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三つ星シェフ動向:ピエール・ガニエール氏、フーケッツグループ新メニュー監修

ホテル・カジノのグループとして有名で、パリ凱旋門そばのカフェ「フーケッツ」の経営もしているフーケッツグループの新しいメニューの監修をピエール・ガニエール氏が担当することになったと伝えられています。

フーケッツグループは41のカジノ、15のホテル、140以上ものバー、レストランを擁する一大グループになります。

まずはカンヌのフーケッツのメニューを見直し、2015年中にはパリのフーケッツ、その後トゥールーズ、マラケシュのフーケッツへとメニュー刷新をしていくようです。

カンヌで予定されているメニュー内容を少し抜粋します。

・ Œuf Fouquet's (gros oeuf de poule poché, king crab, ratatouille, jambon de Parme) (28 euros)
フーケッツ玉子(大きな玉子のポシェ、キングクラブ、ラタトゥイユ、パルマ産生ハムを使ったお料理)28ユーロ

・ Merlan Colbert, sauce tartare, pommes vapeur (36 euros)
メルラン コルベール風、タルタルソースと蒸しジャガイモ添え36ユーロ

メルランは鱈の一種ですね。コルベール風は、魚を頭から尾まで開いて揚げ、中骨をとって供するお料理のようです。
いずれもフーケッツの名物料理とのことですが、ガニエールの手ですっかり改新されるとのことです。

お値段については変更がなく、発見メニューが79ユーロで、ランチの定食はハーフボトルのお水とカフェがついて、前菜+メインなら46ユーロ、メイン+デザートなら37ユーロとなっています。

ガニエール氏にメニューの改新を依頼したのはシェフの知名度を頼んでのことのようで、特に中東からの顧客に対する大きなアピールになるとフーケッツグループの経営陣は考えているようです。


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Author:VV George VV

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長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

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