ミシュラン東京・横浜・鎌倉 2011 (1)★★★/★★/★
今年もミシュラン発刊の季節がやってきました。先日先行の情報がすでに発信されていましたね。
今年も昨年に引き続いて個人的に気になったこと、徒然に綴っていきたいと思います。
★★★
昨年から一気に四店増えたものの、「ロオジエ」が改装のため休業ということで昨年より三店多い十四店となり、世界の美食都市の称号は変わらず東京に輝くことになりました。
同じく今秋発売のミシュラン京都・大阪・神戸2011では三ツ星店が十一店と昨年の東京版より多くて話題になりましたが、こちらは三都合わせての数で、東京は横浜・鎌倉の力は借りずに十四という数字です。比較になりません。やはり東京は段違いです。
個別に気になったお店は特にありませんでしたが、天ぷら、ふぐのジャンルから初めての三ツ星店が誕生しました。
これらジャンルもこれまでの数年の経験の中で少しずつミシュランの中で消化され、寿司や和食、フレンチといったジャンルと並べられたことで、より一層ジャンルの確立を図る姿勢が見えたように思います。まだその途上でしょうが、新しいジャンルでの三ツ星店誕生はそうした意味で注目に値すると考えました。
それから、昨年シェフの交代で二ツ星に甘んじた「助E田家」は早くも三ツ星に返り咲きましたね。地力がやはりあるのでしょう。
★★
一番うれしかったのはやはり東京に舞い戻ったガニエールの新店舗「ピエール・ガニエール」の★★獲得でした。
ホテルレストラン(ANAコンチネンタル)という素晴らしい立地と安定したマネジメントのサポートを得て、これからよりよい料理が生み出されていくことと思います。
早いうちに三ツ星へ昇格することを期待しています。
それからまだ発売前で確実な情報ではありませんが…神楽坂の和食店「蓮」がいきなり二ツ星のようです。
場所は毘沙門天はす向かいの近江屋ビルの最上階で、まだオープンして一年ほどしか経っていないはず。何はともあれ、地域の人々にとっては喜ばしいことですね。
二ツ星からの降格は、一店のみ。理由が全くわかりませんが、「エディション・コウジ・シモムラ」が掲載自体なくなり、無星となってしまいました。少し驚きです。店を閉めた、というわけではないようですが…。
★
一ツ星では気になっていたお店から★がついたお店が二店ありました。一つは「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」。カタカナにすると全く意味不明ですが(笑)、フランス語です。「ありのまま(のレストラン) 体験されたし」といった風に意訳ができるでしょうか。
こちらのシェフソムリエの方とは以前、ひらまつ系列となった「オーベルジュドゥリルトーキョー」にてごあいさつをしたことがあり、気になっていました。
一方、その「オーベルジュドゥリルトーキョー」は残念ながら今年のミシュランでは★を失っています。
もう一つ気になっていたお店は、外苑前の天ぷら屋さん「元吉」。お値段は比較的リーズナブルなようです。
それから、個人的には好きな鰻を出してくれる麹町の「秋本」が★を獲得です。
ランチなどは相席で食べることになりますが(お座敷もあるようですが…)、焼き具合や甘すぎないたれが好みでした。
しかしミシュランも今頃都心の麹町をうろうろしているようでは、まだまだ東京探検が足りていませんね。
それから神楽坂の★つき店「山さき」の主が修業したお店、大塚の「なべ家」にもいよいよ★がついた模様です。
弟子筋の方に先に★がつくのにはもちろん理由があるのでしょうが、不思議な感じがしていました。
最後に、以前赤坂の「シュマン」でシェフをされていた方のお店「ヒロミチ」が★を獲得です。以前このシェフがいた頃の「シュマン」には★がついていたので妥当な結果なのでしょう。個人的にはあまり好きなお料理ではありませんでしたが。
一ツ星からの降格はそこそこあるのですが、一つの傾向が見えたのでまた次回以降にそんなことも書きたいと思います。
今年も昨年に引き続いて個人的に気になったこと、徒然に綴っていきたいと思います。
★★★
昨年から一気に四店増えたものの、「ロオジエ」が改装のため休業ということで昨年より三店多い十四店となり、世界の美食都市の称号は変わらず東京に輝くことになりました。
同じく今秋発売のミシュラン京都・大阪・神戸2011では三ツ星店が十一店と昨年の東京版より多くて話題になりましたが、こちらは三都合わせての数で、東京は横浜・鎌倉の力は借りずに十四という数字です。比較になりません。やはり東京は段違いです。
個別に気になったお店は特にありませんでしたが、天ぷら、ふぐのジャンルから初めての三ツ星店が誕生しました。
これらジャンルもこれまでの数年の経験の中で少しずつミシュランの中で消化され、寿司や和食、フレンチといったジャンルと並べられたことで、より一層ジャンルの確立を図る姿勢が見えたように思います。まだその途上でしょうが、新しいジャンルでの三ツ星店誕生はそうした意味で注目に値すると考えました。
それから、昨年シェフの交代で二ツ星に甘んじた「助E田家」は早くも三ツ星に返り咲きましたね。地力がやはりあるのでしょう。
★★
一番うれしかったのはやはり東京に舞い戻ったガニエールの新店舗「ピエール・ガニエール」の★★獲得でした。
ホテルレストラン(ANAコンチネンタル)という素晴らしい立地と安定したマネジメントのサポートを得て、これからよりよい料理が生み出されていくことと思います。
早いうちに三ツ星へ昇格することを期待しています。
それからまだ発売前で確実な情報ではありませんが…神楽坂の和食店「蓮」がいきなり二ツ星のようです。
場所は毘沙門天はす向かいの近江屋ビルの最上階で、まだオープンして一年ほどしか経っていないはず。何はともあれ、地域の人々にとっては喜ばしいことですね。
二ツ星からの降格は、一店のみ。理由が全くわかりませんが、「エディション・コウジ・シモムラ」が掲載自体なくなり、無星となってしまいました。少し驚きです。店を閉めた、というわけではないようですが…。
★
一ツ星では気になっていたお店から★がついたお店が二店ありました。一つは「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」。カタカナにすると全く意味不明ですが(笑)、フランス語です。「ありのまま(のレストラン) 体験されたし」といった風に意訳ができるでしょうか。
こちらのシェフソムリエの方とは以前、ひらまつ系列となった「オーベルジュドゥリルトーキョー」にてごあいさつをしたことがあり、気になっていました。
一方、その「オーベルジュドゥリルトーキョー」は残念ながら今年のミシュランでは★を失っています。
もう一つ気になっていたお店は、外苑前の天ぷら屋さん「元吉」。お値段は比較的リーズナブルなようです。
それから、個人的には好きな鰻を出してくれる麹町の「秋本」が★を獲得です。
ランチなどは相席で食べることになりますが(お座敷もあるようですが…)、焼き具合や甘すぎないたれが好みでした。
しかしミシュランも今頃都心の麹町をうろうろしているようでは、まだまだ東京探検が足りていませんね。
それから神楽坂の★つき店「山さき」の主が修業したお店、大塚の「なべ家」にもいよいよ★がついた模様です。
弟子筋の方に先に★がつくのにはもちろん理由があるのでしょうが、不思議な感じがしていました。
最後に、以前赤坂の「シュマン」でシェフをされていた方のお店「ヒロミチ」が★を獲得です。以前このシェフがいた頃の「シュマン」には★がついていたので妥当な結果なのでしょう。個人的にはあまり好きなお料理ではありませんでしたが。
一ツ星からの降格はそこそこあるのですが、一つの傾向が見えたのでまた次回以降にそんなことも書きたいと思います。
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