レストラン訪問記:磐城棚倉「小判寿司」
磐城棚倉は福島県東部にある現在では少しさびれた地域にある町ですがかつては10万石規模の城下町だったところで、今も城跡が残されています。
海というより山に近いこの磐城棚倉にあるお寿司屋さんが今回の目的でした。
以前聞き込みで地域の名所を発掘していく旅番組で拝見してから気になっていましたが今回ひょんなことからうかがうことができました。番組ではサッカーの前園さんや平田薫さんが訪れていました。

以前は安価なおきまりの握りも提供していたようですが、現在は基本的にはおまかせということになるようです。人気店なので平日でもしっかり予約が入っているようで、この日もほぼ満員でした。早めの予約のおかげかカウンター席でご主人の手仕事が眺められる良い場所に席を頂きました。
予約の電話をすると純朴な感じの奥様が対応されますので、この段階で自然な接客応対にほっと一安心することになります。
お店のご主人と奥様の信頼関係がしっかりあることが短い滞在の中からもうかがえて、握りを握るご主人の飾らないお人柄のおかげで、ほっとくつろがせていただけるそんな場所でした。
普段高級なお寿司を食べる機会はあまりありませんが、季節のいいものをご提供していただいて、福島他日本各地や世界の旬の魚介を堪能いたしました。
高級なお店は肩肘張ってしまってどうも好きになれないという方にはお勧めのお店だと思います。ご夫婦の接客のおかげでリラックスできますが、ご主人が吟味し厳選して提供して下さる上質のお寿司がいただけますのでただただ楽しいだけの美食体験ができること請け合いです。
10貫のおまかせということでしたが、握りだけで10貫で他の手巻きや玉子焼き、甘味などはカウントされていないのか、サービスしていただいたような印象でとてもお得な気持ちになりました。
お寿司を出す合間にちょっとした説明をして頂いたりして勉強にもなります。
カウンターということもあって食中、食後ともご主人とお話が色々とはずんで楽しい思い出となりました。
磐城棚倉で現在町をあげて推しているという地元産ブルーベリーを使った美味しい甘味をいただき気に入ったこともあり、帰りにそのブルーベリーを使った大福を甘盛堂という地元のお菓子屋さんで買ってきました。
帰宅後頂きましたが新鮮なブルーベリーの果汁が大福にいいアクセントを添えていて大変美味しかったです。お店は駅から歩いてすぐの場所にあるのでお土産にお勧めです。他にも色々変わり種のお菓子を製造販売していて、北海道産のマスカルポーネチーズを使ったというチーズどら焼きなども買って帰りましたがどら焼きの生地が香ばしくてとても美味しかったです。
寺社巡りあるいは観光、湯治のついでに、あるいはお寿司だけを目当てに磐城棚倉行かれてみてはいかがでしょうか。きっといい出会いがあると思います。
(いただいたもの)
お昼のおまかせ(10貫)
がり(→自家製。とても美味しく、これだけで一品になっています。)

宮城産アイナメ 塩とすだちで
(→適度に脂があります。すだちの香り良いですね。)

陸前高田産イシガキガイ(夏の貝)
(→貝の身をたっぷり楽しめ、海の香りを楽しむ趣向で心地よいです。)

ニュージーランド産ミナミマグロ 赤身 漬け
(→ねっとりしていて、脂があります。存分にマグロを楽しめる一貫でした。)

北海道産甘海老 昆布締め
(→こちらもねっとりしていて楽しめます。しかし浅めの締め加減です。)

相馬原釜漁港産鮑 肝蒸し
(→75度で4時間半蒸したものでとても柔らかい!最初上に載せられた肝の香りがふわりとして気持ちいいです。)

ニュージーランド産ミナミマグロ 中トロ
(→脂がたっぷりです。こちらも赤身同様、身が堪能できました。)

佐賀産コハダ
(→たっぷりと身を楽しめます。締め加減は浅めでした。)

北海道余市産アコウ鯛 昆布締めして炙り
(→炙った香りがほのかにして良いです。脂もほどほどにあり、それでいてさっぱりしていて美味しいです。やや水分を感じるたのはそういう魚種ということでしょうか。)

対馬産穴子 二種(塩・ツメ)
(→ふんわりやわらかな塩はゆずが香っています。ツメの方はサクッとした食感もあり穴子をより楽しめました。)

津軽産紫ウニ
(→旬の味を堪能します。塩で食べるのでウニの味がしっかりわかって良いですね。シャリの美味しさも味わえる一品でした。)
手巻き:干瓢巻
(→海苔の風味が良いのもさることながら、干瓢が甘めなのでわさびの風味が引き立ちより美味しく感じられます。)
玉子焼き二種
(→プレーンな玉子焼きと芝海老のすり身入りのもの)
お椀:シジミの味噌汁
(→しじみは青森県十三湖産。赤出汁ではなく仙台味噌使用のお味噌汁。しっかりとした味がします。)
甘味:ジャージー牛乳のシャーベット 棚倉町産ブルーベリーのコンポート添え
(→鮫川村産のジャージー牛乳の自家製シャーベットに棚倉町の今年のブルーベリーのコンポートを添えたものです。ご主人曰くお店で提供できる数少ない地産地消のお料理とのことです。)
海というより山に近いこの磐城棚倉にあるお寿司屋さんが今回の目的でした。
以前聞き込みで地域の名所を発掘していく旅番組で拝見してから気になっていましたが今回ひょんなことからうかがうことができました。番組ではサッカーの前園さんや平田薫さんが訪れていました。

以前は安価なおきまりの握りも提供していたようですが、現在は基本的にはおまかせということになるようです。人気店なので平日でもしっかり予約が入っているようで、この日もほぼ満員でした。早めの予約のおかげかカウンター席でご主人の手仕事が眺められる良い場所に席を頂きました。
予約の電話をすると純朴な感じの奥様が対応されますので、この段階で自然な接客応対にほっと一安心することになります。
お店のご主人と奥様の信頼関係がしっかりあることが短い滞在の中からもうかがえて、握りを握るご主人の飾らないお人柄のおかげで、ほっとくつろがせていただけるそんな場所でした。
普段高級なお寿司を食べる機会はあまりありませんが、季節のいいものをご提供していただいて、福島他日本各地や世界の旬の魚介を堪能いたしました。
高級なお店は肩肘張ってしまってどうも好きになれないという方にはお勧めのお店だと思います。ご夫婦の接客のおかげでリラックスできますが、ご主人が吟味し厳選して提供して下さる上質のお寿司がいただけますのでただただ楽しいだけの美食体験ができること請け合いです。
10貫のおまかせということでしたが、握りだけで10貫で他の手巻きや玉子焼き、甘味などはカウントされていないのか、サービスしていただいたような印象でとてもお得な気持ちになりました。
お寿司を出す合間にちょっとした説明をして頂いたりして勉強にもなります。
カウンターということもあって食中、食後ともご主人とお話が色々とはずんで楽しい思い出となりました。
磐城棚倉で現在町をあげて推しているという地元産ブルーベリーを使った美味しい甘味をいただき気に入ったこともあり、帰りにそのブルーベリーを使った大福を甘盛堂という地元のお菓子屋さんで買ってきました。
帰宅後頂きましたが新鮮なブルーベリーの果汁が大福にいいアクセントを添えていて大変美味しかったです。お店は駅から歩いてすぐの場所にあるのでお土産にお勧めです。他にも色々変わり種のお菓子を製造販売していて、北海道産のマスカルポーネチーズを使ったというチーズどら焼きなども買って帰りましたがどら焼きの生地が香ばしくてとても美味しかったです。
寺社巡りあるいは観光、湯治のついでに、あるいはお寿司だけを目当てに磐城棚倉行かれてみてはいかがでしょうか。きっといい出会いがあると思います。
(いただいたもの)
お昼のおまかせ(10貫)
がり(→自家製。とても美味しく、これだけで一品になっています。)

宮城産アイナメ 塩とすだちで
(→適度に脂があります。すだちの香り良いですね。)

陸前高田産イシガキガイ(夏の貝)
(→貝の身をたっぷり楽しめ、海の香りを楽しむ趣向で心地よいです。)

ニュージーランド産ミナミマグロ 赤身 漬け
(→ねっとりしていて、脂があります。存分にマグロを楽しめる一貫でした。)

北海道産甘海老 昆布締め
(→こちらもねっとりしていて楽しめます。しかし浅めの締め加減です。)

相馬原釜漁港産鮑 肝蒸し
(→75度で4時間半蒸したものでとても柔らかい!最初上に載せられた肝の香りがふわりとして気持ちいいです。)

ニュージーランド産ミナミマグロ 中トロ
(→脂がたっぷりです。こちらも赤身同様、身が堪能できました。)

佐賀産コハダ
(→たっぷりと身を楽しめます。締め加減は浅めでした。)

北海道余市産アコウ鯛 昆布締めして炙り
(→炙った香りがほのかにして良いです。脂もほどほどにあり、それでいてさっぱりしていて美味しいです。やや水分を感じるたのはそういう魚種ということでしょうか。)

対馬産穴子 二種(塩・ツメ)
(→ふんわりやわらかな塩はゆずが香っています。ツメの方はサクッとした食感もあり穴子をより楽しめました。)

津軽産紫ウニ
(→旬の味を堪能します。塩で食べるのでウニの味がしっかりわかって良いですね。シャリの美味しさも味わえる一品でした。)
手巻き:干瓢巻
(→海苔の風味が良いのもさることながら、干瓢が甘めなのでわさびの風味が引き立ちより美味しく感じられます。)
玉子焼き二種
(→プレーンな玉子焼きと芝海老のすり身入りのもの)
お椀:シジミの味噌汁
(→しじみは青森県十三湖産。赤出汁ではなく仙台味噌使用のお味噌汁。しっかりとした味がします。)
甘味:ジャージー牛乳のシャーベット 棚倉町産ブルーベリーのコンポート添え
(→鮫川村産のジャージー牛乳の自家製シャーベットに棚倉町の今年のブルーベリーのコンポートを添えたものです。ご主人曰くお店で提供できる数少ない地産地消のお料理とのことです。)
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