レストラン訪問記:赤坂「ブタリ」(新店)
夏以来2度目の訪問でしたが、幸いなことに郡司シェフもディレクターの女性も覚えていて下さっていました。
お店の評価も上々のようで少しずつ常連のお客さんもついてきているようでした。それでもまだ開店してから半年も経っていないのでまだまだ新規顧客開拓の余地がありそうです。
お料理は前回同様デザートまでの3品コースを頂いてきましたが、やはりコストパフォーマンスが良いと思わせてくれる丁寧なつくりのお料理を楽しめます。

この日のメニュー
ランチでは他にも前菜とメインのコースもあって、ご近所勤めの方々が週末などに飛び込みでお食事されていくこともよくあるようですね。
色々な制約がある中でシェフが最大限工夫していいものを出そうとしているのが伝わってきます。シェフ自身が召し上がりたいものを出すのがコンセプトのようで客はそれによって十分に楽しませてもらえています。

店内風景(2階)
前回は暑い盛りでしたが気温もぐっと下がった晩秋のこの頃にふさわしく、冷菜のサラダが温菜のコンソメロワヤルになり、同じ豚肉でもグリルから煮込み料理になりとメニュー構成の変化から季節の移り変わりを感じることができました。

コンソメロワイヤルは洋風茶碗蒸しでしょうが椎茸や銀杏が使われていたせいかより日本の茶碗蒸しに近いイメージでした。最近はフランスでもあえて椎茸を使うレストランもあるようですからありでしょうが、ここは洋物のキノコ類を使うとよりフランス料理らしく感じられたかなと思いました。お出汁が洋風な分その方が頭が混乱しないように感じました。
ロワイヤルに入っていた帆立ですが、こちらは半生の絶妙の火入れ加減でシェフの技を感じます。

メインの煮込みは20時間も煮込まれているとのことでしたが、ほろほろと崩れすぎることもなく柔らかいのに歯ごたえもあるという不思議な調理でした。もちろん美味しく仕上がっています。個人的には根セロリのピュレが独特の香りを放っていて、いいアクセントになっていました。食材の香りがしっかり感じられる調理、大切ですね。
デザートは前回やや物足りなさを感じたのですが、今回よりデザートを作り込んでいる感じで前回より高評価でした。黒イチジクをコンポートにしてさらにキャラメリゼして食べさせるデザートでしたが、フランス料理でしかなかなかお目にかかれない食材と出会えるとうれしいものです。
メニューは2週間に1回更新されていくとのことで、この日はその丁度変わり目の日に当たっていたようでした。
パリの本店がキャヴィアのテースティングを提供している関係から、東京のお店でもそれを行っていて、ランチでも追加料金で気軽にキャヴィアが楽しめるとのことでした。また季節柄12月22日〜25日まではクリスマスメニューも用意されています。
この日初めてトイレを借りて2階に上がりましたがトイレにはハンドタオルが用意されていて感動しました。カジュアル店ながらこちらはやはりサービスへの意識が高いと思います。
ディレクターの女性はまだお若いのに日本代表とのことで、重責を負われていますがなかなかしっかりとサービスなど差配されていてシェフ共々お店をしっかり支えられているのがわかります。
ミシュラン掲載があればいいなと個人的に思っていますが、どうでしょうか。今のところそれらしき人(調査員)は来ていないようです。それとは関係なしに私自身は引き続き定期的に訪問したいと改めて思いました。
(いただいたもの)
ランチコース(デザート付き)
前菜:帆立のポワレとコンソメロワイヤル
メイン:豚肩ロースのマデラワイン20時間煮込み
デザート:黒イチジクのコンポート キャラメリゼ
お店の評価も上々のようで少しずつ常連のお客さんもついてきているようでした。それでもまだ開店してから半年も経っていないのでまだまだ新規顧客開拓の余地がありそうです。
お料理は前回同様デザートまでの3品コースを頂いてきましたが、やはりコストパフォーマンスが良いと思わせてくれる丁寧なつくりのお料理を楽しめます。

この日のメニュー
ランチでは他にも前菜とメインのコースもあって、ご近所勤めの方々が週末などに飛び込みでお食事されていくこともよくあるようですね。
色々な制約がある中でシェフが最大限工夫していいものを出そうとしているのが伝わってきます。シェフ自身が召し上がりたいものを出すのがコンセプトのようで客はそれによって十分に楽しませてもらえています。

店内風景(2階)
前回は暑い盛りでしたが気温もぐっと下がった晩秋のこの頃にふさわしく、冷菜のサラダが温菜のコンソメロワヤルになり、同じ豚肉でもグリルから煮込み料理になりとメニュー構成の変化から季節の移り変わりを感じることができました。

コンソメロワイヤルは洋風茶碗蒸しでしょうが椎茸や銀杏が使われていたせいかより日本の茶碗蒸しに近いイメージでした。最近はフランスでもあえて椎茸を使うレストランもあるようですからありでしょうが、ここは洋物のキノコ類を使うとよりフランス料理らしく感じられたかなと思いました。お出汁が洋風な分その方が頭が混乱しないように感じました。
ロワイヤルに入っていた帆立ですが、こちらは半生の絶妙の火入れ加減でシェフの技を感じます。

メインの煮込みは20時間も煮込まれているとのことでしたが、ほろほろと崩れすぎることもなく柔らかいのに歯ごたえもあるという不思議な調理でした。もちろん美味しく仕上がっています。個人的には根セロリのピュレが独特の香りを放っていて、いいアクセントになっていました。食材の香りがしっかり感じられる調理、大切ですね。
デザートは前回やや物足りなさを感じたのですが、今回よりデザートを作り込んでいる感じで前回より高評価でした。黒イチジクをコンポートにしてさらにキャラメリゼして食べさせるデザートでしたが、フランス料理でしかなかなかお目にかかれない食材と出会えるとうれしいものです。
メニューは2週間に1回更新されていくとのことで、この日はその丁度変わり目の日に当たっていたようでした。
パリの本店がキャヴィアのテースティングを提供している関係から、東京のお店でもそれを行っていて、ランチでも追加料金で気軽にキャヴィアが楽しめるとのことでした。また季節柄12月22日〜25日まではクリスマスメニューも用意されています。
この日初めてトイレを借りて2階に上がりましたがトイレにはハンドタオルが用意されていて感動しました。カジュアル店ながらこちらはやはりサービスへの意識が高いと思います。
ディレクターの女性はまだお若いのに日本代表とのことで、重責を負われていますがなかなかしっかりとサービスなど差配されていてシェフ共々お店をしっかり支えられているのがわかります。
ミシュラン掲載があればいいなと個人的に思っていますが、どうでしょうか。今のところそれらしき人(調査員)は来ていないようです。それとは関係なしに私自身は引き続き定期的に訪問したいと改めて思いました。
(いただいたもの)
ランチコース(デザート付き)
前菜:帆立のポワレとコンソメロワイヤル
メイン:豚肩ロースのマデラワイン20時間煮込み
デザート:黒イチジクのコンポート キャラメリゼ
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