Maison Courtine (Paris) ★
パリのレストラン報告の続きです。
ムーリスでお昼を楽しんだあと、ヴァンドーム広場を抜けてマドレーヌ広場へ。途中、お土産を買うためにチョコレート屋さんに立ち寄っていったんホテルへ。
友人と夕方ハイアットリージェンシーのシャンパンバーにて落ち合い、まず乾杯。ここは小さいホテルなのですが、モダンで落ち着いた空間で、サービスも気持ちよく、くつろげます。
グラスシャンパンが6種類ほど揃っていて、お昼に飲んだビルカーサルモンのロゼもありました。友人はこれを飲みます。
その後14区の上記レストランへ。
こちらは数年前に★のついたお店で、以前一度だけうかがったことがありました。前回は春で、白アスパラ、仔羊などを食べた記憶が…。旬のものもきちんと揃えて、どちらかというと友人とくつろいでわいわいと騒げる明るい雰囲気のモダンビストロという感じです。
一つ星と聞いて少し気張った格好で来ていた友人は少し拍子抜けした感じ。すぐにネクタイをはずしていました(笑)。
しばらくしてパリ在住の友人が到着して、男3人での会食がスタート。
正直なところ、お腹にはまだムーリスの食事がかなり残っていて、ほとんど食欲がありません。
そんな中でも、今日のおすすめで、ジビエの青首鴨があったのでこれだ!と思っていたのですが、開始が遅く、全部売り切れ仕舞いでした。はあ。
ムニュカルト(つまりお値段は均一で好きなお皿を数種類の選択の中から選べる仕組み)から、軽め、軽めと選び、前菜はべたですが、サーモンのマリネ(写真下)、メインに手長海老のラビオリ(写真中)、デザートはマンゴーのミルフイユ(写真上)を選択。
サーモンはとびきりおいしく、ご覧の通り、ものすごい量。日本なら4人分でしょうか。
ここはワインの揃えもなかなかで、高いワインは少ないのですが、ビオ系の面白いものが多いようで、そういえば料理王国でもそんなことが紹介され、記事になっていました。
今回は珍しいオーベルニュ地方のテーブルワイン、それからラングドックの最近著名なレオン・バラル(AOCはフォジェール)をそれぞれフルボトルでいただきました。どちらも赤で全く風味は違いますが、いずれもあたりで、友人達も喜んでいました。
さて、メインはラビオリですが、こちらも美味しいはずなのですが、ご覧の通り思いっきり重いバターソースで、ため息ものでした。むしろ友人の頼んだ鴨の方がほとんどソースがなく、大根が添えられたりしていて、軽かったかも。しかし、後の祭り…。
最後のデザートは軽く、美味しく頂けました。
この日のメインは楽しい会話と美味しいワインの発見ということで、夜遅くまで騒いで退散いたしました。
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