ミシュラン東京 2010 (1) ★★★
先ほどから今年のミシュランの速報が飛び交っております…。
詳しい情報はそちらに譲るとして、せっかくブログを開いたことでもあり、自分なりに感じたこと書こうと思いました。今日は今年の三つ星リストを見て感じたことを少々。
三つ星は一気に三店増えて十一店に。これで東京はパリを抜いて文字通り世界一の美食都市に…。
あくまでミシュラン基準でのことですが、これも妥当な結果でしょう。
正直、これまでの三つ星の数は明らかにパリの三つ星の数を超えないようにコントロールされていたという印象がぬぐえずいました。都市の規模からしても、食文化の成熟度からしても不自然でした。
今年のミシュランは昨年と比べて、江東区と文京区が新たに審査対象として加わったとのこと。
来年以降きっと対象はこれまで対象となっていない都区内に広がり、ゆくゆくは市部へ、あるいは横浜などの周辺都市部に広がっていくのでしょう。
そして、現在の東京の三つ星の数もこれから審査対象の拡大に比例して増えていくことでしょう。
そう考えると現在の東京の三つ星の数もまだまだ暫定的な、発展途上のもので、東京の美食が(ミシュラン基準での)真の評価を得るにはまだまだ時間がかかるのだと思います。最終的に三つ星は二十店弱にはなるかもしれませんね。
さて、2007年のミシュラン東京発刊以来初めて三つ星陥落の憂き目を今年見たのが人形町の「田家」さんでした。
とある記事によると、これは料理人の交代によるものとのこと。私なりのうがった見方では、勢いでつけてしまった三つ星だったのかなということでした。
あくまでフランスのミシュランについていえばですが、三つ星が二年で陥落はまずありえないことだったからです。逆に言えば、二年で陥落するような店には、ミシュランとしてもガイドの信頼性を考えてまず三つ星をつけないという不文律のようなものがあったように思います。
一方、今年の一番の驚きは「えさき」さんの三つ星昇格。おそらく世界で一番お値頃な三つ星誕生、でしょう(笑)。
二年前にうかがった際の記録はこちらをご参照下さい。
今年のミシュラン東京の話題が新鮮さを失わないうちに続きが書ければと思います。
詳しい情報はそちらに譲るとして、せっかくブログを開いたことでもあり、自分なりに感じたこと書こうと思いました。今日は今年の三つ星リストを見て感じたことを少々。
三つ星は一気に三店増えて十一店に。これで東京はパリを抜いて文字通り世界一の美食都市に…。
あくまでミシュラン基準でのことですが、これも妥当な結果でしょう。
正直、これまでの三つ星の数は明らかにパリの三つ星の数を超えないようにコントロールされていたという印象がぬぐえずいました。都市の規模からしても、食文化の成熟度からしても不自然でした。
今年のミシュランは昨年と比べて、江東区と文京区が新たに審査対象として加わったとのこと。
来年以降きっと対象はこれまで対象となっていない都区内に広がり、ゆくゆくは市部へ、あるいは横浜などの周辺都市部に広がっていくのでしょう。
そして、現在の東京の三つ星の数もこれから審査対象の拡大に比例して増えていくことでしょう。
そう考えると現在の東京の三つ星の数もまだまだ暫定的な、発展途上のもので、東京の美食が(ミシュラン基準での)真の評価を得るにはまだまだ時間がかかるのだと思います。最終的に三つ星は二十店弱にはなるかもしれませんね。
さて、2007年のミシュラン東京発刊以来初めて三つ星陥落の憂き目を今年見たのが人形町の「田家」さんでした。
とある記事によると、これは料理人の交代によるものとのこと。私なりのうがった見方では、勢いでつけてしまった三つ星だったのかなということでした。
あくまでフランスのミシュランについていえばですが、三つ星が二年で陥落はまずありえないことだったからです。逆に言えば、二年で陥落するような店には、ミシュランとしてもガイドの信頼性を考えてまず三つ星をつけないという不文律のようなものがあったように思います。
一方、今年の一番の驚きは「えさき」さんの三つ星昇格。おそらく世界で一番お値頃な三つ星誕生、でしょう(笑)。
二年前にうかがった際の記録はこちらをご参照下さい。
今年のミシュラン東京の話題が新鮮さを失わないうちに続きが書ければと思います。
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