山利喜 ?新館?(森下)



前回の訪問から十日経ち、再び森下の駅に降り立ちます。目指すは山利喜、今回は新館です。
お店のサイトがあり、そこに出ているメニューを見ると新館の方がややワインにシフトしたおつまみを揃えているようで、こちらにしてみました。
ただ基本的なメニューにかわりはなく、新館でももちろん煮込み、やきとん他のおつまみを楽しめます。
土曜日は予約を受けていないために開店時間近くには結構人がわさわさと並ぶ感じになっていました。この日は無事に三階の席をゲット出来ました。
この日もビールから入り、日本酒、ワインと進みます。
本館にはない前菜六点盛り(写真中)を頼みましたが、これはシェアするものではなく一人一つというのがちょうどよいきれいな盛りでした。鴨肉やフライなどあり、これはビールかワインむきでしょう。
日本酒とは生牡蠣(写真下)、お刺身などを楽しみ、ワインとはやはり煮込み(写真上)、やきとんといきます。生牡蠣は人気ですぐに売り切れるようでしたが、なんとか二つ頼むことができました。
ボジョレーヌーヴォー解禁日から二日後ということもあり、季節もののボジョレーがここではワインの主役でした。こちらでは五種類が揃えられていましたが、いずれもこだわりの生産者がつくるもの。さすがの揃えです。
パカレはすでに自宅でいただいていたので名前を聞いたことのあったジャン・フォイヤールさんのボジョレーにトライしてみましたが、こちらが大当たり。とてもヌーヴォーのボジョレーとは思えないできで正直驚きました。安定感のある(=腰の低い)グラスとともに、最後まで楽しむことができ幸せでした。
正直なところ、先日本館でいただき、倍近い値付けだったパカレのボーヌに比べても断然こちらの方が美味しく、これは素敵な発見でした。
さんざん食べ、飲みましたが、この日の最大の収穫はこのワインとの出会いにあったといっても過言ではありません。
新館の三階は席数も少なく落ち着きますし、この日は偶然喫煙者がいなかったため(!)煙に一切さいなまれずに食事、お酒堪能出来ました。
ただもしかしたら本館の方が煮込み、やきとんのお味はいいかもしれないと思いました。どうぞご自身でご判断されて下さい。
それでもワインを最初から最後まで楽しむならワインむきつまみの揃った新館がおすすめでしょう。この店、ワインの値付けが本当に超良心的ですし。
(いただいたもの)
・ガツのフライ
・生牡蠣
・まぐろの中落ち
・戻り鰹たたき
・へしこ鯖の刺身
・前菜六点盛り(鶏のクリームコロッケ、あん肝カクテルソース、石川小芋、生ハムとジャガイモのディップ、ホタテとイクラのタルタル、フランス産鴨の薫製)
・牡蠣フライ
・生ハムとクレソンのサラダ
・煮込み
・ガーリックトースト
・やきとん(軟骨、タン、レバー)
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