Journal Gastronomique de George じょるじゅの　　ガストロ日誌

こんな小さなブログでも来て頂ける方々がいるのに、しばらく更新怠り、手ぶらで帰してしまって失礼いたしました。今日、明日と新しい記事を書きたいと存じます。

さて、この日はおひとりさまでワインをいただきに下町へ。
新規開店のお店をネットで何気なしにのぞいていたら普段通りかかる場所にワイン居酒屋ができていました。
ちょっと気になっての訪問。そこそこ期待していましたが、結果的にはまあまあのお店という感じでした。

開店してまだ一ヶ月も経っていないためさすがに店内はまだきれいですが、いかんせん狭い店です。
禁煙席があるのはよいですが、地下一階で倉庫に押し込められている感があって、スタッフのスペースになんの仕切りもないために雑然とした場所があらわで見苦しいですね。

さらにトイレが地下一階にしかなく、トイレに近い席はトイレの芳香剤がそこそこ香ってきていました。たばこの煙もいやですが、芳香剤は食事の場所に似合いません。

色々書いてしまいましたが、こちらの売りは安く提供しているボトルワイン。
ニューワールドが比率的には多めですが、フランス、イタリアもあります。
一人なら格安のグラスワインを楽しめますが、大勢でいけば安いボトルをがんがん開けられるのでもっと楽しいでしょうね。

おつまみはどこかのレビューにあるように大騒ぎするようなものではなく、ワイン居酒屋としては至って普通の揃え。余裕があれば季節物も出して欲しいと思いました。その点まだまだですね。
ワインが安い分つまみは普通のお値段ですが、店主によるとサラダ、メインは価格の割にボリュームがあるようですので、行かれた際には是非こちらをご注文下さい。実際、サラダはハーフでしたが、量、質とも満足でした。

押上の「遠藤利三郎商店」のレベルを求めるのは酷でしょうが、まだまだ成長の余地があるお店でしょう。店の狭さ、ワインの揃え、つまみのありきたり感はいかんともしがたいでしょうか。

店長とおぼしき人物がもう少しコミュニケーションできる人だとよいのですが、先方から話しかけられてこちらが言葉を返しても、先方会話を発展させずにそそくさ行ってしまうことが一度や二度ではなくなかなか残念な感じでした。

近くに寄ったら思い出す程度のお店でよいかなと自分の中では位置づけています。
とはいえ、ご近所のワイン飲み（特に量を飲む方）にはお勧めのお店といえるでしょう。


（いただいたもの）

飲み物：
・生ビール（小）（アサヒ）
・ピノシャルドネ（イタリア・泡）
・メルローのロゼ（チリ・ロゼ）
・カルフォルニアのメルロー（アメリカ・赤）

おつまみ：
・肉屋のサラダ（ハーフ）
・ローズマリーポテト　→揚げているといいながら揚がっていない！看板に偽りあり
・ぴりからの豚足ともつの煮込み
・ガーリックバゲット
・鶏のロースト（ハーフ）

ワイン厨房 tamaya （ワインバー / 上野広小路駅、湯島駅、上野御徒町駅）
★☆☆☆☆ 0.0

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