レストラン訪問記:東銀座「流石」(★)
実は移転前の同店に一度訪れたことがあったようで、なんとなくそのことを思い出していました。

この日はふりの一人客でしたが、オーナーと思しきおばさんはこちらをみるなり一瞬ためがあり、心からようこそ我が店へというスタンスではないのが感じられました。もちろん笑顔なんてありません。色々と余裕がないようです。
注文を取りに来たので注文をしてメニューを返そうとするのにそれを受け取らず、むしろ下に置いたりしてこちらの動作は置いてきぼり。選ぶ必要があったためかとも思いましたが、かといってこちらに選ばせるためにメニューを開いて説明しようとするでもありません。
カウンターに座ったのですが、カウンター下にしつらえられた冷蔵庫のおばさんによる開け閉めががさつできついです。何気ない動作なのかもしれないが、カウンターに座る客の体に響いてきます。あまり落ち着いて食事する環境ではないですね。
またグラスが空いていて、さきほどから何度もこちらに来ているのに頼まないとお茶のお代わりを入れてくれないなんてこともありました。全く気が利かないです。
一番気になったのは料理の説明をしながら遠ざかっていく態度です。説明をするならきちんと目の前のお客さんに向き合わないといけないでしょう。お客さんはきちんと扱ってもらえないと敏感に感じるものだと思います。
結局素人のおばさんが、その限界だらけの見識のレベルでサービスが保たれているような店ということなのでしょう。気が利いた振る舞いを期待するこちらが間違いということですね。
サービスについてはこれくらいにしてお料理です。
蕎麦屋なのでそばの味が全てだと思うのですが、能書きがたくさんある割には普通としか感じないです。もちろんそれなりにいい値段をとっていますので不味いわけはないです。

少なくとも温冷二種のそばをいただきましたが、そば自体からはそばの香りはしてきません。いつもこんなものかと思うので不満はないのですが、一つ星は何に対して与えられのか疑問に思わずにいられないません。
天ぷらもたいして美味しいとはいえず、それ以前にかき揚げがかき揚げになっていませんね。調理レベルは高くないと思いました。
またいただいたランチのおまかせの構成にも疑問がありました。まず、二種のそばが実質的にかぶる構成が今ひとつよくわからないです。またそばのことはよく知りませんが、温かいそばの後、最後に冷たいそばという流れはどうなのでしょう。普通は冷たいものから温かいものというのが自然だと思うのですが、この流れも疑問に思わずにはいられませんでした。
ただ提供された冷たいそば茶もそば湯もよく香っていてそばをいただいているのがよく感じられましたし、つきだしの湯葉も(特に黒豆の湯葉)甘くて風味豊かで、サイドメニューは充実している印象をもったのも事実でした。
ランチは一定金額以上飲食したらカード利用可だけど、忙しいのでできればカード利用は勘弁してねという内容の舌代があり、自分流の素人サービスとあいまってげんなりでした。
もう二度と行くことがないと思い、さっぱり現金でお支払いをして店を出て来ました。
悪い店ではないかもしれませんが、星はいらないでしょう。色々な誤解が生じてしまい多くの人が振り回されてしまいます。
大した店でもないのに星を得たことで勘違いする残念なお店の典型ですね。中目黒のパスタ屋などとともに早急に星を取り上げるのが、多くのミシュラン読者のためでしょう。
(いただいたもの)
昼のおまかせ(香る冷たいそば茶つき)
つきだし:湯葉二種(大豆の湯葉と黒豆の湯葉)
(黒豆の湯葉の方が甘い!わさびの切れ端を入れるのはいただけない。)
小さいかけそば(温)
桜海老のかき揚げとかぼちゃの天ぷら
ざるそば(冷たいかけそばとの選択)
甘味:そば茶のアイス
(それなりにそばの香りがして小さいですが満足度高いです。)流石感想

この日はふりの一人客でしたが、オーナーと思しきおばさんはこちらをみるなり一瞬ためがあり、心からようこそ我が店へというスタンスではないのが感じられました。もちろん笑顔なんてありません。色々と余裕がないようです。
注文を取りに来たので注文をしてメニューを返そうとするのにそれを受け取らず、むしろ下に置いたりしてこちらの動作は置いてきぼり。選ぶ必要があったためかとも思いましたが、かといってこちらに選ばせるためにメニューを開いて説明しようとするでもありません。
カウンターに座ったのですが、カウンター下にしつらえられた冷蔵庫のおばさんによる開け閉めががさつできついです。何気ない動作なのかもしれないが、カウンターに座る客の体に響いてきます。あまり落ち着いて食事する環境ではないですね。
またグラスが空いていて、さきほどから何度もこちらに来ているのに頼まないとお茶のお代わりを入れてくれないなんてこともありました。全く気が利かないです。
一番気になったのは料理の説明をしながら遠ざかっていく態度です。説明をするならきちんと目の前のお客さんに向き合わないといけないでしょう。お客さんはきちんと扱ってもらえないと敏感に感じるものだと思います。
結局素人のおばさんが、その限界だらけの見識のレベルでサービスが保たれているような店ということなのでしょう。気が利いた振る舞いを期待するこちらが間違いということですね。
サービスについてはこれくらいにしてお料理です。
蕎麦屋なのでそばの味が全てだと思うのですが、能書きがたくさんある割には普通としか感じないです。もちろんそれなりにいい値段をとっていますので不味いわけはないです。

少なくとも温冷二種のそばをいただきましたが、そば自体からはそばの香りはしてきません。いつもこんなものかと思うので不満はないのですが、一つ星は何に対して与えられのか疑問に思わずにいられないません。
天ぷらもたいして美味しいとはいえず、それ以前にかき揚げがかき揚げになっていませんね。調理レベルは高くないと思いました。
またいただいたランチのおまかせの構成にも疑問がありました。まず、二種のそばが実質的にかぶる構成が今ひとつよくわからないです。またそばのことはよく知りませんが、温かいそばの後、最後に冷たいそばという流れはどうなのでしょう。普通は冷たいものから温かいものというのが自然だと思うのですが、この流れも疑問に思わずにはいられませんでした。
ただ提供された冷たいそば茶もそば湯もよく香っていてそばをいただいているのがよく感じられましたし、つきだしの湯葉も(特に黒豆の湯葉)甘くて風味豊かで、サイドメニューは充実している印象をもったのも事実でした。
ランチは一定金額以上飲食したらカード利用可だけど、忙しいのでできればカード利用は勘弁してねという内容の舌代があり、自分流の素人サービスとあいまってげんなりでした。
もう二度と行くことがないと思い、さっぱり現金でお支払いをして店を出て来ました。
悪い店ではないかもしれませんが、星はいらないでしょう。色々な誤解が生じてしまい多くの人が振り回されてしまいます。
大した店でもないのに星を得たことで勘違いする残念なお店の典型ですね。中目黒のパスタ屋などとともに早急に星を取り上げるのが、多くのミシュラン読者のためでしょう。
(いただいたもの)
昼のおまかせ(香る冷たいそば茶つき)
つきだし:湯葉二種(大豆の湯葉と黒豆の湯葉)
(黒豆の湯葉の方が甘い!わさびの切れ端を入れるのはいただけない。)
小さいかけそば(温)
桜海老のかき揚げとかぼちゃの天ぷら
ざるそば(冷たいかけそばとの選択)
甘味:そば茶のアイス
(それなりにそばの香りがして小さいですが満足度高いです。)流石感想
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