Ryuzu**(Tokyo) Ryuzu(六本木)★★
フランスレストランウィーク第二週も二ツ星店へ。今年は運良くすんなりと予約が入りました。
こちらは昨年二ツ星に昇格したお店で、シェフはロブションのお弟子筋に当たる方です。ガストロノミーなレストランにしては珍しく5席ほどのカウンターがあって、この日は予約で伝えられていたとおりこちらに通されました。1人だったので気楽でよかったかもしれません。
カウンターからは少し遠目に調理の方々の動きや仕上げの作業が見られるので、1人でいても全く飽きません。奥にある大きな鉄板で色々な食材を焼いているのが見えて楽しいですね。焼き場はシェフの持ち場のようでした。時折、鉄板から油っぽい香りが運ばれてくるときもあって、感じやすい人は多少気になるのかなとも思いました。
メニューなどを案内してくれたソムリエの方は穏やかでおしゃべりしやすかったです。他のサービス陣もさすがにプロといった感じで丁寧に接客していただきました。
メニューはお決まりですが、アミューズからデザートまできちんと充実したコースになっているのは、エディションコウジシモムラさんと同じです。
この日のアミューズはブルーチーズを使った温かいマドレーヌと南瓜の冷たい一口スープ。マドレーヌはチーズが香っていて、素敵なスタートです。
お一人様でも温かくて、ボリュームあるパンがバターも添えて供されました。とても美味しかったのでお店で焼いているのかと思って聞いたところ、なんと欧州はルクセンブルクで作っているパン種を冷凍して輸入して焼いているとのことでした。もちっとして香ばしくとても美味しいパンでした。ヨーロッパの水を使っているとまた日本で作るものと味わいが違いますよね。今時は日本のパンもとても美味しいですが。
さて、前菜は生の鯛を野菜の薄切りの上に載せてミルフイユ風に仕立てたお皿で、見た目がとても美しいです。しかし、お野菜から水分が出てしまい、せっかくの鯛の味を薄めてしまっていて、お味としては少し残念な一皿でした。
見た目はきれいな方がいいに決まっていますが、やはり味がついていかないと満足できません。
メインは肉か魚(すずき)か選べました。この日の気分でお肉を選択します。お肉料理は新潟の銘柄豚である津南ポークを鉄板で焼いて、三浦半島のお野菜を添えた一皿でした。ソースはオーソドックスなマスタードソースです。

こちらは真空調理されているとのことで、とても柔らかく、食べやすいですね。鉄板で焼いた香ばしさやぱりっとした歯ごたえもあって、お料理としては成功していました。味、量ともに満足です。

デザートは白で統一されたきれいなお皿。質の高いフロマージュブラン(生チーズ)を使っていると思われるムースとアイスで、ライムのジュレのおかげもあってか涼やかで口の中がさっぱりとしました。
最後のお茶はこちらでもフレッシュのハーブティーをいただきます。レモングラスでしたが、やはりフレッシュはいいですね。体が落ち着きます。サービスでお代わりまで出して頂きました。
とても小さいお店ですが、六本木の喧噪からは少し離れた場所にあって、覚えておいて良いお店かなと思いました。エディションコウジシモムラさんよりはほんのわずかにカジュアルな雰囲気があるかと思います。
そして、ワインリストは膨大なストックというわけではないですが、今時の注目ワインがそつなく押さえられている印象でした。デザートワインをグラスで出しているところもまたいいですね。パシュランドゥヴィックイルの甘口などもあったりして…。東京でグラスで出してくれるところはなかなかないでしょう。素敵ですね。
(いただいたもの)
フランスレストランウィークランチコース
(メニューを頂いていないので、料理名は私の命名です…)
・アミューズ:南瓜の冷たい一口スープとブルーチーズ入りの温かいミニマドレーヌ

・前菜:鯛のお刺身と野菜のミルフイユ仕立て〜キュウリのピュレ添え

・メイン:真空調理された津南ポークのプランチャ(鉄板焼)〜三浦のお野菜添え
・デザート:フロマージュブランのムースとアイス〜ライムのジュレ添え
・お茶:フレッシュハーブティー(レモングラス)
・プティフール:ミニフィナンシェとカシスのパートフリュイ

・パン

こちらは昨年二ツ星に昇格したお店で、シェフはロブションのお弟子筋に当たる方です。ガストロノミーなレストランにしては珍しく5席ほどのカウンターがあって、この日は予約で伝えられていたとおりこちらに通されました。1人だったので気楽でよかったかもしれません。
カウンターからは少し遠目に調理の方々の動きや仕上げの作業が見られるので、1人でいても全く飽きません。奥にある大きな鉄板で色々な食材を焼いているのが見えて楽しいですね。焼き場はシェフの持ち場のようでした。時折、鉄板から油っぽい香りが運ばれてくるときもあって、感じやすい人は多少気になるのかなとも思いました。
メニューなどを案内してくれたソムリエの方は穏やかでおしゃべりしやすかったです。他のサービス陣もさすがにプロといった感じで丁寧に接客していただきました。
メニューはお決まりですが、アミューズからデザートまできちんと充実したコースになっているのは、エディションコウジシモムラさんと同じです。
この日のアミューズはブルーチーズを使った温かいマドレーヌと南瓜の冷たい一口スープ。マドレーヌはチーズが香っていて、素敵なスタートです。
お一人様でも温かくて、ボリュームあるパンがバターも添えて供されました。とても美味しかったのでお店で焼いているのかと思って聞いたところ、なんと欧州はルクセンブルクで作っているパン種を冷凍して輸入して焼いているとのことでした。もちっとして香ばしくとても美味しいパンでした。ヨーロッパの水を使っているとまた日本で作るものと味わいが違いますよね。今時は日本のパンもとても美味しいですが。
さて、前菜は生の鯛を野菜の薄切りの上に載せてミルフイユ風に仕立てたお皿で、見た目がとても美しいです。しかし、お野菜から水分が出てしまい、せっかくの鯛の味を薄めてしまっていて、お味としては少し残念な一皿でした。
見た目はきれいな方がいいに決まっていますが、やはり味がついていかないと満足できません。
メインは肉か魚(すずき)か選べました。この日の気分でお肉を選択します。お肉料理は新潟の銘柄豚である津南ポークを鉄板で焼いて、三浦半島のお野菜を添えた一皿でした。ソースはオーソドックスなマスタードソースです。

こちらは真空調理されているとのことで、とても柔らかく、食べやすいですね。鉄板で焼いた香ばしさやぱりっとした歯ごたえもあって、お料理としては成功していました。味、量ともに満足です。

デザートは白で統一されたきれいなお皿。質の高いフロマージュブラン(生チーズ)を使っていると思われるムースとアイスで、ライムのジュレのおかげもあってか涼やかで口の中がさっぱりとしました。
最後のお茶はこちらでもフレッシュのハーブティーをいただきます。レモングラスでしたが、やはりフレッシュはいいですね。体が落ち着きます。サービスでお代わりまで出して頂きました。
とても小さいお店ですが、六本木の喧噪からは少し離れた場所にあって、覚えておいて良いお店かなと思いました。エディションコウジシモムラさんよりはほんのわずかにカジュアルな雰囲気があるかと思います。
そして、ワインリストは膨大なストックというわけではないですが、今時の注目ワインがそつなく押さえられている印象でした。デザートワインをグラスで出しているところもまたいいですね。パシュランドゥヴィックイルの甘口などもあったりして…。東京でグラスで出してくれるところはなかなかないでしょう。素敵ですね。
(いただいたもの)
フランスレストランウィークランチコース
(メニューを頂いていないので、料理名は私の命名です…)
・アミューズ:南瓜の冷たい一口スープとブルーチーズ入りの温かいミニマドレーヌ

・前菜:鯛のお刺身と野菜のミルフイユ仕立て〜キュウリのピュレ添え

・メイン:真空調理された津南ポークのプランチャ(鉄板焼)〜三浦のお野菜添え
・デザート:フロマージュブランのムースとアイス〜ライムのジュレ添え
・お茶:フレッシュハーブティー(レモングラス)
・プティフール:ミニフィナンシェとカシスのパートフリュイ

・パン

レストラン リューズ (フレンチ / 六本木駅、六本木一丁目駅、乃木坂駅)
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テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ