レストラン訪問記:浜松町「のもと家」(ビブグルマン)
浜松町でとんかつ屋さんへ。人気店が複数ある恵まれたエリアのようですが、定休日その他の関係で鹿児島料理を出すというこちらへうかがいました。極端に言うと豚肉を揚げただけのとんかつというお料理ですが、お店によって推している食材や地域、お勧めの食べ方が異なるので興味深いです。

こちらでは鹿児島料理のお店として六白黒豚を提供されています。また食べ方についても写真のような舌代が用意されています。
こちらは今年のミシュランでもビブグルマンの評価を得ていました。うかがった時にはビブグルマンがついているのを知りませんでした。先日うかがった赤坂の「とんかつ まさむね」は残念ながら今年はミシュランに掲載されなかったようです。
こちらも「とんかつ まさむね」同様の人気店で開店直後の一回転目に入れないとそこからさらに40分ほどは待たされることになるようです。なんとなく事情がわかっていたので11時過ぎには着くようにしてみました。
先客は6名はいたでしょうか。座席数21ある中で先着の12組が一巡目で入ることができました。一巡目に滑り込むにはおそらく11時半に店に到着するのではやや遅く、11時20分ごろには来ている必要がありそうです。
タイミングでカウンターの一角に席をもらいましたが、先着6席に遅れた方はテーブル席を一人で使うことができるようなのでその方がいい方もいるかもしれません。とはいえ、何番目に入れるかはわからないのでまあ運のようなものでしょう。後の方がいいと思って遅れすぎて到着すると一巡目に入れない可能性が高いですから。
お店によって色々な食べ方を提案して下さいますが、こちらでは舌代にもあるように茎わさびと鹿児島しょうゆの組み合わせを推奨しています。鹿児島しょうゆはいわゆる九州の甘口醤油でした。茎わさびはほんのりとやさしい辛味がある粘りのある食材ですね。お勧めという六白黒豚を使った特選ロースカツ定食にしてこの食べ方で頂きましたが、上質な甘い脂とこの食べ方がベストマッチでした。新しい発明といってもいいかもしれませんが、このお肉の脂だから合う食べ方なのでしょう。

他にはすりごまとソース、塩という食べ方もできるようになっていて、いずれも一切れずつ試してみましたが、お店一押しの食べ方より美味しいとは感じなかったのでそれでやめにしておきました。お店のお勧めに素直に従って正解だと思います。もちろん各自お好みの味があると思いますのでご自身で判断されるのが良いでしょう。
キャベツは柔らかい切り口でとても食べやすく、さっぱりとしたドレッシングで頂く形ですが美味しくいただけます。ご飯は大盛りが無料でオーダーの時に希望を聞いてくれます。他に普通に美味しいポテトサラダが付いてきました。
特筆すべきは豚汁の質とボリュームです。六白黒豚の身がごろごろ入っていていい脂が溶け出していてとても美味しく、これだけでご飯が進むそんな豚汁でした。リーズナブルなランチの定食を注文するとお肉は国産豚ですが、豚汁では六白黒豚が楽しめるようになっていますのでとてもお得ですね。
今回いただいた特選ロースは量としては120グラムでしたので大きくはなかったですが、脂が上質でとても美味しくいただけましたので大満足でした。
こちらではレモンを直接お肉にかけることを勧めていませんが、口直しとしてかじるような形を想定しているようでした。店主と少し話をしたのですが、レモンを付けていないと付けろという要望がくるようで苦心されているようでした。茎わさびと鹿児島しょうゆの組み合わせがお勧めなのにソースや辛子をつけているのも、まあ一般的な食べ方に慣れた方々に配慮してのことなのでしょう。
斬新な食べ方と上質な豚肉のとんかつがとても美味しかったので、近くに寄って時間が合う時にはまた是非うかがってみたいと思いました。
(いただいたもの)
特選ロースカツ定食(120g)(六白黒豚使用)
(鹿児島産米のごはん、きゃべつ、ポテトサラダ、香の物、六白黒豚の豚汁、ゴマとすりこぎ、茎わさび、辛子、レモン付き)

こちらでは鹿児島料理のお店として六白黒豚を提供されています。また食べ方についても写真のような舌代が用意されています。
こちらは今年のミシュランでもビブグルマンの評価を得ていました。うかがった時にはビブグルマンがついているのを知りませんでした。先日うかがった赤坂の「とんかつ まさむね」は残念ながら今年はミシュランに掲載されなかったようです。
こちらも「とんかつ まさむね」同様の人気店で開店直後の一回転目に入れないとそこからさらに40分ほどは待たされることになるようです。なんとなく事情がわかっていたので11時過ぎには着くようにしてみました。
先客は6名はいたでしょうか。座席数21ある中で先着の12組が一巡目で入ることができました。一巡目に滑り込むにはおそらく11時半に店に到着するのではやや遅く、11時20分ごろには来ている必要がありそうです。
タイミングでカウンターの一角に席をもらいましたが、先着6席に遅れた方はテーブル席を一人で使うことができるようなのでその方がいい方もいるかもしれません。とはいえ、何番目に入れるかはわからないのでまあ運のようなものでしょう。後の方がいいと思って遅れすぎて到着すると一巡目に入れない可能性が高いですから。
お店によって色々な食べ方を提案して下さいますが、こちらでは舌代にもあるように茎わさびと鹿児島しょうゆの組み合わせを推奨しています。鹿児島しょうゆはいわゆる九州の甘口醤油でした。茎わさびはほんのりとやさしい辛味がある粘りのある食材ですね。お勧めという六白黒豚を使った特選ロースカツ定食にしてこの食べ方で頂きましたが、上質な甘い脂とこの食べ方がベストマッチでした。新しい発明といってもいいかもしれませんが、このお肉の脂だから合う食べ方なのでしょう。

他にはすりごまとソース、塩という食べ方もできるようになっていて、いずれも一切れずつ試してみましたが、お店一押しの食べ方より美味しいとは感じなかったのでそれでやめにしておきました。お店のお勧めに素直に従って正解だと思います。もちろん各自お好みの味があると思いますのでご自身で判断されるのが良いでしょう。
キャベツは柔らかい切り口でとても食べやすく、さっぱりとしたドレッシングで頂く形ですが美味しくいただけます。ご飯は大盛りが無料でオーダーの時に希望を聞いてくれます。他に普通に美味しいポテトサラダが付いてきました。
特筆すべきは豚汁の質とボリュームです。六白黒豚の身がごろごろ入っていていい脂が溶け出していてとても美味しく、これだけでご飯が進むそんな豚汁でした。リーズナブルなランチの定食を注文するとお肉は国産豚ですが、豚汁では六白黒豚が楽しめるようになっていますのでとてもお得ですね。
今回いただいた特選ロースは量としては120グラムでしたので大きくはなかったですが、脂が上質でとても美味しくいただけましたので大満足でした。
こちらではレモンを直接お肉にかけることを勧めていませんが、口直しとしてかじるような形を想定しているようでした。店主と少し話をしたのですが、レモンを付けていないと付けろという要望がくるようで苦心されているようでした。茎わさびと鹿児島しょうゆの組み合わせがお勧めなのにソースや辛子をつけているのも、まあ一般的な食べ方に慣れた方々に配慮してのことなのでしょう。
斬新な食べ方と上質な豚肉のとんかつがとても美味しかったので、近くに寄って時間が合う時にはまた是非うかがってみたいと思いました。
(いただいたもの)
特選ロースカツ定食(120g)(六白黒豚使用)
(鹿児島産米のごはん、きゃべつ、ポテトサラダ、香の物、六白黒豚の豚汁、ゴマとすりこぎ、茎わさび、辛子、レモン付き)
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