レストラン訪問記:佐原「うなぎ割烹 山田」
鹿島神宮、香取神宮、息栖神社を巡るいわゆる東国三社参りにうかがった際に鰻で有名な土地柄なので夏に阿佐ヶ谷の「安斎」で頂いて以来の鰻をいただいてきました。
佐原界隈にいくつかお店があるようですが、店内禁煙で炭火焼き、映画でも名前の通っているこちらに狙いをつけていきました。少人数の予約は受け付けていないので基本的には店に並んで入れてもらう形になります。
こちらは以前にも佐原に遊びに来た時にも食べたことがあって美味しい思い出はありました。ただ最後に来た時は通された席があまりよくなくていい印象をもっていなかったはずですが、大昔のことなので詳細忘れてしまっていました。

お座敷席への入口(テーブル席とは別)
この日は祝日だったこともあって大賑わいで12時丁度くらいに店に着きましたがすでに10名ほどの方が並んでいました。
入店には待ち始めて約40分はかかったでしょうか。幸い寒くもなく、暑くもない晴天の日でしたので待っている時間が苦痛ではありませんでした。
並んでいるところからすぐに入れるテーブル席の他に靴を脱いで上がる入れ込みの座敷が裏手入口から入れるようになっていて、どちらになるかはその時の運次第です。この日はちょうどお座敷に通していただきました。人によって好みがあるでしょうが、お座敷の方が落ち着くし、風情がありますね。
お品書きにはうな丼とうな重、それにじか重の3種類があって、じか重が他のお店で言うところの鰻重ですね。こちらのうな重はご飯と鰻が別々で提供されるものになっています。並と上は純粋に大きさの違いで、あと吸い物の具が異なっているようです。

おつまみになりそうなものはあまりないようです。肝焼きなどお好みの方も多いでしょうが、夜の宴席のみのメニューのようでした。
生ビールなどと鰻を楽しみたいとも思いましたが、直後に香取神宮にうかがうつもりだったので差し控えました。
最近はお重で頂くことが多かったので、久しぶりにどんぶりで食べたく思いうな丼の上をお願いします。

注文してから20分ほどでどんぶりから鰻がはみ出しているうな丼が到着しました。きれいな吸い地の肝吸いと手作りとおぼしきほどよい量のお新香がとてもいい脇役です。
肉厚の鰻の脂乗りの良いこと。この季節の方が脂が乗っているのでしょうね。炭で焼かれている分の香ばしさと相まってとても美味しく頂けました。たれはやや甘めのたれになります。
夏に阿佐ヶ谷で鰻を頂きそれなりに満足しましたが、やはり地方に来ると同じ値段でもより大きな鰻を使って提供してくれるようで満足度が段違いでした。季節の違いもあるのかもしれませんが「安斎」の鰻はもっとさっぱりしていた気がします。
店員さんは年配の女性の方が多く、基本的に丁寧に接客されていますので安心して食事を楽しむことができました。
お店にうかがうには都心からだと一定の時間と交通費がかかりますが、それでもまた鰻のためにここに来たいと思わせてくれる名店だと改めて思いました。
香取神宮、鹿島神宮方面へいらっしゃる方は覚えておいて損はないお店だと思います。
(いただいたもの)
うな丼(上) きも吸いつき
佐原界隈にいくつかお店があるようですが、店内禁煙で炭火焼き、映画でも名前の通っているこちらに狙いをつけていきました。少人数の予約は受け付けていないので基本的には店に並んで入れてもらう形になります。
こちらは以前にも佐原に遊びに来た時にも食べたことがあって美味しい思い出はありました。ただ最後に来た時は通された席があまりよくなくていい印象をもっていなかったはずですが、大昔のことなので詳細忘れてしまっていました。

お座敷席への入口(テーブル席とは別)
この日は祝日だったこともあって大賑わいで12時丁度くらいに店に着きましたがすでに10名ほどの方が並んでいました。
入店には待ち始めて約40分はかかったでしょうか。幸い寒くもなく、暑くもない晴天の日でしたので待っている時間が苦痛ではありませんでした。
並んでいるところからすぐに入れるテーブル席の他に靴を脱いで上がる入れ込みの座敷が裏手入口から入れるようになっていて、どちらになるかはその時の運次第です。この日はちょうどお座敷に通していただきました。人によって好みがあるでしょうが、お座敷の方が落ち着くし、風情がありますね。
お品書きにはうな丼とうな重、それにじか重の3種類があって、じか重が他のお店で言うところの鰻重ですね。こちらのうな重はご飯と鰻が別々で提供されるものになっています。並と上は純粋に大きさの違いで、あと吸い物の具が異なっているようです。

おつまみになりそうなものはあまりないようです。肝焼きなどお好みの方も多いでしょうが、夜の宴席のみのメニューのようでした。
生ビールなどと鰻を楽しみたいとも思いましたが、直後に香取神宮にうかがうつもりだったので差し控えました。
最近はお重で頂くことが多かったので、久しぶりにどんぶりで食べたく思いうな丼の上をお願いします。

注文してから20分ほどでどんぶりから鰻がはみ出しているうな丼が到着しました。きれいな吸い地の肝吸いと手作りとおぼしきほどよい量のお新香がとてもいい脇役です。
肉厚の鰻の脂乗りの良いこと。この季節の方が脂が乗っているのでしょうね。炭で焼かれている分の香ばしさと相まってとても美味しく頂けました。たれはやや甘めのたれになります。
夏に阿佐ヶ谷で鰻を頂きそれなりに満足しましたが、やはり地方に来ると同じ値段でもより大きな鰻を使って提供してくれるようで満足度が段違いでした。季節の違いもあるのかもしれませんが「安斎」の鰻はもっとさっぱりしていた気がします。
店員さんは年配の女性の方が多く、基本的に丁寧に接客されていますので安心して食事を楽しむことができました。
お店にうかがうには都心からだと一定の時間と交通費がかかりますが、それでもまた鰻のためにここに来たいと思わせてくれる名店だと改めて思いました。
香取神宮、鹿島神宮方面へいらっしゃる方は覚えておいて損はないお店だと思います。
(いただいたもの)
うな丼(上) きも吸いつき
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