Ristorante ASO** (Tokyo) リストランテASO(代官山)★★
この日は代官山にあるイタリア料理店へ。イタリア料理では数少ないグランドメゾンと言ってよいでしょう。飲み物も込みになったコースがサービスされる機会での訪問でした。
大きな会だったので、大きなサル全体を使った、結婚式のようなテーブル配置でした。
そのようなわけで、レストラン本来の空間については参考にならないと思いますので割愛いたします。
お料理は季節の白トリュフ、上質なフォアグラ料理、名物のペスカトーレ、50日間熟成した和牛、二種類のデザートと最後まで飽きずに楽しむことができました。まずは飾り皿のお写真を。
白トリュフのお料理は、一週間白トリュフと一緒に置いた卵を目玉焼きにして、その上に白トリュフの薄切りをかけたもの。
久しぶりになまめかしい香りを、ほんのわずかですが、楽しむことができ満足でした。
続いて出たのが、フォアグラ料理。生ハムと合わすのが独特な感じ。それでも甘みのある味で統一されているので、味がばらばらということはありません。
フォアグラの質は大変上質でとろけるような味で久々に本物を堪能できました。
合わせて出された甘口ワインがとても自然な甘みでこちらも好きになりました。
パスタはこちらの名物のペスカトーレ。プレゼンテーションが独特です。
上の二つを混ぜ合わせたものが下になります。左のお皿には魚介類、ポルチーニの他、ビーツとベーコンのジュレもひそんでいます。
自分の手でパスタを移すのには正直とまどいますが、その味はとびきり。
特に一つ一つの魚介類(北寄貝やフリットされた的鯛、いか、海老など)やフリットされたポルチーニの味と香りが際立っています。これは一度食べてみる価値があると思います。
さて、メインは牛肉のお料理。和牛は一頭買いしているとのこと。それを50日熟成させるとのことで、表面にはかびが生えるとのことでした。
この日は二種類の部位が供されましたが、左手のロース肉はかび臭さが残っている感があり、これについては頭をひねるばかり。表面のかびをこそげたとしても実は菌糸が到達していたのかも知れません。
熟成させたお肉はまた濃厚な味わいで独特の旨味があり、面白いとは思いましたが、その点は残念でした。
お店の方がこれを読まれていたら、是非検討をして頂ければと思います。
デザートはまず冷たいムース状のパイナップルのスープで始まります。
メインのデザートはカネロニ状のデザート。赤いものはルバーブです。
飲み物は正直期待していたほどではありませんでしたが、メニュー構成を見る限りではきっと食材の方にお金がかかっていたのでしょう。
出して頂いたもの、お店の格からすると破格の値付けゆえそれでも文句の出ようもありません。
わいわいがやがやと大勢での食事会はその雰囲気もまたごちそうでした。
こちらの細やかな要望にも気持ちよく応対してくださるサービスの方々にも感謝の思いでした。
次回訪問はまた遠い先になるでしょうが、謙虚で穏やかな雰囲気の阿曽シェフともお話しすることができ思い出深い夜となりました。
(いただいたもの)
食前酒:Crémant de Bourgogne, Veuve Ambal 2007
・前菜(1):白トリュフの目玉焼き
(白ワイン:Grillo Itynera 2008)
・前菜(2):フォアグラと生ハム
(白ワイン:Chardonnay d'Automne, Robert Skalli 2000)
・パスタ:ポルチーニと海の幸のスパゲティ
(白ワイン:Grillo Itynera 2008)
・メイン:50日熟成させた和牛の炭火焼き
(赤ワイン:Château Chatain, Pomrol 2003)
・パン → 熱々で供され、お味も絶品。ホイップ状のバターと一緒でいくらでも食べられる感じでした。
・プレデセール:果物の冷たいスープ
・デセール:バニラ風味のカネロニ
(白ワイン:Chardonnay d'Automne, Robert Skalli 2000)
・食後のお茶:ハーブティー
・小菓子(お花とのプレゼンで…)
大きな会だったので、大きなサル全体を使った、結婚式のようなテーブル配置でした。
そのようなわけで、レストラン本来の空間については参考にならないと思いますので割愛いたします。
お料理は季節の白トリュフ、上質なフォアグラ料理、名物のペスカトーレ、50日間熟成した和牛、二種類のデザートと最後まで飽きずに楽しむことができました。まずは飾り皿のお写真を。
白トリュフのお料理は、一週間白トリュフと一緒に置いた卵を目玉焼きにして、その上に白トリュフの薄切りをかけたもの。
久しぶりになまめかしい香りを、ほんのわずかですが、楽しむことができ満足でした。
続いて出たのが、フォアグラ料理。生ハムと合わすのが独特な感じ。それでも甘みのある味で統一されているので、味がばらばらということはありません。
フォアグラの質は大変上質でとろけるような味で久々に本物を堪能できました。
合わせて出された甘口ワインがとても自然な甘みでこちらも好きになりました。
パスタはこちらの名物のペスカトーレ。プレゼンテーションが独特です。
上の二つを混ぜ合わせたものが下になります。左のお皿には魚介類、ポルチーニの他、ビーツとベーコンのジュレもひそんでいます。
自分の手でパスタを移すのには正直とまどいますが、その味はとびきり。
特に一つ一つの魚介類(北寄貝やフリットされた的鯛、いか、海老など)やフリットされたポルチーニの味と香りが際立っています。これは一度食べてみる価値があると思います。
さて、メインは牛肉のお料理。和牛は一頭買いしているとのこと。それを50日熟成させるとのことで、表面にはかびが生えるとのことでした。
この日は二種類の部位が供されましたが、左手のロース肉はかび臭さが残っている感があり、これについては頭をひねるばかり。表面のかびをこそげたとしても実は菌糸が到達していたのかも知れません。
熟成させたお肉はまた濃厚な味わいで独特の旨味があり、面白いとは思いましたが、その点は残念でした。
お店の方がこれを読まれていたら、是非検討をして頂ければと思います。
デザートはまず冷たいムース状のパイナップルのスープで始まります。
メインのデザートはカネロニ状のデザート。赤いものはルバーブです。
飲み物は正直期待していたほどではありませんでしたが、メニュー構成を見る限りではきっと食材の方にお金がかかっていたのでしょう。
出して頂いたもの、お店の格からすると破格の値付けゆえそれでも文句の出ようもありません。
わいわいがやがやと大勢での食事会はその雰囲気もまたごちそうでした。
こちらの細やかな要望にも気持ちよく応対してくださるサービスの方々にも感謝の思いでした。
次回訪問はまた遠い先になるでしょうが、謙虚で穏やかな雰囲気の阿曽シェフともお話しすることができ思い出深い夜となりました。
(いただいたもの)
食前酒:Crémant de Bourgogne, Veuve Ambal 2007
・前菜(1):白トリュフの目玉焼き
(白ワイン:Grillo Itynera 2008)
・前菜(2):フォアグラと生ハム
(白ワイン:Chardonnay d'Automne, Robert Skalli 2000)
・パスタ:ポルチーニと海の幸のスパゲティ
(白ワイン:Grillo Itynera 2008)
・メイン:50日熟成させた和牛の炭火焼き
(赤ワイン:Château Chatain, Pomrol 2003)
・パン → 熱々で供され、お味も絶品。ホイップ状のバターと一緒でいくらでも食べられる感じでした。
・プレデセール:果物の冷たいスープ
・デセール:バニラ風味のカネロニ
(白ワイン:Chardonnay d'Automne, Robert Skalli 2000)
・食後のお茶:ハーブティー
・小菓子(お花とのプレゼンで…)
リストランテASO (イタリアン / 代官山、中目黒、恵比寿)
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