フェアドマ(日本橋)



今日は友人をお誘いしてこちらのイタリアン(リグーリア料理)へ。日本橋の裏手、大変地味な場所に隠れるようにある小さなお店ですが、なかなかの人気店のようです。
今日も予約ですでに満席、来週金曜日まで満卓とのことでした。この立地で、正直驚きです。
こちらはオーナーシェフがサービスに出ている珍しいスタイル。
小さな店内ですが、照明はしっかりしていて、家具類も上品、カジュアルですがエレガントな空間です。
ジェノヴァを州都とするリグーリア州のお料理がこちらのスペシャリテ。週末のランチは二種類で、前菜、パスタまたは前者にメインがつくもの。いずれにもデザートと飲み物がつきます。
前者は5種類ほどのパスタから選択で、前菜、デザートはおまかせ。後者は前菜も選べます。
飲み物は食後のお茶以外にも、赤白のワインがミニグラスで選択可で、ミニとはいえ、なみなみ注いでくれるのでちゃんと量があります。白ワインをお願いし、供されたのはシチリアのもので、イタリアのセパージュ(ブドウ品種)を使ったものだったはず。正確な名前までは記憶できていません。
それからコースにつくパンは自家製のフォカッチャ。こちらは少ししっとり感が足りなく今ひとつでした。しかしタプナード(オリーブをつぶしてハーブ等と混ぜたペースト)が添えられていてお得な気分。
今日の前菜は鶏肉の薫製とチーズを使ったサラダスタイルの一品(写真下)。お肉やチーズもさることながら、生(?)の小松菜が大変いい味出しています。
パスタはボロネーゼ、ボンゴレ、鰯の香草パン粉焼き入り、国産仔牛の煮込み入り、ジェノベーゼペーストの選択があり、いずれも乾麺か手打ち麺かを選べます。
追加料金がかかりますが、こちらの名物ということでジェノベーゼペーストのパスタを選択(写真中)。何も言いませんでしたが、おそらく乾麺でした。こちらの方が合うのでしょうか。他のパスタには追加料金ありませんでした。季節柄ボンゴレ、または国産仔牛の煮込みなどおいしそう。
(おそらく)自家製のジェノベーゼペーストは上品なお味で、気に入りました。
デザートはカンパリのゼリーで、ブラッディオレンジ入り(写真上)。
前菜、デザートともに軽めで、ちょうど良い腹具合に。
こうしてお皿を写真で並べてみると偶然にもイタリア国旗のトリコロール(三色旗)になっていますね。並びは違うかもしれませんが。
お昼はコースのみですが、夜はアラカルトもある様子。リグーリア料理の名物をいつかゆっくりと味わってみたいものです。
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