レストラン訪問記:名古屋・伏見「大甚本店」

今回の旅行で観光気分でこちらのお店にうかがってきました。名古屋では名の通った老舗居酒屋で、古くまた黒光りする店内は独特な雰囲気を醸し出しています。
午後4時開店で同時にお客さんがどっと入ってくるイメージでしょうか、この日は4時半すぎにうかがったと思いますが、店内はすでにほぼ満員でした。
お席は奥が禁煙席として使われていますが、仕切りなどは全くないので、仮に境界で吸っている人がいて境界近くの禁煙席に座ると分けている意味をあまり感じないかもしれません。
それでも一応、禁煙、喫煙を分けようというお店の配慮があるのはなかなかのことと思います。
席に通されてお酒の注文をとってもらった後は自分で好きなおつまみをカウンターというより専用の台や冷蔵庫からとってくる仕組みになっています。黙っていても何にもありつけません。
冷蔵庫には各種お造り、台には各種お総菜が用意されていて、それぞれに多彩です。
お造りですと、この日は鰹、秋刀魚、帆立、鮪の大トロ、馬肉、赤貝などあったでしょうか。前の3つと後ろの3つでは値段が倍くらい違います。
お総菜は焼き物や煮物が中心ですね。野菜類の煮物はお値打ちな値段で、お魚料理の焼き物等はお造りほどではないものの、野菜よりちょっとだけ値がはります。
私が到着した段階ですでになくなっている人気の品もあったかもしれませんが、まだ比較的品物が残っている時間帯だったのではないかと思います。
日本全国から物珍しさに大勢のお客さんが集ってくるイメージなので、早く来るに越したことはないでしょうね。

この日は里芋の煮物、鰻の焼き物(小口に切った蒲焼き)、地元産赤貝のお造りをいただきました。
赤貝はかなりいいお値段でしたが、すぐに売り切れていました。地のもので美味しく頂けました。やはり愛知は貝がいいですね。季節にもよるでしょうが。
ビールは一番搾りの生を頂きましたが、その泡のクリーミーなこと、手入れをきちんとしていることがわかり、こういったところも支持される理由の1つかと思いました。
エビスやプレミアムモルツなどのプレミアムビールの生でクリーミーな泡はたまに遭遇しますが、一番搾りの生でここまで美味しいお店はなかなかないのではと思います。
ビールは生以外でも、季節の秋味の瓶もおいてあったようで、お隣さんが飲まれていました。他のメーカーのビールもあった気がします。
店員さんも総じて仕事がきっちりしていて、感じが良く、長く続くお店のいい雰囲気を感じることができ楽しかったです。
お会計はお願いすると先方が計算に来てくれて、値段を書いた紙を渡してくれます。それをレジまでもっていってお支払いする仕組みになっています。
早めに閉店になるのが玉に瑕ですが、名古屋観光に行かれた際には是非一度足を運ばれることをお勧めいたします。
(いただいたもの)
・里芋の煮物
・鰻の焼き物(小口切りの蒲焼き)
・地元産赤貝のお造り
飲み物:一番搾り生
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