Michelin France '06 (3):日本人シェフ
三つ星の変動のあとはやはり、これ。日本人シェフ二人が初めての★を獲得。日本人としてはこの話題が冒頭に来てもいいくらい。
パリで「ステラマリス」を経営する吉野建氏と、南仏ニース「ケイズパッション」の松嶋啓介氏(弱冠28歳!)。
これで星付き日本人シェフのお店は、パリ16区「ヒラマツ」に加えて三店となりました。
1)松嶋シェフ
このお店を初めて知ったのは偶然日本帰国中のテレビ番組(情熱大陸)で彼が紹介されているのを見た時でした。「牛肉のミルフィーユ」なる料理を調理していたような。
意欲にみなぎる野心的な雰囲気が漂っていました。そして本当にやりとげましたね。この年齢でのチャレンジと結果は大したものです。その努力に拍手です。
昨年のミシュランでは無星でしたが、「希望の星」がついていて関係者はかなり期待していたと思われます。
南仏は折に触れて訪ねる場所でしたが、2004年の正月以来ご無沙汰しているため、次回機会があればこちらにも是非寄ってみたいです。
2)吉野シェフ
吉野氏は以前からパリの食通界でも評価が高く、何故これまでに星がつかなかったのか疑問の声が上がっていたほどの人。
私自身は残念ながら「ステラマリス」への訪問経験はなく、いずれ星がついたらなどと思っている内に今日に至った次第でした。
以前日本のテレビ番組でミシュラン特集があり、その際に彼も出演。三つ星への熱い思いを語っていました。同じ番組ではジョエル・ロビュションが登場して彼のことを激賞する姿が印象に残っています。
これがようやく長い道のりの一歩。さらにがんばって三つ星までいって欲しいものです。
ちなみに最近は日本にもお店をもっていて、汐留にややカジュアルなお店、そして日本支店とも言えるお店が芝パークホテルにあります。(*)
後者はいわゆるグランドメゾンクラスのお店だが、店内の雰囲気、出されているメニューなど見るとなかなか興味をそそられます。
パリ本店の方がどちらかというとサルが小さめでカジュアルな感じでしょうか。パリはお昼にお値打ちのコースがあることで有名で、以前フィガロ紙でも褒めちぎられていました。パリに行かれるならこちらもおすすめかもしれません。
(*) その後彼は、2008年に銀座にもお店を出店しました。フランスと日本の往復でなかなか大変そうです。
パリで「ステラマリス」を経営する吉野建氏と、南仏ニース「ケイズパッション」の松嶋啓介氏(弱冠28歳!)。
これで星付き日本人シェフのお店は、パリ16区「ヒラマツ」に加えて三店となりました。
1)松嶋シェフ
このお店を初めて知ったのは偶然日本帰国中のテレビ番組(情熱大陸)で彼が紹介されているのを見た時でした。「牛肉のミルフィーユ」なる料理を調理していたような。
意欲にみなぎる野心的な雰囲気が漂っていました。そして本当にやりとげましたね。この年齢でのチャレンジと結果は大したものです。その努力に拍手です。
昨年のミシュランでは無星でしたが、「希望の星」がついていて関係者はかなり期待していたと思われます。
南仏は折に触れて訪ねる場所でしたが、2004年の正月以来ご無沙汰しているため、次回機会があればこちらにも是非寄ってみたいです。
2)吉野シェフ
吉野氏は以前からパリの食通界でも評価が高く、何故これまでに星がつかなかったのか疑問の声が上がっていたほどの人。
私自身は残念ながら「ステラマリス」への訪問経験はなく、いずれ星がついたらなどと思っている内に今日に至った次第でした。
以前日本のテレビ番組でミシュラン特集があり、その際に彼も出演。三つ星への熱い思いを語っていました。同じ番組ではジョエル・ロビュションが登場して彼のことを激賞する姿が印象に残っています。
これがようやく長い道のりの一歩。さらにがんばって三つ星までいって欲しいものです。
ちなみに最近は日本にもお店をもっていて、汐留にややカジュアルなお店、そして日本支店とも言えるお店が芝パークホテルにあります。(*)
後者はいわゆるグランドメゾンクラスのお店だが、店内の雰囲気、出されているメニューなど見るとなかなか興味をそそられます。
パリ本店の方がどちらかというとサルが小さめでカジュアルな感じでしょうか。パリはお昼にお値打ちのコースがあることで有名で、以前フィガロ紙でも褒めちぎられていました。パリに行かれるならこちらもおすすめかもしれません。
(*) その後彼は、2008年に銀座にもお店を出店しました。フランスと日本の往復でなかなか大変そうです。
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