フランスガストロノミー界最新情報:ミシェル・ブラス氏パリ新店
フランスでは先月中旬頃に多くのレストランが再開され、関係者やお客様がその喜びを分かち合ったようです。
さて、ミシェル・ブラス氏の新店は、ブラス家初となる首都パリのレストランです。
お店が入るのは、「ラ・ブルス・ドゥ・コメルス ピノ・コレクション(La Bourse de commerce – Pinault Collection)」という現代アートの新しい美術館の最上階四階部分になります。ここの建築は安藤忠雄氏が担当されています。
お店の名前は、「ラ・アル・オ・グラン(La Halle aux grains)」で、ここでいう「グラン」は穀物、種子、豆の意味です。食材としての種子類、穀物、ナッツ、果実などに注目し、焦点を当てたお料理を提供する趣旨のようです。メニューを見ていると、括弧書きされ、それら食材が強調されているのが分かります。
座席数は100席以上という大箱で、しつらえはレストランというよりファストフードといった簡素なもののようです。もちろんナップのあるテーブルに、ひじ置き付きの椅子などは望むべくもありません。
ランチは前菜、メイン、デセールの三皿で54ユーロ、料理三皿、チーズ、デセールで78ユーロ、これに料理及びデセールがそれぞれ一皿ずつ加わったコースが98ユーロとなっています。アラカルトも用意されています。営業時間は、12時から15時までで、火曜は定休です。
ディナーは、上記コースのうち78,98ユーロのコースに加えて、昼同様のアラカルトの用意があります。営業時間は、19時半から24時までです(定休日なし)。
セカンドラインとはいえ、比較的アクセスしやすい値段設定になっていますね。これらコースはムニュ・デクベルト(Menu découverte=ディスカバリーコース)の位置づけで、季節や市場の食材に応じて提供されることになるようです。
グラスワインの用意もあり、シャンパーニュもグラスで楽しめるようです。
また、美術館内の飲食店ということもあり、カフェタイム(15時から18時・火曜定休)も設けられていますが、こちらの予約はできないようになっています。
開店予定日は2021年6月10日ということで、もうすぐですね。
レストランの予約はインターネット経由又は電話(火曜は受付なし)で、30日先まで予約ができるようになっています。すでに予約はあらかた埋まっていますが、空いている日程もあり、大箱ということもあって、日本から行けるようになる頃には普通に予約が入るのではないかと思います。
料理写真もちらほらあり、見た感じからすると一つ星を狙う志はあるお店と思います。来年のミシュランの注目の一店になるでしょう。
気になる方は、こちらのリンクからお店のサイトを御覧下さい。ある程度詳細なメニューを見ることができます。
アル・オ・グラン レストラン・カフェ
ブルス・ドゥ・コメルス四階
ヴィアルム通り2番 パリ1区
Halle aux grains – Restaurant-Café
Bourse de Commerce – 3e étage
2 rue de Viarmes – 75001 Paris
Tél : +33 (0)1 82 71 71 60
さて、ミシェル・ブラス氏の新店は、ブラス家初となる首都パリのレストランです。
お店が入るのは、「ラ・ブルス・ドゥ・コメルス ピノ・コレクション(La Bourse de commerce – Pinault Collection)」という現代アートの新しい美術館の最上階四階部分になります。ここの建築は安藤忠雄氏が担当されています。
お店の名前は、「ラ・アル・オ・グラン(La Halle aux grains)」で、ここでいう「グラン」は穀物、種子、豆の意味です。食材としての種子類、穀物、ナッツ、果実などに注目し、焦点を当てたお料理を提供する趣旨のようです。メニューを見ていると、括弧書きされ、それら食材が強調されているのが分かります。
座席数は100席以上という大箱で、しつらえはレストランというよりファストフードといった簡素なもののようです。もちろんナップのあるテーブルに、ひじ置き付きの椅子などは望むべくもありません。
ランチは前菜、メイン、デセールの三皿で54ユーロ、料理三皿、チーズ、デセールで78ユーロ、これに料理及びデセールがそれぞれ一皿ずつ加わったコースが98ユーロとなっています。アラカルトも用意されています。営業時間は、12時から15時までで、火曜は定休です。
ディナーは、上記コースのうち78,98ユーロのコースに加えて、昼同様のアラカルトの用意があります。営業時間は、19時半から24時までです(定休日なし)。
セカンドラインとはいえ、比較的アクセスしやすい値段設定になっていますね。これらコースはムニュ・デクベルト(Menu découverte=ディスカバリーコース)の位置づけで、季節や市場の食材に応じて提供されることになるようです。
グラスワインの用意もあり、シャンパーニュもグラスで楽しめるようです。
また、美術館内の飲食店ということもあり、カフェタイム(15時から18時・火曜定休)も設けられていますが、こちらの予約はできないようになっています。
開店予定日は2021年6月10日ということで、もうすぐですね。
レストランの予約はインターネット経由又は電話(火曜は受付なし)で、30日先まで予約ができるようになっています。すでに予約はあらかた埋まっていますが、空いている日程もあり、大箱ということもあって、日本から行けるようになる頃には普通に予約が入るのではないかと思います。
料理写真もちらほらあり、見た感じからすると一つ星を狙う志はあるお店と思います。来年のミシュランの注目の一店になるでしょう。
気になる方は、こちらのリンクからお店のサイトを御覧下さい。ある程度詳細なメニューを見ることができます。
アル・オ・グラン レストラン・カフェ
ブルス・ドゥ・コメルス四階
ヴィアルム通り2番 パリ1区
Halle aux grains – Restaurant-Café
Bourse de Commerce – 3e étage
2 rue de Viarmes – 75001 Paris
Tél : +33 (0)1 82 71 71 60
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