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石ばし(江戸川橋)

今日は久々のオフでのんびり。午後から懐かしい場所を訪ねて散歩へ。その途中にあるこのの名店でお食事を楽しみました。午前中に電話し、席と食べるものを予約。これがここのスタイルです。

東京住まいの醍醐味はふらりと名店を訪れることのできる地の利にも求めることができるでしょう。

お座敷が中心のようですが、一人ということもあり、入ってすぐ脇の小さなテーブル席のスペースでのお食事。テーブルはたったの三つ。みな一様にお酒を楽しんでいましたが、私は最後までお茶で通しました。テーブル席は禁煙とのことでほっとします。

お酒はとても揃えがよく、伯楽星、神亀、田酒などもあり、また季節のお酒(今ならたとえば新酒)などが豊富に揃っていて、日本酒好きにはたまらないかもしれません。ただしお酒を頼むと相応のつきだしがついてきますので、その点お覚悟を。

入店して待つこと約45分ほどでようやく今朝お願いしておいた重の上(じょう)がやってきました。予約しているとはいえ、この待ち時間。ここでを食すには必要な時間のようです。入店早々に、お店を紹介していた雑誌をどうぞといって出され、その段階で待ち時間が長いことが暗にわかった気もしていましたが。

重のたれは辛めで、お重の上に盛られたはとても美しいたたずまい。丁寧に仕上げられて食卓に届けられたのがよくわかります。輪島塗のきれいな絵柄の赤いお重もまた歴史を感じさせてくれて、これもまた食事の楽しみの一部でしょう。

1時間は蒸すというは上品で、文句のつけようのない旨さ。しかし上品すぎると感じる方もいるかもしれません。蒸しを入れないワイルドな鰻(例えば銀座の「ひょうたんや」)の対極にあります。
山椒はとても風味がきいていて、きちんと管理されている感じでした。

お重もそうですが、茶碗やおかわりのお茶を入れる茶器や、山椒の入れ物など、高級ではないかもしれませんがいずれも吟味されている感じで、美しい。そういうところにもお店の細やかさが感じられます。

ただ残念だったのは食事ももう終わりかけの頃、店の人があわてて外に出て行ってまたすぐに戻ってきたのですが、その出入りの際の戸の開け閉めの粗忽なこと。まだ客がいる、気配りが欲しい場面でした。残念。

鰻のお味としては、人を接待するときには文句なしに満足してもらえるでしょう。
個人的には同じ感じ(蒸しをしっかり入れた鰻)の味をもう少しリーズナブルに提供してくれる感のある、麹町の秋本の方が行きやすいと感じます。
しかし一度は行かれて損はしない名店かと思われますので近くに寄られた際には是非食されることをお勧めいたします。

夜のお座敷でお酒におぼれながらの鰻もまた格別かもしれません。


(いただいたもの)
鰻重(上)
(他に、並、特上とありますが、鰻の量で値段が決まるとのことです。)
+肝吸い
(肝吸いも香の物も鰻重を注文すると付いてきます)
+香の物
(100年使っているぬか床で漬けた自家製とのこと。その美味しいこと。)
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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
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長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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