アフタヌーンティー(汐留・コンラッド東京)



今日のメインはこちらでのアフタヌーンティー。自分一人では思いつかない企画。お誘い感謝です。
うかがったのは汐留のホテル、コンラッド東京のラウンジ。28階にあります(写真下)。
実は今回初めての汐留訪問でした。東京の変化の早さはすさまじく、いつも圧倒されます。ここは一つの小さな街の趣ですね。
実は別な場所がお茶の候補でしたが、こちらは予約がいっぱいで今日は無理ということで予約のいらないコンラッド東京へ。
ご覧のように天井が高く、解放感溢れる一方で、フェイクの木目がやや軽めの印象を与えるラウンジです。こちら、今時珍しく全席喫煙可ということで、時代の流れに逆行するポリシーに驚きです。多少の喫煙者がいましたが、それなりに席の間隔があったのが救いでした。
とはいえ、店員の方々はみな丁寧で、きっちりとしたサービスを受けられます。一見のお茶だけのお客さんをもエレベータまでのお見送りで丁寧に扱っていただき、感じるところがありました。
最初に案内されたのは窓からやや離れた場所でしたが、目の前の窓側の席がすぐに空いて、そちらに移らせてもらいました。
眼下には浜離宮庭園が望めます(写真上)。桜の季節ももうすぐ。きっとその頃にはここからの景色に彩りが加わり、さらに目を楽しませてくれることでしょう。
さて、アフタヌーンティーですが、カナッペ類から二種類、スイーツから二種類選択でき、それ以外にカナッペ・スイーツそれぞれにデフォルトで二種類のスナックが付いてきます。つまり合計で、八種類の味が楽しめる計算です(写真中)。
プレートにお茶菓子類を載せて提供するスタイルは今風なのでしょうか。量は少なからず、多からず、ゆっくりとお茶をいただきながらなので、気持ちよく食べ終えられました。
この中で気に入ったのはトリュフとポテトを入れて焼いた小さなパイ。リコッタチーズとほうれん草の入った揚げ春巻き風もまたオリジナルな味。
スイーツの中ではシンプルなスコーンがしっとりとしていていいお味。さすが、イギリス発のホテルです。そしてクレームダンジューも軽やかで美味。
お茶はコーヒーか、各種紅茶類から選択可能。紅茶は六種類ほどあったでしょうか。ダージリンのファーストフラッシュがあったので、迷わずこちらを選択。お茶類はお願いすればお代わりを出してくれます。
こちらでアフタヌーンティーを楽しめるのは午後三時から午後五時半までとのこと。予約は受け付けていませんが、窓側の席をお願いしていれば、別の席にいても途中から移動することも可能です。
遅めのお昼に入り、出る頃には夕闇に。卓上には控えめなろうそくが灯されます。素敵な夜景を眺められ、二度の美味しい非日常の時間を過ごすことができました。
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