レストラン訪問記:神戸市(三宮駅)「ぺるしえ」(掲載のみ)
三宮のカジュアルフレンチのお店で食事をしてきました。
シェフは、かつてアラン・サンドランス時代の、元三つ星店「ルカ・カルトン」でちょっとした研修をした経験があるようで、トイレにその証明書が飾ってありました。「ルカ・カルトン」に伺った際に頂いてきたメニューにあったロゴと同じものがその書面の上に記載されていて、当時を懐かしく思い出していました。
さて、こちらはカウンターのみのこぎれいな空間で、殺風景とも言えるのですが、カジュアルな雰囲気の中で気楽に食事が楽しめる場所とも言えます。

テーブルセッティング
お料理は完全にビストロあるいは手料理といって良いくらい気取りがないものでした。ビストロと思って伺う分にはありでしょうが、味付けに少しだけ甘味が感じられたりしていて、私の舌には合わなかったようです。
それでも食材はそれなりに良いものを使っているようにも思いましたので、合う方もいらっしゃると思います。
今回は魚と肉がつく比較的重いコースでしたが、日替わりと思われるメニューの中から一番軽いものをまず食べてみて自分に合うか判断されるのが良いでしょう。
(いただいたもの)
ランチのフルコース5280

つきだし:クレープ スモークサーモン 玉ねぎ ホワイトソース
(→素朴な風貌と味です。それでも温かいのは嬉しいです。サーモンが入っているので安定の美味しさがあります。ただ、生地は繊細さが全くなく、ビストロ料理と理解しました。持って食べる間に、中の汁がこぼれてしまうのは、工夫が足りないと感じてしまいました。)

前菜:コンソメジュレ かぶらのムース 天草産雲丹
(→清々しいお味でした。かぶらのムースは甘くて良いです。雲丹が入っていますが、ややさっぱりしたお味でした。ジュレもあっさりです。天草のウニはそれでも濃厚でした。ただ、おそらくシェフのスペシャリテなのでしょうが、寒い季節なのに、冷たいお皿を出すのはどうなのかと思いました。食べ手のことを考えたらもう少し工夫が欲しいですね。)
パン
(→温めないでの提供ですが、バターはありました。もちっとした食感のほんのり甘みのある全粒粉のパンで、悪くないです。あっさりのバターとよく合っていました。)

前菜:サラダ 鰆、ハリイカの炭火焼き ズワイガニ(紅ズワイガニ?)のパプリカ詰め からすみ 他野菜各種
(→サラダなので全体としては冷たいお皿ですが、魚は炭火で焼いた後でやや温かいです。色々な食材がごった煮のように盛り込まれていて、ビストロ料理と思いつつも、正直あまりセンスを感じませんでした。ただお魚や蟹、からすみ、お野菜それぞれはいい味でした。)

スープ:新玉ねぎとセコガニのスープ
(→熱々のスープがようやく登場です。温かいの待っていました。これを一発目に出して欲しかったです。新玉ねぎは良い香りですがだが、セコガニは感じられませんでした。)

魚料理:馬面はぎの炭火焼き 菊芋のフォンダン サフランのソース むかご
(→下に一面に敷かれた菊芋はやはり香っていました。魚は、弾力があるのですが硬くなりすぎてはおらず、半透明に仕上がっていて、いいお味でした。)

肉料理:和牛頰肉の赤ワイン煮込み
(→苦味が先行していました。素材も調理も良いはずですが、素直に美味しい!と思えないのが不思議でした。こちらの体調に問題があったのでしょうか。もしかしたら味付けがいまひとつだったかもしれません。要は口に合わないということでしょう。)

デセール:プリン ミカンのソルベ 苺のマリネ コーヒーのチュイル
(→デセールは、ソルベが濃くて美味しく、プリンもなめらかで美味しいです。ただ、単体では美味しいデセールも、盛り方が小さい皿にごちゃっと盛っていて、あまり美味しそうに見えませんでした。そういうところがやはり残念な気がします。)

食後のお茶:紅茶
小菓子 紅玉のミニタルト
(→ハーブティーの用意はありませんでした。タルトはリンゴが旬で良いのでしょうが、アップルパイを美味しいと思えない人間なので、特に美味しく感じられませんでした。これはこちらの問題ですね。)
シェフは、かつてアラン・サンドランス時代の、元三つ星店「ルカ・カルトン」でちょっとした研修をした経験があるようで、トイレにその証明書が飾ってありました。「ルカ・カルトン」に伺った際に頂いてきたメニューにあったロゴと同じものがその書面の上に記載されていて、当時を懐かしく思い出していました。
さて、こちらはカウンターのみのこぎれいな空間で、殺風景とも言えるのですが、カジュアルな雰囲気の中で気楽に食事が楽しめる場所とも言えます。

テーブルセッティング
お料理は完全にビストロあるいは手料理といって良いくらい気取りがないものでした。ビストロと思って伺う分にはありでしょうが、味付けに少しだけ甘味が感じられたりしていて、私の舌には合わなかったようです。
それでも食材はそれなりに良いものを使っているようにも思いましたので、合う方もいらっしゃると思います。
今回は魚と肉がつく比較的重いコースでしたが、日替わりと思われるメニューの中から一番軽いものをまず食べてみて自分に合うか判断されるのが良いでしょう。
(いただいたもの)
ランチのフルコース5280

つきだし:クレープ スモークサーモン 玉ねぎ ホワイトソース
(→素朴な風貌と味です。それでも温かいのは嬉しいです。サーモンが入っているので安定の美味しさがあります。ただ、生地は繊細さが全くなく、ビストロ料理と理解しました。持って食べる間に、中の汁がこぼれてしまうのは、工夫が足りないと感じてしまいました。)

前菜:コンソメジュレ かぶらのムース 天草産雲丹
(→清々しいお味でした。かぶらのムースは甘くて良いです。雲丹が入っていますが、ややさっぱりしたお味でした。ジュレもあっさりです。天草のウニはそれでも濃厚でした。ただ、おそらくシェフのスペシャリテなのでしょうが、寒い季節なのに、冷たいお皿を出すのはどうなのかと思いました。食べ手のことを考えたらもう少し工夫が欲しいですね。)
パン
(→温めないでの提供ですが、バターはありました。もちっとした食感のほんのり甘みのある全粒粉のパンで、悪くないです。あっさりのバターとよく合っていました。)

前菜:サラダ 鰆、ハリイカの炭火焼き ズワイガニ(紅ズワイガニ?)のパプリカ詰め からすみ 他野菜各種
(→サラダなので全体としては冷たいお皿ですが、魚は炭火で焼いた後でやや温かいです。色々な食材がごった煮のように盛り込まれていて、ビストロ料理と思いつつも、正直あまりセンスを感じませんでした。ただお魚や蟹、からすみ、お野菜それぞれはいい味でした。)

スープ:新玉ねぎとセコガニのスープ
(→熱々のスープがようやく登場です。温かいの待っていました。これを一発目に出して欲しかったです。新玉ねぎは良い香りですがだが、セコガニは感じられませんでした。)

魚料理:馬面はぎの炭火焼き 菊芋のフォンダン サフランのソース むかご
(→下に一面に敷かれた菊芋はやはり香っていました。魚は、弾力があるのですが硬くなりすぎてはおらず、半透明に仕上がっていて、いいお味でした。)

肉料理:和牛頰肉の赤ワイン煮込み
(→苦味が先行していました。素材も調理も良いはずですが、素直に美味しい!と思えないのが不思議でした。こちらの体調に問題があったのでしょうか。もしかしたら味付けがいまひとつだったかもしれません。要は口に合わないということでしょう。)

デセール:プリン ミカンのソルベ 苺のマリネ コーヒーのチュイル
(→デセールは、ソルベが濃くて美味しく、プリンもなめらかで美味しいです。ただ、単体では美味しいデセールも、盛り方が小さい皿にごちゃっと盛っていて、あまり美味しそうに見えませんでした。そういうところがやはり残念な気がします。)

食後のお茶:紅茶
小菓子 紅玉のミニタルト
(→ハーブティーの用意はありませんでした。タルトはリンゴが旬で良いのでしょうが、アップルパイを美味しいと思えない人間なので、特に美味しく感じられませんでした。これはこちらの問題ですね。)
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