Tateru Yoshino (Tokyo) タテル・ヨシノ(芝パークホテル)
桜に誘われて東京へ。
以前から気になっていた芝パークホテル別館のこちら、吉野建氏のお店へ。彼のお店はパリにもありますが、東京のお店はパリのあとに2003年に出店したもの。パリが本拠と言ってもいいかもしれません。
現在は日本とパリを半月ずつ行き来する生活のようで、基本的に月の後半は彼自ら指揮するお料理を味わえるようです。
今回初めての訪問でしたが、お料理は期待以上に良いパフォーマンスを見せていただき、満足でした。お昼はスープ+メイン+デザートの手軽なコースがあるのもまた良いところでしょう。
お昼は他に、上記コースに前菜がついたコース(今回選択)、松木さんのお野菜を使った野菜中心で品数の多いコース、夜にも出される、デギュスタッションコース、さらにスペシャリテが楽しめるお任せコースがあります。
またシェフが来日の際にはさらに新作披露の意味を込めた特別なコースが供されるようです。そしてアラカルトも昼夜用意されています。
サービスについて細かい点が気になったりもしましたが、基本的に良質なものをバランスよく供するグランドメゾンと言っていいでしょう。
たしかにサルの床は木目で、ややカジュアル感がありますが、席の間隔も適度にあり、小さいながらも気持ちよい空間です。椅子は肘掛けはありませんが、イタリア製の快適なつくり。外にある数席は開放感がありますが、こちらは喫煙可の席とのことです。
お料理の中では、「プティポワ(グリーンピース)のスープ」が秀逸なできで、気に入りました(写真下)。
クリームでのばすポタージュ系をイメージしていたのですが、案に相違して、もっと軽めのスープでした。中にはうまく焼いていい香りがついた手長海老が入っています。実は、メニューには単に「プティポワのスープ」とだけ書いてあっただけに、これは嬉しい驚きです。
パンは同じ種で作った二種類の形の違うパンと玉葱入りのフォカッチャ。こちらのフォカッチャはしっとりとして、味付けもしてあり、一品としても通用するくらいの出来です。パンは以前友人がくれたペルティエのものに酷似していた気が。とにかくこちらも美味です。ここで焼いているようで、食事途中には焼きたてとおぼしきパンが供されました(ほかほか)。
ワインリストはコンパクトですが、各種揃っていて、大変興味深いものでした。お手頃なものも揃っていますし、中にはロマネコンティも。
さらにグラスでもその日によって何種類か用意しているようで(今日の白は、ボルドー、ブルゴーニュ、マコンの三種類)、今日はマコンを選択しました。
そういえば、食前酒はメゾンの、林檎のジュースと林檎シャーベットをクレマン・ドゥ・ブルゴーニュで合わせたものをいただきました。上品な味わいで、気が利いていますね。
(お料理)
1)シャンパンスナック:鱈のブランダードのコロッケ
2)アミューズ:山羊のカルパッチョ
3)前菜:帆立のタルト
4)スープ:プティポワのスープ(手長海老入り)
5)メイン(魚):カサゴのポワレ(筍とアスパラガス添え)
6)デザート:バナナの冷たいスフレ(レモングラスのゼリー添え)
7)プティフールとハーブティー(ドライのミント)
以前から気になっていた芝パークホテル別館のこちら、吉野建氏のお店へ。彼のお店はパリにもありますが、東京のお店はパリのあとに2003年に出店したもの。パリが本拠と言ってもいいかもしれません。
現在は日本とパリを半月ずつ行き来する生活のようで、基本的に月の後半は彼自ら指揮するお料理を味わえるようです。
今回初めての訪問でしたが、お料理は期待以上に良いパフォーマンスを見せていただき、満足でした。お昼はスープ+メイン+デザートの手軽なコースがあるのもまた良いところでしょう。
お昼は他に、上記コースに前菜がついたコース(今回選択)、松木さんのお野菜を使った野菜中心で品数の多いコース、夜にも出される、デギュスタッションコース、さらにスペシャリテが楽しめるお任せコースがあります。
またシェフが来日の際にはさらに新作披露の意味を込めた特別なコースが供されるようです。そしてアラカルトも昼夜用意されています。
サービスについて細かい点が気になったりもしましたが、基本的に良質なものをバランスよく供するグランドメゾンと言っていいでしょう。
たしかにサルの床は木目で、ややカジュアル感がありますが、席の間隔も適度にあり、小さいながらも気持ちよい空間です。椅子は肘掛けはありませんが、イタリア製の快適なつくり。外にある数席は開放感がありますが、こちらは喫煙可の席とのことです。
お料理の中では、「プティポワ(グリーンピース)のスープ」が秀逸なできで、気に入りました(写真下)。
クリームでのばすポタージュ系をイメージしていたのですが、案に相違して、もっと軽めのスープでした。中にはうまく焼いていい香りがついた手長海老が入っています。実は、メニューには単に「プティポワのスープ」とだけ書いてあっただけに、これは嬉しい驚きです。
パンは同じ種で作った二種類の形の違うパンと玉葱入りのフォカッチャ。こちらのフォカッチャはしっとりとして、味付けもしてあり、一品としても通用するくらいの出来です。パンは以前友人がくれたペルティエのものに酷似していた気が。とにかくこちらも美味です。ここで焼いているようで、食事途中には焼きたてとおぼしきパンが供されました(ほかほか)。
ワインリストはコンパクトですが、各種揃っていて、大変興味深いものでした。お手頃なものも揃っていますし、中にはロマネコンティも。
さらにグラスでもその日によって何種類か用意しているようで(今日の白は、ボルドー、ブルゴーニュ、マコンの三種類)、今日はマコンを選択しました。
そういえば、食前酒はメゾンの、林檎のジュースと林檎シャーベットをクレマン・ドゥ・ブルゴーニュで合わせたものをいただきました。上品な味わいで、気が利いていますね。
(お料理)
1)シャンパンスナック:鱈のブランダードのコロッケ
2)アミューズ:山羊のカルパッチョ
3)前菜:帆立のタルト
4)スープ:プティポワのスープ(手長海老入り)

5)メイン(魚):カサゴのポワレ(筍とアスパラガス添え)

6)デザート:バナナの冷たいスフレ(レモングラスのゼリー添え)

7)プティフールとハーブティー(ドライのミント)
タテル・ヨシノ 芝 (フレンチ / 御成門、大門、モノレール浜松町)
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