黒尊(銀座)



昨年末に引き続いてこちらを訪問。今回は4名でした。
今回は鍋をいただくという趣向で、東京ではまだ珍しいが、九州ではポピュラーという「くえ」(「あら」と似たお魚)の鍋をいただいてきました。
鍋の前には前菜やお造り(写真下)がでます。いつもながら新鮮なものが供されて満足です。こちらのお店は日本中から旬の美味しいお魚が集められてきていて、お魚好きにはたまらないかもしれません。くえ鍋はもう終わりで、今はまた別のお魚が売りのようです。
お刺身では冬ということで脂ののったあいなめがお気に入りでした。前菜は、厚岸のかき、函館の天然帆立(写真中)と、内容は前回とあまり変わりませんが、うまさも変わっていません。
さて、くえはというと、まずゆっくりとお出しをとるということであらの部分を先にお鍋に投入し、ゆっくり煮だしていきます(写真上)。
お肉のように沢山あくが出るのですが、こちらはお店の方が丁寧に掬って下さいました。サービスの方きびきびしていて、大変助かります。
肝心のお味ですが、ぶりのように脂がのっていながら、しっかりとした歯ごたえがあり(それでいて固いわけではなく)、独特のだし(お上品)とあいまって、楽しめました。
最後は雑炊で締め。四万十川のあおさが入り風味がまします。
お酒は、サントリーのプレミアム(生)で始まり、「黒龍」、「酔鯨」と経由して、鍋で熱いのどをいやすために、プレミアムに戻りました。
今日は珍しく、入店してしばらくしてお客様が次々と出て行ってしまい、以後は貸し切りとなっていました。一人が一時中座したりしたこともあってのんびりしたために二次会に行く間もなく解散。銀座のバーを攻めたいと思いつつ、いつもままなりません。
美味しいお食事とともに楽しくおしゃべりし、気の置けない夜を過ごしました。
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