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老舗ホテル新装開店情報:ホテル「リッツ」(パリ1区)内飲食店情報

この6月上旬より4年ぶりに営業が再開されている名門ホテル「リッツ」ですが、簡単に同ホテル内の飲食店の営業についてお伝えいたします。

同ホテル内の飲食店の総料理長の立場で約1年来関わってきたのが、元二つ星シェフのニコラ・サル氏になります。

ガストロノミーレストランである「レスパドン」は大きくわけて二つの空間で構成され、歴史ある内装でテラスも併設されている「ラ・ターブル・ドゥ・レスパドン」は夜のみ毎日営業されるとのことです。

こちらでは前菜とアミューズが一つの食材をもとに用意されるようで、また「アミューズ・ブーシュ」とは言わず「ラパ (L'appât)」 と呼び習わすようです。用意されている食材は手長海老、グリーンピース、イチョウ蟹、フォワグラとなっています。

アラカルトは、魚3種類(的鯛、鱈、オマール海老)、肉3種類(ブレス鶏、仔羊鞍下肉、リードヴォー)、デザート4種類(ルバーブ、苺、南国果実、チョコレート)が用意され、アラカルトの予算が160ユーロ〜350ユーロとなっています。また、ムニュ・デクヴェルト(発見コース)が195ユーロ、ムニュ・シニヤチュール(名物料理コース)が320ユーロとなっていて、コースもあるので安心でしょう。

一方で月曜日から金曜日にかけての昼に営業するのが「レ・ジャルダン・ドゥ・レスパドン」です。前菜4皿、肉料理3皿、魚料理3皿、デザート4皿からなる週替わりのムニュ・カルト(プリフィックスメニュー)が提供されます。お値段は前菜+メイン、メイン+デザートのいずれかで95ユーロとなっており、ガストロノミーレストランとしては比較的リーズナブルかもしれません。このメニューの場合、1時間〜1時間15分ほどで食事をする想定のようで、時代の流れを感じますね。

よりカジュアルなブラッスリにあたる「ル・バー・ヴァンドーム」では前菜、メイン、デザートのコースが80〜100ユーロで提供されます。サンドイッチ、シーザーサラダなどの軽食あります。午前9時から翌日の午前2時までの営業と使い勝手が良いようです。

またバーのすぐ近くには「ル・サロン・プルースト」がもうけられ、こちらでは15時〜18時までシェフ・パティシエであるフランソワ・ペレ氏の監修したティータイムメニューが楽しめます。要予約とのことですが55ユーロ(シャンパングラス付きで75ユーロ)でデザートやビスケット類とお茶のセットが提供されることになっています。

しばらくは注目を集めるスポットになるでしょうし、来年の星の行方が早くも気になるところではあります。

ホテル「リッツ」ウェブサイト:
http://www.ritzparis.com/ja-JP



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ジャンル : グルメ

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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
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長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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