ミシュランフランス2017:三つ星店、二つ星店の流れ星
昨日までの昇格情報に引き続いて、ミシュランフランス最新版で星を失ったお店の紹介です。
★★←☆☆☆
(降格店なし)
☆☆
ボルドー「ラ・グランド・メゾン−ジョエル・ロブション」
→ご存じの通り2016年前半に同店シェフを任されていたジョエル・ロブション氏がオーナーのマグレ氏と決別して辞任され、現在はピエール・ガニエール氏が新シェフとして同店を運営されています。このシェフ交代でロブション氏のお店としての「ラ・グランド・メゾン」は昨年得た二つ星を返上するということになったということです。
その代わりにガニエール氏が今年の最新版で新たに二つ星を獲得しましたのでお店としては星の評価が変わらなかったということになります。
(関連記事)
ジョエル・ロブション氏「ラ・グランド・メゾン」シェフ辞任
ピエール・ガニエール氏「ラ・グランド・メゾン」シェフ就任
ポイヤック「シャトー・ドゥ・コルデイヤン・バージュ」
→すでに記事にしていますが、ティエリー・マルクス氏の後を引き継いでシェフとして二つ星を維持されていたジャン−リュック・ロシャ氏が同店シェフを辞任されたため星がなくなってしまいました。同氏は現在パリ16区の「サン−ジェムズ・パリ」シェフに就任されています。ミシュラン最新版で同店は前任シェフのヴィルジニ・バスロ氏(現在はジュネーブのホテルレストランシェフ)が獲得した一つ星を無事維持しています。
「シャトー・コルデイヤン・バージュ」の新シェフは今年もさらに一つ星を増やしたマチュ・パコー氏とともにお仕事をされていた方が就任されるとのことです。同店の再オープンが近づいたらまたお伝えできればと思います。
(関連記事)
「シャトー・コルデイヤン・バージュ」シェフ辞任、「サン−ジェムズ・パリ」シェフ就任へ(1・2)
グンダーショフェン「ル・シーニュ」
→オーナーシェフのファビアン・マンガス氏がバーレンタルにある「ラーンスブール」を購入し「ル・シーニュ」のセカンドシェフ、シェフソムリエなどの主要な人員を異動させてこちらに注力した結果、最新版では前任シェフのフィリップ・ラベ氏が昨年獲得した星を無事維持しています。10年以上三つ星の評価を得ていた同店で上を目指す方がキャリア上得策と考えたものと思われます。
一方で、「ル・シーニュ」の方はマンガス氏が変わらずオーナーですが、ビストロノミの新コンセプトでジャン−フランソワ・ロワイエ氏を新シェフとして再出発しており、星の評価には当面値しないと判断されたものと思われます。
★←☆☆
シャンティ「ラ・ターブル・デュ・コネターブル」
→同店を二つ星に押し上げた前任シェフのアルノー・フェ氏がエズの「ラ・シェーヴル・ドール」シェフとして転任されて新シェフのもとでミシュラン最新版の判定を受けた結果が今回の降格となりました。
ミュルーズ「イル・コルティーレ」
パリ8区「ラ・ターブル・デュ・ランカスター」
トゥルーズ「ランフィトリオン」
★★←☆☆☆
(降格店なし)
☆☆
ボルドー「ラ・グランド・メゾン−ジョエル・ロブション」
→ご存じの通り2016年前半に同店シェフを任されていたジョエル・ロブション氏がオーナーのマグレ氏と決別して辞任され、現在はピエール・ガニエール氏が新シェフとして同店を運営されています。このシェフ交代でロブション氏のお店としての「ラ・グランド・メゾン」は昨年得た二つ星を返上するということになったということです。
その代わりにガニエール氏が今年の最新版で新たに二つ星を獲得しましたのでお店としては星の評価が変わらなかったということになります。
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ジョエル・ロブション氏「ラ・グランド・メゾン」シェフ辞任
ピエール・ガニエール氏「ラ・グランド・メゾン」シェフ就任
ポイヤック「シャトー・ドゥ・コルデイヤン・バージュ」
→すでに記事にしていますが、ティエリー・マルクス氏の後を引き継いでシェフとして二つ星を維持されていたジャン−リュック・ロシャ氏が同店シェフを辞任されたため星がなくなってしまいました。同氏は現在パリ16区の「サン−ジェムズ・パリ」シェフに就任されています。ミシュラン最新版で同店は前任シェフのヴィルジニ・バスロ氏(現在はジュネーブのホテルレストランシェフ)が獲得した一つ星を無事維持しています。
「シャトー・コルデイヤン・バージュ」の新シェフは今年もさらに一つ星を増やしたマチュ・パコー氏とともにお仕事をされていた方が就任されるとのことです。同店の再オープンが近づいたらまたお伝えできればと思います。
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グンダーショフェン「ル・シーニュ」
→オーナーシェフのファビアン・マンガス氏がバーレンタルにある「ラーンスブール」を購入し「ル・シーニュ」のセカンドシェフ、シェフソムリエなどの主要な人員を異動させてこちらに注力した結果、最新版では前任シェフのフィリップ・ラベ氏が昨年獲得した星を無事維持しています。10年以上三つ星の評価を得ていた同店で上を目指す方がキャリア上得策と考えたものと思われます。
一方で、「ル・シーニュ」の方はマンガス氏が変わらずオーナーですが、ビストロノミの新コンセプトでジャン−フランソワ・ロワイエ氏を新シェフとして再出発しており、星の評価には当面値しないと判断されたものと思われます。
★←☆☆
シャンティ「ラ・ターブル・デュ・コネターブル」
→同店を二つ星に押し上げた前任シェフのアルノー・フェ氏がエズの「ラ・シェーヴル・ドール」シェフとして転任されて新シェフのもとでミシュラン最新版の判定を受けた結果が今回の降格となりました。
ミュルーズ「イル・コルティーレ」
パリ8区「ラ・ターブル・デュ・ランカスター」
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