Assiette Champenoise** アシエット・シャンプノワーズ(グランドハイアット・六本木ヒルズ) ★★
慣れない六本木ヒルズへグルメな文脈で訪問いたしました。
今回はフランスから有望若手シェフ来日というシリーズもののイベント、「Food / Fou de France」の最終回に参加いたしました。
場所はヒルズのグランドハイアット内の「ザ・フレンチキッチン」。もちろん今回初めての訪問でありましたが、広い店内、客層を見ているとここはロンドン?ニューヨーク?と思ってしまいます。
実際席についてもテーブルの大きさに気が行き、ロンドンのルーさん(三つ星シェフ)のブラッスリでの体験を思い出していました。ロンドンはレストランのしつらえが大ぶりですね。
通された席は奥の奥の光が差し込む好位置で、一人客への配慮が感じられ最初から好印象でした。実際最後までここのスタッフは気持ちよくサービスしてくれてとても居心地がよかったです。
今回の来日シェフはシャンパーニュ地方の伸び盛り(昨年二つ星に昇格)の若手、ラルマン氏。
お料理はさすがにガニエールの洗練はないものの、独特な味わいで日本にいながらにして彼の技を楽しめたわけでとても贅沢な体験でした。
いくら名シェフといっても移動、慣れない環境その他色々のマイナス要因がありながらつくる料理は完璧からはほど遠いでしょうが、それを差し引いてもそれぞれにいい味がでていて最後には大満足でした。
お値段は食前酒のシャンパン込みで東京のグランドメゾンのランチとほぼ同じ。アミューズから最後のミニャルディーズまでフランスで楽しめるフルコースを楽しめるわけで、内容からするとかなりお得な感じがいたします。一皿一皿もちょこっとという感じではなく、がつんがつんと量もありましたし。
ラルマン氏は通訳を引き連れて客席にあいさつに回っていました。あいさつして一言二言おしゃべりしました。
結局チーズまでいただいてさんざん楽しんで店をあとにしました。
しつらえがあくまでブラッスリ(=カジュアル)なので非日常への旅とまではいきませんでしたが、久々に本格的なフルコースを堪能し、フランスからシェフが飛んできてくれる日本のすごさを改めてかみしめていました。
次回こういうイベントは3月のマルコン氏来日でしょうか。また来年もあるならこの「フードフランス」も要チェックでしょう。いずれにしてもこれからのイベントが楽しみであります。
(いただいたもの)
食前酒:
シャンパン(マム・ノンヴィンテージ)
アミューズ:
手長海老のクリーム、タラバガニの身とジュレ
(ほんの一口なのであまり充実感はないが、海の風味が強烈に感じられた。)
前菜:
ポロ葱とフォワグラを巡る味とテクスチャーのデクリネゾン
(奥がポロ葱のソースをかけた熱いお皿。ジャガイモ入りのポロ葱が横たわっている。右がパルメザンのムースと薄焼きそこにトリュフソースがかかる。手前がポロ葱とフォワグラのテリーヌで下にはタプナードが敷かれている。色々な味が楽しめて楽しい。)
メイン:
フランス産鳩のタルト、ほうれん草とドライトマト
(パイ包みというある意味古典な料理なのだけれども、旨味がつまっていてとてもうまい。フォワグラ、鳩、ラード、ドライトマト、ほうれん草と入っていて、旨味が何重にもなっていた。)
チーズ:
ハーブが香るブリー・ド・モー、アンディーブの小さなサラダとともに(オプションで選択)
(せっかくなのでチーズもトライ。きちんと調理されたもので、チーズの中間の層にエストラゴンやパセリの層がしのんでいて、色が緑色になっている。アンディーブのサラダにはエストラゴンのムースが入っていて、さらに下にはりんごのコンポート。半ばデザートであり、美味しい。)
デザート:
フルーツを巡る味とテクスチャーのデクリネゾン
(デザートはやはり日本に限ると思う。洗練さがない。でも味は自分好みで最後まで美味しくいただけた。パイナップルのシャーベット、ライムのゼリーのタピオカ包み、ココナッツのアイスとマンゴーのサンド、バニラのムース(バナナ、キャラメルなどが中に)
ミニャルディーズ:ヌガー、キャラメルなど4種類
お茶:ペパーミントのハーブティー
ワイン(グラス赤):
シャトーラギューヌ2002(ボルドーグランクリュクラッセ3級)
今回はフランスから有望若手シェフ来日というシリーズもののイベント、「Food / Fou de France」の最終回に参加いたしました。
場所はヒルズのグランドハイアット内の「ザ・フレンチキッチン」。もちろん今回初めての訪問でありましたが、広い店内、客層を見ているとここはロンドン?ニューヨーク?と思ってしまいます。
実際席についてもテーブルの大きさに気が行き、ロンドンのルーさん(三つ星シェフ)のブラッスリでの体験を思い出していました。ロンドンはレストランのしつらえが大ぶりですね。
通された席は奥の奥の光が差し込む好位置で、一人客への配慮が感じられ最初から好印象でした。実際最後までここのスタッフは気持ちよくサービスしてくれてとても居心地がよかったです。
今回の来日シェフはシャンパーニュ地方の伸び盛り(昨年二つ星に昇格)の若手、ラルマン氏。
お料理はさすがにガニエールの洗練はないものの、独特な味わいで日本にいながらにして彼の技を楽しめたわけでとても贅沢な体験でした。
いくら名シェフといっても移動、慣れない環境その他色々のマイナス要因がありながらつくる料理は完璧からはほど遠いでしょうが、それを差し引いてもそれぞれにいい味がでていて最後には大満足でした。
お値段は食前酒のシャンパン込みで東京のグランドメゾンのランチとほぼ同じ。アミューズから最後のミニャルディーズまでフランスで楽しめるフルコースを楽しめるわけで、内容からするとかなりお得な感じがいたします。一皿一皿もちょこっとという感じではなく、がつんがつんと量もありましたし。
ラルマン氏は通訳を引き連れて客席にあいさつに回っていました。あいさつして一言二言おしゃべりしました。
結局チーズまでいただいてさんざん楽しんで店をあとにしました。
しつらえがあくまでブラッスリ(=カジュアル)なので非日常への旅とまではいきませんでしたが、久々に本格的なフルコースを堪能し、フランスからシェフが飛んできてくれる日本のすごさを改めてかみしめていました。
次回こういうイベントは3月のマルコン氏来日でしょうか。また来年もあるならこの「フードフランス」も要チェックでしょう。いずれにしてもこれからのイベントが楽しみであります。
(いただいたもの)
食前酒:
シャンパン(マム・ノンヴィンテージ)
アミューズ:
手長海老のクリーム、タラバガニの身とジュレ
(ほんの一口なのであまり充実感はないが、海の風味が強烈に感じられた。)
前菜:
ポロ葱とフォワグラを巡る味とテクスチャーのデクリネゾン
(奥がポロ葱のソースをかけた熱いお皿。ジャガイモ入りのポロ葱が横たわっている。右がパルメザンのムースと薄焼きそこにトリュフソースがかかる。手前がポロ葱とフォワグラのテリーヌで下にはタプナードが敷かれている。色々な味が楽しめて楽しい。)
メイン:
フランス産鳩のタルト、ほうれん草とドライトマト
(パイ包みというある意味古典な料理なのだけれども、旨味がつまっていてとてもうまい。フォワグラ、鳩、ラード、ドライトマト、ほうれん草と入っていて、旨味が何重にもなっていた。)
チーズ:
ハーブが香るブリー・ド・モー、アンディーブの小さなサラダとともに(オプションで選択)
(せっかくなのでチーズもトライ。きちんと調理されたもので、チーズの中間の層にエストラゴンやパセリの層がしのんでいて、色が緑色になっている。アンディーブのサラダにはエストラゴンのムースが入っていて、さらに下にはりんごのコンポート。半ばデザートであり、美味しい。)
デザート:
フルーツを巡る味とテクスチャーのデクリネゾン
(デザートはやはり日本に限ると思う。洗練さがない。でも味は自分好みで最後まで美味しくいただけた。パイナップルのシャーベット、ライムのゼリーのタピオカ包み、ココナッツのアイスとマンゴーのサンド、バニラのムース(バナナ、キャラメルなどが中に)
ミニャルディーズ:ヌガー、キャラメルなど4種類
お茶:ペパーミントのハーブティー
ワイン(グラス赤):
シャトーラギューヌ2002(ボルドーグランクリュクラッセ3級)
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