ロブション新店情報:グランドメゾンレストラン(ボルドー)
昨年6月に公になった、ジョエル・ロブション氏がボルドーで開くことを予定しているグランドメゾン(「グランメゾン」という言い方は間違いです)クラスの新店舗について情報を整理いたします。
しかし日本語での情報はあまりに少ない。昨年7月の読売の記事がたった4行で誤記だらけ。ひょっとして料理関係の雑誌には出ているのかもしれませんが、昨年11月時点での情報をもとに以下にまとめてみました。
今回の新店は、ボルドーなど世界中で40以上ものシャトーやドメーヌを所有されている資産家ベルナール・マグレ氏と共同して企画されたものになります。
開業予定地は、マグレ氏が購入した19世紀のレオン・デュギの館で、こちらに六室のスイートルームを備えたホテルをつくり、氏やその娘さんでこのプロジェクトについても協働されるセシル・ダカン氏がこれまで集めたナポレオン三世様式の調度類を配置するとのことです。そこにロブションのグランドメゾンとカジュアルなお店が併設されることになるというわけです。
カジュアル店は45席でラウンジスタイル、ロブションの営業スタイルでいうと「アトリエ」のイメージでしょうか。小さなバーやバンケットルームもあるとのこと。一皿プラスグラスワイン一杯で35から45ユーロという価格設定です。
そしてガストロノミーレストランの方は35席で、二つのサルがあり、一つにはフランスの文学作品を置いた図書館のようなものが置かれるとのことで、息苦しいラグジュアリーに徹した造りにならないようです。料理人は30人体制で、土地の食材を使って、シンプルに美味しい三ツ星クラスのお料理を提供したいとのことです。
またボルドーという土地柄もあり、ボルドーの銘醸ワインや他地方のワインもふんだんに取りそろえた一冊の本のようなワインリストになるようですが、お値段は控え目に提供したいとのこと。
最後に、気になる開業時期ですが、当初は今年の7月上旬といっていたものの、昨年12月末に着工して今年の9月あるいは10月に開業できるのではないかということです。
世界中を飛び回るロブション氏が直接お料理することはまず考えられませんが、彼が手掛ける久々のグランドメゾンですので、彼の手ずからのお料理を楽しむ機会も年に何度かはあるのではないかとにらんでいます。今から楽しみですね。
新しい情報が入ったらまたご報告したいです。
しかし日本語での情報はあまりに少ない。昨年7月の読売の記事がたった4行で誤記だらけ。ひょっとして料理関係の雑誌には出ているのかもしれませんが、昨年11月時点での情報をもとに以下にまとめてみました。
今回の新店は、ボルドーなど世界中で40以上ものシャトーやドメーヌを所有されている資産家ベルナール・マグレ氏と共同して企画されたものになります。
開業予定地は、マグレ氏が購入した19世紀のレオン・デュギの館で、こちらに六室のスイートルームを備えたホテルをつくり、氏やその娘さんでこのプロジェクトについても協働されるセシル・ダカン氏がこれまで集めたナポレオン三世様式の調度類を配置するとのことです。そこにロブションのグランドメゾンとカジュアルなお店が併設されることになるというわけです。
カジュアル店は45席でラウンジスタイル、ロブションの営業スタイルでいうと「アトリエ」のイメージでしょうか。小さなバーやバンケットルームもあるとのこと。一皿プラスグラスワイン一杯で35から45ユーロという価格設定です。
そしてガストロノミーレストランの方は35席で、二つのサルがあり、一つにはフランスの文学作品を置いた図書館のようなものが置かれるとのことで、息苦しいラグジュアリーに徹した造りにならないようです。料理人は30人体制で、土地の食材を使って、シンプルに美味しい三ツ星クラスのお料理を提供したいとのことです。
またボルドーという土地柄もあり、ボルドーの銘醸ワインや他地方のワインもふんだんに取りそろえた一冊の本のようなワインリストになるようですが、お値段は控え目に提供したいとのこと。
最後に、気になる開業時期ですが、当初は今年の7月上旬といっていたものの、昨年12月末に着工して今年の9月あるいは10月に開業できるのではないかということです。
世界中を飛び回るロブション氏が直接お料理することはまず考えられませんが、彼が手掛ける久々のグランドメゾンですので、彼の手ずからのお料理を楽しむ機会も年に何度かはあるのではないかとにらんでいます。今から楽しみですね。
新しい情報が入ったらまたご報告したいです。
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