Chez Ruffet** シェ・リュフェ(パシフィックホテル品川) ★★
フランスのピレネー地方の二つ星、「シェ・リュフェ」のシェフ、ステファン・カラードシェフ来日とのことで遠路はるばる(笑)品川まで遠征してランチをいただいたきました。
昨今のこうした来日シェフ企画は、本場同様のメニューを提供しようという志のゆえなのか、価格が青天井の感がありますが、こちらの企画は妥当な値付けで、その点で好感がもてました。
ランチはコースが三種類あり、一番お手頃なコースは前菜、メイン、デザートというシンプルな構成。残りの二つは、メインが二皿になります。
またいずれのコースでもかぶるお皿は一切ありません。
夜はまた別でしょうが、昼のコースにはアミューズがついてきません。
この日はワインも飲まないつもりでいたため、一番上のコース(福澤先生一人分)でもよいかと思っていましたが、提供されるお料理を見比べて、好きな感じのお皿が多かった二番目のコースを選択しましたが、これが正解でした。
前菜は、トリュフが香るオマール海老のカネロニ。

オマール海老の爪は残念ながらゆですぎでしたが、カネロニの中のオマールは、トリュフの香りのソースと合わせるとまた大変よいお味です。
メインのお魚はマグロを使った一品。

どうしても生のマグロのおいしさを知っている日本人はマグロ料理に辛口になりますが、このお料理は独特で、気に入りました。
半生に火を入れたマグロの上にレモンの香りが移してあり、それがとてもよいアクセントになっています。一口一口がとても幸せでした。
メインのお肉は日本では珍しいリードヴォー。

しかも赤ちゃんのこぶし大の大きさで、質も大きさも大変立派なものでした。
こちらをバターでロティし、甘いソースと合わせてあります。甘いソースはシェフの独特のスタイルとシェフ自身が解説してくれました。
そう、シェフは通訳の方とテーブルをまわっていてこちらにも来てくださいました。久しぶりのグルメなフランス語会話、楽しみました。
彼のお店は遠いですが、いつかまたフランスに旅立つときには思い出して行きたいものだと思います。
デザートはとてもまっとうなチョコレートケーキ。丁寧な作りで、普通に美味しい。
お茶はミントティーをいただきました。
サルが30階にあるため、よい景色を期待していましたが、こちらは今ひとつです。
週末のひととき、フレンチガストロノミーの風をほんのわずかに感じたそんな幸せな時間でございました。
(いただいたもの)
お昼の二番目のコース:
前菜:オマール海老のカネロニ 芳醇なトリュフソースの入ったポロ葱と共に(写真下)
メイン(魚):鮪のミキュイ 生ハムとブロッコリーのピュレ添え(写真中)
メイン(肉):リードヴォーのロティ シャンピニヨンのマカロン飾り(写真上)
デザート:ショコラロワイヤル ”ガヴォット”
お茶(ミントティー)と小菓子
ワイン(グラス):
ジュランソンセック(ドメーヌ ショアペ) 2006年
昨今のこうした来日シェフ企画は、本場同様のメニューを提供しようという志のゆえなのか、価格が青天井の感がありますが、こちらの企画は妥当な値付けで、その点で好感がもてました。
ランチはコースが三種類あり、一番お手頃なコースは前菜、メイン、デザートというシンプルな構成。残りの二つは、メインが二皿になります。
またいずれのコースでもかぶるお皿は一切ありません。
夜はまた別でしょうが、昼のコースにはアミューズがついてきません。
この日はワインも飲まないつもりでいたため、一番上のコース(福澤先生一人分)でもよいかと思っていましたが、提供されるお料理を見比べて、好きな感じのお皿が多かった二番目のコースを選択しましたが、これが正解でした。
前菜は、トリュフが香るオマール海老のカネロニ。

オマール海老の爪は残念ながらゆですぎでしたが、カネロニの中のオマールは、トリュフの香りのソースと合わせるとまた大変よいお味です。
メインのお魚はマグロを使った一品。

どうしても生のマグロのおいしさを知っている日本人はマグロ料理に辛口になりますが、このお料理は独特で、気に入りました。
半生に火を入れたマグロの上にレモンの香りが移してあり、それがとてもよいアクセントになっています。一口一口がとても幸せでした。
メインのお肉は日本では珍しいリードヴォー。

しかも赤ちゃんのこぶし大の大きさで、質も大きさも大変立派なものでした。
こちらをバターでロティし、甘いソースと合わせてあります。甘いソースはシェフの独特のスタイルとシェフ自身が解説してくれました。
そう、シェフは通訳の方とテーブルをまわっていてこちらにも来てくださいました。久しぶりのグルメなフランス語会話、楽しみました。
彼のお店は遠いですが、いつかまたフランスに旅立つときには思い出して行きたいものだと思います。
デザートはとてもまっとうなチョコレートケーキ。丁寧な作りで、普通に美味しい。
お茶はミントティーをいただきました。
サルが30階にあるため、よい景色を期待していましたが、こちらは今ひとつです。
週末のひととき、フレンチガストロノミーの風をほんのわずかに感じたそんな幸せな時間でございました。
(いただいたもの)
お昼の二番目のコース:
前菜:オマール海老のカネロニ 芳醇なトリュフソースの入ったポロ葱と共に(写真下)
メイン(魚):鮪のミキュイ 生ハムとブロッコリーのピュレ添え(写真中)
メイン(肉):リードヴォーのロティ シャンピニヨンのマカロン飾り(写真上)
デザート:ショコラロワイヤル ”ガヴォット”
お茶(ミントティー)と小菓子
ワイン(グラス):
ジュランソンセック(ドメーヌ ショアペ) 2006年
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