レストラン訪問記:二子玉川「サレ・ポワヴレ」(ビブグルマン)
あまりご縁がない東京西部ですが、美術館を訪ねる機会がありその途上でお店に寄らせていただきました。
遅い入店で他にお客さんもなくサービス担当の奥様が色々と話をしてくださって退屈することがありませんでした。
遅い時間に入ったのですでに他の客が出たものと思っていましたが、この日は私の予約一件だけとのことでした。つまりこの日は期せずして貸し切りでした。
平日ランチはあまりお客さんが来ないとのことで、一番混むのは土曜日の夜とのことでした。
お料理はランチの一番基本的なコースをいただきました。お値段は本物を提供するのに見合った値段だと思うのですが、正直に言うとメニューに勢いを感じずわくわくがありませんでした。
今日こんな美味しいものが入ったから是非食べてという日替わりであったり、色々なスペシャリテを並べて選べるようにしてあったりといったことがなく、お店からすると安全運転で安定的に営業できる形のメニューだと感じました。
最近はあまり行っていませんが、神楽坂の「ラ・マティエール」などは同じような値段でランチを出していたかと思いますが、前菜、メインともいくつか選択肢があって、どれを選んでも美しい盛りつけのそれなりのボリュームの美味しいお料理が出てきたように思います。
とはいえお店の提案を受け入れるしかありませんので自分がその時一番食べたいものを注文しました。

前菜のサーモンの燻製は自家製とのこと。燻製香がしっかりして美味しいですが、ちょっと量が物足りないです。上の葉物類各種の説明もして頂きましたが、個人的には正直あまりわくわくするところではありません。

そしてメインは和牛とのことでこちらにしました。ソテーといいつつ実は煮込み料理で柔らかく仕上げてあって美味しいのですが、こちらももう少し欲しい量でした。
さらにいうと新人参とあえて和牛と並列でメニューに書いてあるのでどれくらいの存在感がある人参が出てくるのかと密かに期待しましたが、小さな輪切り一つが横に置いてあるだけでかなり残念な思いがしました。せめて量を増やすなり、切り方を工夫するなりして頂きたかった。
経営上色々な計算が必要なのはわかるのですが、レストランにはエンターテインメント性がやはり求められている場所だと思いますので、お客さんがわくわくするような期待感がもてない場所はやはりどうしても忘れられていく傾向にあるのではないでしょうか。
先日うかがってこちらのブログでも記事にした原宿の「ル・プレヴェール」もスープ、前菜、デザートの盛りつけはそれぞれ小さめでしたがメインはしっかりとした野菜の付け合わせが二品ついきてお魚自体も大きめで美味しく仕上がっていたので最終的には気持ちも、お腹も満足してお店を出ることができました。それでもこのお店の約半額のお値段で食べられます。
とても親切にしていただいたのでお店が良い方向に変わっていけばいいなという願いをこめて書かせて頂きます。お店としては経営が安定していれば問題はなく、今のままでもいいということであれば一一見客がとやかくいう筋合いのことではないのでしょうが。
(いただいたもの)
ランチコース(自家製パン付き)
アミューズ: 自家製リエット
前菜:自家製“タスマニア産サーモン”桜のチップ8時間スモーク
メイン:和牛と新人参のソテー、“三島広川農園”露地野菜と合せて
デザート(おまかせ):レモンタルトとキャラメルのアイス
食後の飲み物:コーヒー
飲み物:グラス白(シャルドネ(ブルゴーニュ))
遅い入店で他にお客さんもなくサービス担当の奥様が色々と話をしてくださって退屈することがありませんでした。
遅い時間に入ったのですでに他の客が出たものと思っていましたが、この日は私の予約一件だけとのことでした。つまりこの日は期せずして貸し切りでした。
平日ランチはあまりお客さんが来ないとのことで、一番混むのは土曜日の夜とのことでした。
お料理はランチの一番基本的なコースをいただきました。お値段は本物を提供するのに見合った値段だと思うのですが、正直に言うとメニューに勢いを感じずわくわくがありませんでした。
今日こんな美味しいものが入ったから是非食べてという日替わりであったり、色々なスペシャリテを並べて選べるようにしてあったりといったことがなく、お店からすると安全運転で安定的に営業できる形のメニューだと感じました。
最近はあまり行っていませんが、神楽坂の「ラ・マティエール」などは同じような値段でランチを出していたかと思いますが、前菜、メインともいくつか選択肢があって、どれを選んでも美しい盛りつけのそれなりのボリュームの美味しいお料理が出てきたように思います。
とはいえお店の提案を受け入れるしかありませんので自分がその時一番食べたいものを注文しました。

前菜のサーモンの燻製は自家製とのこと。燻製香がしっかりして美味しいですが、ちょっと量が物足りないです。上の葉物類各種の説明もして頂きましたが、個人的には正直あまりわくわくするところではありません。

そしてメインは和牛とのことでこちらにしました。ソテーといいつつ実は煮込み料理で柔らかく仕上げてあって美味しいのですが、こちらももう少し欲しい量でした。
さらにいうと新人参とあえて和牛と並列でメニューに書いてあるのでどれくらいの存在感がある人参が出てくるのかと密かに期待しましたが、小さな輪切り一つが横に置いてあるだけでかなり残念な思いがしました。せめて量を増やすなり、切り方を工夫するなりして頂きたかった。
経営上色々な計算が必要なのはわかるのですが、レストランにはエンターテインメント性がやはり求められている場所だと思いますので、お客さんがわくわくするような期待感がもてない場所はやはりどうしても忘れられていく傾向にあるのではないでしょうか。
先日うかがってこちらのブログでも記事にした原宿の「ル・プレヴェール」もスープ、前菜、デザートの盛りつけはそれぞれ小さめでしたがメインはしっかりとした野菜の付け合わせが二品ついきてお魚自体も大きめで美味しく仕上がっていたので最終的には気持ちも、お腹も満足してお店を出ることができました。それでもこのお店の約半額のお値段で食べられます。
とても親切にしていただいたのでお店が良い方向に変わっていけばいいなという願いをこめて書かせて頂きます。お店としては経営が安定していれば問題はなく、今のままでもいいということであれば一一見客がとやかくいう筋合いのことではないのでしょうが。
(いただいたもの)
ランチコース(自家製パン付き)
アミューズ: 自家製リエット
前菜:自家製“タスマニア産サーモン”桜のチップ8時間スモーク
メイン:和牛と新人参のソテー、“三島広川農園”露地野菜と合せて
デザート(おまかせ):レモンタルトとキャラメルのアイス
食後の飲み物:コーヒー
飲み物:グラス白(シャルドネ(ブルゴーニュ))
- 関連記事
-
- レストラン訪問記:高田馬場「ラミティエ」(ビブグルマン)
- レストラン訪問記:二子玉川「サレ・ポワヴレ」(ビブグルマン)
- レストラン訪問記:表参道「ル・プレヴェール」