速報(1/20追記あり):ミシュランフランス2021 三つ星・二つ星の流れ星たち
昨年は多忙で割愛した流れ星(降格店)ですが、こちらとセットで見てこそミシュランの本当の姿がわかるというものです。
まず三つ星ですが、結論から言うと、三つ星からの降格はありませんでした。三つ星からの降格なしはある意味コロナ禍での猶予のようにも思われます。この状況で降格されたら色々と言い訳が出るように思われるのでそれへの対策なのかといううがった見方です。
今年はシェフの辞任、コンセプト変更、閉店等で二つ星店の降格状況が例年になく多彩です。
ボキューズ氏逝去後しばらくして本店がいよいよ二つ星になりましたが、ロブション氏亡き後同氏のお店にも没後一定の時を経て降格の波が押し寄せていて、両者は同じ現象のように思われます。
二つ星ともなると誰もが知る名店やかつて三つ星に輝いたお店などもあり、単なる移転準備のための閉店ならまだ良いですが、完全な閉店や星を全て失う降格は時勢とはいえかなり寂しいものがあります。
ただ、新しいコンセプトで再出発というお店には星は期待できなくとも、新しい食の提案という意味ではまだまだ希望がありますので、そちらに期待したいと思います。
★★←☆☆☆
該当なし
★←☆☆
パリ7区(Paris 7e)
「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション−サンジェルマン
(L’Atelier de Joël Robuchon – St-Germain)」
パリ8区(Paris 8e)
「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション−エトワール
(L’Atelier de Joël Robuchon – Étoile)」
B(ビブグルマン)←☆☆
オンフール(Honfleur)「サカナ(SaQuaNa)」
→コンセプト変更に伴うものです。
アシエット(掲載のみ)←☆☆
ムジェーヴ(Megève)「ミルヌフサンヴァン(1920)」
パリ1区(Paris 1er)「グラン・ヴェフール(Le Grand Véfour)」
掲載なし←☆☆
アルル(Arles)
「ラトリエ・ドゥ・ジャン−リュック・ラバネル(L’Atelier de Jean-Luc Rabanel)」
ボニユ(Bonnieux)「ラ・バスティッド・カプロング(La Bastide de Capelongue)」
ボルドー(Bordeaux)
「ラ・グランド・メゾン・ドゥ・ベルナール・マグレ
(La Grande Maison de Bernard Magrez)」
→閉店に伴う星消失です。読者様が何度か訪問されているのでよろしければ以下のリンクよりお写真ご覧下さい(2015年春ディナー・2015年年末ランチ・同ディナー)。いずれもロブション氏が料理を監修していた時期のものになります。
モナコ(Monaco)「ル・レストラン・デュ・メトロポール(Le Restaurant du Métropole)」
パリ7区(Paris 7e)「シルヴェストル(Sylvestre)」
パリ16区(Paris 16e)「ラベイーユ(L’Abeille)」
→閉店によるものです。
パリ16区(Paris 16e)「アストランス(Astrance)」
ルーアン(Rouen)「ジル(Gill)」
→コンセプト変更のための閉店に伴うものです。
まず三つ星ですが、結論から言うと、三つ星からの降格はありませんでした。三つ星からの降格なしはある意味コロナ禍での猶予のようにも思われます。この状況で降格されたら色々と言い訳が出るように思われるのでそれへの対策なのかといううがった見方です。
今年はシェフの辞任、コンセプト変更、閉店等で二つ星店の降格状況が例年になく多彩です。
ボキューズ氏逝去後しばらくして本店がいよいよ二つ星になりましたが、ロブション氏亡き後同氏のお店にも没後一定の時を経て降格の波が押し寄せていて、両者は同じ現象のように思われます。
二つ星ともなると誰もが知る名店やかつて三つ星に輝いたお店などもあり、単なる移転準備のための閉店ならまだ良いですが、完全な閉店や星を全て失う降格は時勢とはいえかなり寂しいものがあります。
ただ、新しいコンセプトで再出発というお店には星は期待できなくとも、新しい食の提案という意味ではまだまだ希望がありますので、そちらに期待したいと思います。
★★←☆☆☆
該当なし
★←☆☆
パリ7区(Paris 7e)
「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション−サンジェルマン
(L’Atelier de Joël Robuchon – St-Germain)」
パリ8区(Paris 8e)
「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション−エトワール
(L’Atelier de Joël Robuchon – Étoile)」
B(ビブグルマン)←☆☆
オンフール(Honfleur)「サカナ(SaQuaNa)」
→コンセプト変更に伴うものです。
アシエット(掲載のみ)←☆☆
ムジェーヴ(Megève)「ミルヌフサンヴァン(1920)」
パリ1区(Paris 1er)「グラン・ヴェフール(Le Grand Véfour)」
掲載なし←☆☆
アルル(Arles)
「ラトリエ・ドゥ・ジャン−リュック・ラバネル(L’Atelier de Jean-Luc Rabanel)」
ボニユ(Bonnieux)「ラ・バスティッド・カプロング(La Bastide de Capelongue)」
ボルドー(Bordeaux)
「ラ・グランド・メゾン・ドゥ・ベルナール・マグレ
(La Grande Maison de Bernard Magrez)」
→閉店に伴う星消失です。読者様が何度か訪問されているのでよろしければ以下のリンクよりお写真ご覧下さい(2015年春ディナー・2015年年末ランチ・同ディナー)。いずれもロブション氏が料理を監修していた時期のものになります。
モナコ(Monaco)「ル・レストラン・デュ・メトロポール(Le Restaurant du Métropole)」
パリ7区(Paris 7e)「シルヴェストル(Sylvestre)」
パリ16区(Paris 16e)「ラベイーユ(L’Abeille)」
→閉店によるものです。
パリ16区(Paris 16e)「アストランス(Astrance)」
ルーアン(Rouen)「ジル(Gill)」
→コンセプト変更のための閉店に伴うものです。
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