レストラン訪問記:三ノ宮「料理屋 くどう」(★)
ミシュラン兵庫特別版にて一つ星評価を頂いている和食店へ。お客さんが多いためかこの界隈には評価が高い和食店が点在しているようです。実をいうとフランス料理をはじめとした洋食を頂きたかったのですが、曜日の関係で軒並みお休みのため和食店にうかがうことになりました。
お値段の割にいい物を提供して下さるいいお店という評価があるようでしたのでかなり期待していきました。お料理としてはそれなりに満足させてもらえたのですが、まだまだお若い(と感じてしまう)店主の客あしらいが微妙で再訪は厳しいと感じました。
特に失礼な言動、行動があったわけでもないのですが、人間同士が直接接するものですから色々な所作、ちょっとした表情から感じるものがあり、形だけの接客にちょっと辟易した面があったのが大きかったです。細かいことは省略させていただきます。
一度行かれてみて特に何も感じないようでしたら味については悪くないので常連になる流れも大いにあるのかと思います。この日も常連とおぼしきお客さんがいらしていて会話内容に品格がないのが残念でしたが、そういうお店はごまんとあります。それでもお店を維持するためにはそういうお客さんも常連さんである以上とても大切なわけで一見の客がとやかくいう筋合いではありませんね。
女性だけであればさほど不愉快な思いもなく快適に過ごして常連になれるかもしれません。それだけ書いておきたいと思います。
この日はいいものがなかったとのことで期待していた伝助穴子には出会えず、バーナーであぶった鱧をいただきました。鱧自体はいい味でしたが、目の前でバーナーで豪快にあぶられるのを見せられるとやはりげんなりしてしまうのが正直なところです。コストはかかるでしょうが、場末の居酒屋でもないのですからそこはせめて炭火であぶって欲しいところでした。求めすぎでしょうか。
次回三ノ宮界隈にうかがった際には今回うかがえなかった他のお店を開拓してみたいと思います。
(いただいたもの)
夜のコース(3つのうちの真ん中のもの)
先付:岩手県産岩もずく じゅん菜 ワタリガニの酢の物 ジュレ添え 花紫蘇
(→可もなく不可もなく至って普通の味です。)

お造り:
淡路産鱧の焼き霜造り(左から 塩すだち ウニ 山葵、山葵醤油、梅肉)
(→ほのかな脂が上品で良いです。生の感じと炙った香ばしさがいい調和の逸品。骨がやや残っていたのが難点でしょうか。)

明石産平目の昆布締め スダチ塩 山葵
ニュージーランド産本鮪(生) 浅い漬け
(→平目はツヤツヤぷりぷりで美味です。鮪の漬けは甘い醤油使用が意外な感じでしたが、いい具合に脂を受け止めている感じです。赤身は今ひとつでしたが、中トロは流石にうまいです。)

お椀:鰻と冬瓜
(→養殖ものとはいえ、鰻は脂ありやはり美味しいです。しかもしっかりと味付け(塩)がしてあってうまい!夏を存分に感じさせてくれます。出汁は当たり前のように美味しいですが、鰹節が比較的よく効いたお味でした。)

蓋物:焼き茄子と鶏肉の飛竜頭(ひろうす)
(→揚げているのでこくがあり、美味しいです。)

焼き物:明石産マナガツオ (柚子なしの)柚庵焼き風 銀杏添え
(→少し熟成が入ったマナガツオ。ほぐれ具合が分かっていいです。青い銀杏が若い風味がするもののしっかりと火が入っていて適度に柔らかく、風味よくこれだけでとても美味しいです。)

お凌ぎ:茶そば 生麺 山山葵の醤油漬け

焼き物:但馬牛 あまなが唐辛子
(→肉は脂が美味しくうれしいのですが、お皿が冷たいのが残念でした。)

お食事:ご飯(香川産合鴨農法米) 味噌汁 香の物

飲物:
・生ビール(一番搾り)
(→これまで飲んだビールの中で一番滑らかで美味しい泡のビールでした。なかなかできない質です。)
・純米大吟醸 五億年(愛媛)グラス
(→おまかせで出されたお酒でした。華やかさがありつつも、やや酸味が立っていて今ひとつ好みではないです。そもそも食中に大吟醸を飲みたいとは思わないのでその点でも残念でした。自分が伝えるべきところだったのでその点は気にしていませんが。)
お値段の割にいい物を提供して下さるいいお店という評価があるようでしたのでかなり期待していきました。お料理としてはそれなりに満足させてもらえたのですが、まだまだお若い(と感じてしまう)店主の客あしらいが微妙で再訪は厳しいと感じました。
特に失礼な言動、行動があったわけでもないのですが、人間同士が直接接するものですから色々な所作、ちょっとした表情から感じるものがあり、形だけの接客にちょっと辟易した面があったのが大きかったです。細かいことは省略させていただきます。
一度行かれてみて特に何も感じないようでしたら味については悪くないので常連になる流れも大いにあるのかと思います。この日も常連とおぼしきお客さんがいらしていて会話内容に品格がないのが残念でしたが、そういうお店はごまんとあります。それでもお店を維持するためにはそういうお客さんも常連さんである以上とても大切なわけで一見の客がとやかくいう筋合いではありませんね。
女性だけであればさほど不愉快な思いもなく快適に過ごして常連になれるかもしれません。それだけ書いておきたいと思います。
この日はいいものがなかったとのことで期待していた伝助穴子には出会えず、バーナーであぶった鱧をいただきました。鱧自体はいい味でしたが、目の前でバーナーで豪快にあぶられるのを見せられるとやはりげんなりしてしまうのが正直なところです。コストはかかるでしょうが、場末の居酒屋でもないのですからそこはせめて炭火であぶって欲しいところでした。求めすぎでしょうか。
次回三ノ宮界隈にうかがった際には今回うかがえなかった他のお店を開拓してみたいと思います。
(いただいたもの)
夜のコース(3つのうちの真ん中のもの)
先付:岩手県産岩もずく じゅん菜 ワタリガニの酢の物 ジュレ添え 花紫蘇
(→可もなく不可もなく至って普通の味です。)

お造り:
淡路産鱧の焼き霜造り(左から 塩すだち ウニ 山葵、山葵醤油、梅肉)
(→ほのかな脂が上品で良いです。生の感じと炙った香ばしさがいい調和の逸品。骨がやや残っていたのが難点でしょうか。)

明石産平目の昆布締め スダチ塩 山葵
ニュージーランド産本鮪(生) 浅い漬け
(→平目はツヤツヤぷりぷりで美味です。鮪の漬けは甘い醤油使用が意外な感じでしたが、いい具合に脂を受け止めている感じです。赤身は今ひとつでしたが、中トロは流石にうまいです。)

お椀:鰻と冬瓜
(→養殖ものとはいえ、鰻は脂ありやはり美味しいです。しかもしっかりと味付け(塩)がしてあってうまい!夏を存分に感じさせてくれます。出汁は当たり前のように美味しいですが、鰹節が比較的よく効いたお味でした。)

蓋物:焼き茄子と鶏肉の飛竜頭(ひろうす)
(→揚げているのでこくがあり、美味しいです。)

焼き物:明石産マナガツオ (柚子なしの)柚庵焼き風 銀杏添え
(→少し熟成が入ったマナガツオ。ほぐれ具合が分かっていいです。青い銀杏が若い風味がするもののしっかりと火が入っていて適度に柔らかく、風味よくこれだけでとても美味しいです。)

お凌ぎ:茶そば 生麺 山山葵の醤油漬け

焼き物:但馬牛 あまなが唐辛子
(→肉は脂が美味しくうれしいのですが、お皿が冷たいのが残念でした。)

お食事:ご飯(香川産合鴨農法米) 味噌汁 香の物

飲物:
・生ビール(一番搾り)
(→これまで飲んだビールの中で一番滑らかで美味しい泡のビールでした。なかなかできない質です。)
・純米大吟醸 五億年(愛媛)グラス
(→おまかせで出されたお酒でした。華やかさがありつつも、やや酸味が立っていて今ひとつ好みではないです。そもそも食中に大吟醸を飲みたいとは思わないのでその点でも残念でした。自分が伝えるべきところだったのでその点は気にしていませんが。)
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