レストラン訪問記:弘前「レストラン山崎」
本州最北端青森県のりんごのカプチーノ風スープが有名なお店へ。
現地ではお休みの日におしゃれをして家族連れで食事をするようなお店のようでしたが、料理の味はともかくサービスの質が極めて低く、大変残念でした。
レストランの外観をしたビストロでしょう。こう書くと真面目にいいお仕事をされているビストロの方に失礼かもしれませんが、なんとなくイメージをもっていただくためにあえて書きました。
とはいえ、当日のサービススタッフの3名(全員女性)のうちの一番上の方、二番目の方は大変感じよくもてなしてくださっていました。一番下の若い方が少しでも自分の気にくわないことがあると職務放棄をするくせがあるようで、そのあおりをくらってしまい、最後までもやっと不愉快な思いを抱いたまま食事をするはめになりました。
具体的にいうとこちらがドリンクについて説明を求めて、彼女が説明をしてすぐさまそれでいいですか(それを注文するか)と聞いてくるので、こちらは考える時間が欲しく、これから考えます(後で注文します)と言ったところ、その後しばらくして彼女の方にアイコンタクトをしてもこちらにこようともせず何度も無視して来ようとはしなかったということがありました(結局別の人に注文しました)。きっと自分のタイミングで客が動かなかったことが彼女としては許せなかったのでしょうが、本末転倒もはなはだしいです。客を主体に動くのがプロのサービスであり、そこにこそプロとしての誇りがあるはず。バイト感覚でやっている方にそんなことをも求めても無理があるかもしれませんが、少なくともサービスとして客がサインを送ったらそれに反応する最低限のことはやる必要があったでしょう。
上役の方々のサービスは良いにしても、このような質の悪いスタッフを野放しにしているわけですから、この店のサービスがとてもいいとはいえないのはご理解いただけると思います。
思い返せば予約の段階で電話を受けてくれた方(男性)がもしかしたらシェフだったのかもしれませんが、電話を切る時に思いっきりがちゃ切りをしてくださったので、あれこの店サービス大丈夫かな、と思ったことがありました。その不安が見事的中してしまう形となって大変残念でした。
さて、お料理ですが、名物のりんごの冷製スープはほのかな甘味とカプチーノ状の滑らかな泡が心地よい美味しいお料理でした。
またお魚料理はやや塩気が足りない印象でしたが、鮮度の良さが感じられましたし、サフランソースの香りも良く、悪い思いはしませんでした。
デザートもマンゴープリンといういわばありきたりなものでしたが、ふんだんに果実が載せられていて質、量共に満足できました。
ワインは食前酒、白ワインとグラスでいただきましたが、りんごの名産地で何種類かのリンゴジュースやシードルを提供している中で、りんごを使ったシャンパンカクテルがないのがとても残念に思いました。ソムリエがいないとのことでしたのでサービスの方を介してシェフに相談して即興でリンゴジュースを使ったシャンパンカクテルをご用意していただきました。こちらはクリアタイプのリンゴジュースを使用したものでしたが、とてもいいお味で満足でした。
以上のようにサービスと味とで少しずれた体験をすることになりましたが、結論からいうと不愉快な思いの中で食事をさせられたのでわざわざまた再訪しようとはとても思えませんでした。ただりんごの冷製スープは一度味わってみる価値があるかとは思いますのでご興味があれば是非どうぞ。
(いただいたもの)
サーヴィスランチ
スープ:木村秋則さんと友情のコラボりんごの冷製スープ(追加料金あり)

メーンディッシュ:下北産タラのムニエル、秋ボタン海老、サフランソース、旬の野菜添え(追加料金あり)

デザート:旬のデザート(マンゴープリン)
食後の飲物:ドライハーブティー
現地ではお休みの日におしゃれをして家族連れで食事をするようなお店のようでしたが、料理の味はともかくサービスの質が極めて低く、大変残念でした。
レストランの外観をしたビストロでしょう。こう書くと真面目にいいお仕事をされているビストロの方に失礼かもしれませんが、なんとなくイメージをもっていただくためにあえて書きました。
とはいえ、当日のサービススタッフの3名(全員女性)のうちの一番上の方、二番目の方は大変感じよくもてなしてくださっていました。一番下の若い方が少しでも自分の気にくわないことがあると職務放棄をするくせがあるようで、そのあおりをくらってしまい、最後までもやっと不愉快な思いを抱いたまま食事をするはめになりました。
具体的にいうとこちらがドリンクについて説明を求めて、彼女が説明をしてすぐさまそれでいいですか(それを注文するか)と聞いてくるので、こちらは考える時間が欲しく、これから考えます(後で注文します)と言ったところ、その後しばらくして彼女の方にアイコンタクトをしてもこちらにこようともせず何度も無視して来ようとはしなかったということがありました(結局別の人に注文しました)。きっと自分のタイミングで客が動かなかったことが彼女としては許せなかったのでしょうが、本末転倒もはなはだしいです。客を主体に動くのがプロのサービスであり、そこにこそプロとしての誇りがあるはず。バイト感覚でやっている方にそんなことをも求めても無理があるかもしれませんが、少なくともサービスとして客がサインを送ったらそれに反応する最低限のことはやる必要があったでしょう。
上役の方々のサービスは良いにしても、このような質の悪いスタッフを野放しにしているわけですから、この店のサービスがとてもいいとはいえないのはご理解いただけると思います。
思い返せば予約の段階で電話を受けてくれた方(男性)がもしかしたらシェフだったのかもしれませんが、電話を切る時に思いっきりがちゃ切りをしてくださったので、あれこの店サービス大丈夫かな、と思ったことがありました。その不安が見事的中してしまう形となって大変残念でした。
さて、お料理ですが、名物のりんごの冷製スープはほのかな甘味とカプチーノ状の滑らかな泡が心地よい美味しいお料理でした。
またお魚料理はやや塩気が足りない印象でしたが、鮮度の良さが感じられましたし、サフランソースの香りも良く、悪い思いはしませんでした。
デザートもマンゴープリンといういわばありきたりなものでしたが、ふんだんに果実が載せられていて質、量共に満足できました。
ワインは食前酒、白ワインとグラスでいただきましたが、りんごの名産地で何種類かのリンゴジュースやシードルを提供している中で、りんごを使ったシャンパンカクテルがないのがとても残念に思いました。ソムリエがいないとのことでしたのでサービスの方を介してシェフに相談して即興でリンゴジュースを使ったシャンパンカクテルをご用意していただきました。こちらはクリアタイプのリンゴジュースを使用したものでしたが、とてもいいお味で満足でした。
以上のようにサービスと味とで少しずれた体験をすることになりましたが、結論からいうと不愉快な思いの中で食事をさせられたのでわざわざまた再訪しようとはとても思えませんでした。ただりんごの冷製スープは一度味わってみる価値があるかとは思いますのでご興味があれば是非どうぞ。
(いただいたもの)
サーヴィスランチ
スープ:木村秋則さんと友情のコラボりんごの冷製スープ(追加料金あり)

メーンディッシュ:下北産タラのムニエル、秋ボタン海老、サフランソース、旬の野菜添え(追加料金あり)

デザート:旬のデザート(マンゴープリン)
食後の飲物:ドライハーブティー
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