたりな感じで正直食指が動きません。
前菜はカリフラワーのスープ、生ハムのサラダ(*)、牛肉と野菜のゼリー寄せ(*)、鴨のテリーヌからゼリー寄せ、メインは、本日のお魚料理(鱈の焦がしバター)、鴨肉のコンフィ、ガンバス海老のポワレ(*)、豚バラ肉のブレゼからコンフィを、デザートは、ゴーフル、クレームブリュレ、赤いフルーツとバシュラン(*)からクレームブリュレをそれぞれ選択しました。
追加料金がかかるお皿もちらほらあり、何となく食材が前菜、メインでかぶるものは選択しにくく、その意味で面白味に欠けるということでした。ちなみに上記の(*)が、追加料金のかかるお皿になります。
出てきたお料理はしっかりとした味付けで、盛りつけもしっかりしており、堅実に美味しいカジュアルフレンチが楽しめるようにはなっています。
まあ店の落ち着き具合なども考えると、東京駅あたりでカジュアルに食事を楽しみたい向きにはよいお店といえましょう。
この日は窓際の席をお願いしてあり、ちゃんと良い席を用意しておいてもらえました。
ただ駅前に広がる無味乾燥な景色は正直どうかと。これはお店のせいでも何でもありませんが。光が沢山差し込んでくるのが唯一の救いでしょうか。
駅で店選びを迷われた際には思い出して頂ければと思います。
(いただいたもの)
プリフィクスコース
前菜:牛肉と野菜のゼリー寄せ(追加料金あり)(写真下)
メイン:鴨肉のコンフィ(写真中)
デザート:クレームブリュレ(写真上)
ワイン:シャトーモンテュス1999(グラス赤ワイン)