寿司大(築地市場内)

今秋とあるご縁で親しくなった方と築地場内のお寿司屋さんで私的な忘年会でした。
年末に限らず、行列必至の人気店ゆえ、覚悟して臨みましたが、この日は寒波の押し寄せた酷寒の日、2時間近い待ちはかなりきつかったです。
しかしながら中に入るとそこは天国。一人ならおまかせを頼んで、追加でおつまみ2品程度を注文し、ビール1本で終わるところでしょうが、この日はフルコースいっちゃいました。
やはり飲まれる方と一緒だと会の趣旨が微妙に変わってきます(笑)。
まずは静かにつきだしのたこのお刺身と、おつまみ2品(白子、あんきも)で始まりました。
それからおまかせのお寿司10貫+巻物が続いていきます。
いずれのネタもつやつやと光っていて、お味ももちろん極上。この日は鰆の脂ののりがぴかいちでした。
季節ものでは寒ブリが出され、定番の金目鯛の昆布締めもまた良かったですね。
最後サービスして頂ける一貫は大トロを注文。とんでもなく良い部位の大トロでした。霜降りの和牛のようですね。しかも脂身は霜降り和牛よりももっと上品です。
さて、宴もここからが真骨頂で、さらにつまみを追加してお酒が進みます。
まず、出してもらったのは目の前にあった白海老。ちょっとしたカクテルグラスのような器に盛られとてもお上品。連れの方も大喜びでほおばっていました。白海老、甘くてなんとも贅沢な食べ物ですよね。
さらに生牡蠣。これは海からもってきてそのまま食すくらいの鮮度の良さでした。
極めつけはカワハギの肝巻き。白身のカワハギでカワハギの肝を巻いたおつまみでしたが、その上品なこと。相当お酒の進んだのんべいに食べさせるのはもったいない品でした(笑)。
最後にさらに2貫の握り(車海老、鰆)を追加してようやく長いランチは終わりを迎えました。
我々は最後の列のお客でしたが、これだけの長居の客は当然我々だけで、年忘れのお寿司として最高の体験でき、大満足でした。
初めてこちらに来た友人も、でかした、とこの店を発見できた喜びに感動している様子でした。
ご一緒してもらった身としては喜んでもらえて嬉しい限り。
また機会を見つけて是非うかがいたいと思うのでした。
最後注文した燗酒の数を数えてみると、1合徳利が8本(!)。私はその前にビールも飲んでいますので、相当な酒量ですね(汗)。
つまみがよいとお酒も進む。そのよい証明でした。くいくいいっちゃいます。
冬はつまみがいつもにも増して美味しいので、その意味で今の季節、お勧めでございます。
ちなみに、この日のお会計は一人福澤先生一人いかないくらい。驚くべきパフォーマンスといえましょう。
(いただいたもの)
つきだし:たこのお刺身
つまみ
・白子ポン酢×2(=一人一鉢)(写真)
・あんきも
握りのセット(順不同)
・鰆
・あじ
・づけ
・大トロ
・雲丹
・いくら
・寒ブリ
・鳥貝
・平目
・金目鯛昆布締め
・巻物×4
サービスの一貫:大トロ
おみそ汁
つまみ追加
・白海老
・牡蠣
・カワハギの肝巻
握り追加
・車海老
・鰆
お酒(二人で)
・瓶ビール1本
・燗酒(大関)1合徳利8本
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