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汁なし担々麺:広島・きさく(●○)

麺:細麺
広島系汁なし担々麺専門店


久しぶりのレストラン訪問記は広島の汁なし担々麺店から。この前日には、津山でホルモンうどんを初めて食べ、とても美味しかったのですが、焼きうどんにホルモンが入っているだけで、ブログ記事としてはあまり面白くないかと思い、割愛させていただきました。

さて、広島系汁なし担々麺発祥のお店ということで一度は訪れなければと思い、今回伺ったのがこちら「きさく」さんでした。

一番シンプルなメニューである温玉なしの汁なし担々麺にご飯をつけることにして、自動販売機で2枚の食券を購入します。こちらは、自販機で食券を購入するスタイルの前払い制で、食券を渡す時に辛さなどの好みを注文することになります。

また、ご飯は自分で大きめのお茶碗に、自分の好きなようによそうことができます。最初なので普通に辛いという1辛でお願いしました。

IMG_0937 (1)

やってきた汁なし担々麺はネギだけが載ったとてもシンプルなスタイルで拍子抜けします。見た目は今まで見た中でも最もシンプルでなんの驚きも感じさせないのです。これで味がするのかすら疑わしいほどでした。

それでも、お店で推奨されている30回以上の混ぜを終えて食べてみると、不思議なもので、かなりのしびれが舌を刺激する本格的なお味でした。その後その刺激は口の中全体に広がっていきます。

甘味という要素はほとんどなく、見たところあまり赤い色は見えないのにも関わらず辛味もしっかりとあって、しっかり痺れさせてくれる、シンプルだが奥の深い味わいの汁なし担々麺でした。

洞窟のような店内もまた独特の雰囲気で味があります。座席は、左右も前後も、なんなら前日に食事をした二つ星フランス料理店の「Hiroto」よりもはるかに余裕がある作りでした。また、こちらの店内では「Hiroto」店内とは対照的に、しゃべる人もほとんどおらず、こちらの方がコロナ禍において、衛生面ではるかに模範的なお店だと強く感じます。「Hiroto」はこうしたお店を見習うべきでしょう。

ここから広島の汁なし担々麺が始まったかと思うと、自然と敬意の念が湧くというものです。また、昨今1000円を超えるような少し常道をはずれたような汁なし担々麺が跋扈する中で、ご飯付きで500円台のリーズナブルな値段で提供を続ける姿勢もまた素晴らしいです。

ただ、ややもすると少しシンプルすぎて物足りない印象もあり、個人的な評価としては高い評価にはなりませんでした。

滞在は短かったですが、記念的なお店で食事ができて満足してお店を後にしました。




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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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