すでに一週間近くが経ってしまい恐縮なのですが、スイス・クリシエの三つ星店「ロテル・ドゥ・ヴィル」シェフ、
ブノワ・ヴィオリエ氏主宰で12月1日(月)にタン・レルミタージュのメゾン・シャプティエで行われた
第6回パテアンクルート大会決勝にて、日本人シェフの
カワムラ・ヒデユキ氏(シャニー「ラムロワーズ」(★★★))が優勝されたことをお伝えいたします。
カワムラ氏は
ブルゴーニュ産ホロホロ鳥、
フォワグラ、
赤ワイン、
カシスを使った
パテアンクルート(外側が堅めの生地で覆われたパテ)を作られて見事栄冠を勝ちとられました。
先日の国際パティスリ大会でも神戸のパティシエの方が優勝されていましたし、最近日本人シェフの勢いがとどまることを知らない印象です。正統な評価をされていることがとてもうれしいですね。
本大会の二位は
ジェレミ・ラヴィエ氏(リヨン「トロワ・ドーム」(★))、三位は
ニコラ・ペルドリゼ氏(パリ「メゾン・デュ・ダンヌマーク」)となっています。
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こんにちは。
今月に入っての仏での河村氏の快挙のニュース、私も読みました。
(パテ オン クルートで‥ )
日本人の研究熱心さが実を結んだのかな、と胸が熱くなりました。
「Maison Lameloise」の料理人といえば、
現在スーシェフが日本人の内村朋史氏だったと思いますが、
その内村氏も LAMELOISE勤務後(当時は部門シェフ)の2011年、仏での料理コンクール「Jean Delaveyne 」
で日本人初の上位入賞(準優勝)を果たしていらっしゃったと思います。
ここ数年のLAMELOISEの厨房には常に複数人の日本人のキュイズィニエの方がいらっしゃるとのことなので、
若い日本人の料理人にとってはより実力を発揮しやすい環境にあるのかもしれませんね。
そうなんです。カワムラ氏とフランス語ソースからわかりましたが、漢字表記がわからず失礼のないようにとの思いで片仮名にいたしました。頭のどこかでまたユンヌフルートガナさんが助けてくださるかなと思っていたり…。
すみません、いつも本当にありがとうございます。私はもちろんですが、最近微増傾向の(!)当ブログの読者様にもとても有益な情報だと思っています。
ラムロワーズ、スーシェフは日本人の内村シェフですか。すごいですね。最近もうそれがむしろ当たり前なのかもしれませんね。日本人シェフの優秀さということですが。
こんにちは
先日の投稿時、自分の手持ち資料(情報ソース)からかわむら氏のお名前を「河村氏」と書かせていただきましたが
もしかしたら「川村氏」と書くのが正しかったかもしれません。
というのも、昨日送られてきたメルマガをつい先ほど読んだところ
下記のような記載文がありました。
2014パテ・クルート世界コンクールで、川村シェフが優勝
第6回パテ・クルート世界コンクールで、シャニィ(ブルゴーニュ地方)のミシュラン三ツ星レストラン「ラムロワーズ」に勤務する川村ひでゆきシェフが優勝した。
決勝は、12月1日、メゾン・M・シャプティエ(タン・レルミタージュ)で行われ、川村氏を含む12名が決勝に臨んだ。パテ・クルート(パイ皮包みのパテ)の形状、飾り、詰め物などが評価の対象となり、候補者はそのオリジナリティや創造性を競った。
川村シェフは、32歳。日本のイタリアンやフレンチのレストランで修業した後、2007年にフランスにわたり、数軒の著名なレストランを経て、2011年からラムロワーズに勤務している。驚いたことに、「私は、パテとテリーヌだけを作っていました」という川村氏がパテ・クルートをつくり始めたのは、わずか3ヵ月前からだという。優勝作品は、ブルゴーニュのホロホロ鳥、フォラグラ、赤ワイン、カシスなどをベースとしたもので、審査員を魅了した。「何をしなければならないか、よく理解していたので、リラックスしてのぞめました」と、勝利の翌日に川村氏はコメントした。
川村氏製作のパテ・クルートの写真は、こちらから。
http://www.lyonpeople.com/les-fetes/le-japonais-hideyyuki-kawamura-champion-du-monde-de-pate-croute-2014-12-03.html
franceshoku.comフランス食の広場-メルマガより原文のまま転載
引用元「Sopexa Japon発行メールマガジン
http://www.sopexa-japon.com/」
および出典元(
http://www.championnatdumondepatecroute.com/,La revue du vin de France web,12/2)
このメルマガを読み進むうち、河村氏で合っているのか川村氏が正しいのか
絶対の自信がなくなってきてしまいました。
こちらのとても正確な情報を載せているブログに不確実な要素を持ち込んでしまい
大変申し訳なく、反省しています。
お許しください。
ユンヌフルートガナさん
フランス語表記の日本人名お伝えするのが難しいと思います。日本方のなのでふつうは漢字表記があるはずで、それを書けないのは失礼かなと思いつつ、どこかで賞をとられたことなどの情報を広めたいとも思い、失礼ながら苦肉の策で片仮名表記にしています。もちろんその前に一応漢字表記がないか調べています。
当事者以外にとっては全てのニュースは結局のところ伝聞の伝聞なのでどこかで伝え違いが起きるのは必然で、できるだけ正確にと心がける姿勢が大切なのではと思います。
このブログの記事について正確な情報と評価していただけてとてもありがたいです。きっとソースがしっかりしているということだと思います。また、自分としてもたまに直近の自分の記事を見直しながら、誤記や誤情報については気づき次第修正を入れたりの配慮は一応しています。
故意に誤情報をのせるならともかくも、いつも貴重な情報を積極的に提供していただいているので感謝しかありません。他の読者様もきっと助かっています(他の方とはあまりコミュニケーションはないのでよくわからない面もありますが)。
間違う可能性は誰にもありますのでこれからもこれまで通り気軽にコメントを残していっていただけるとたすかります。よろしくお願いいたします。
ユンヌフルートガナさまから新たな情報提供のコメントが届いております。
僭越ながら私から返信引用という形で下記に掲載いたします。
なお、以下の三行はユンヌフルートガナさまへの私信になります。
ユンヌフルートガナさま
いつも貴重な情報を提供してくださりユンヌフルートガナさまには感謝しかありません。
今回のコメントのことで直接ご連絡する手段があればよかったと思っていました。差し支えなければメールアドレスなどのご連絡先を教えて頂けましたらありがたく存じます。お手数をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。
> こんにちは。
>
> 先日は不確実な状況下での投稿をしてしまい、大変失礼いたしました。
> また、それに対する寛容で温かいお言葉ありがとうございました。
>
> さて今日あらためて投稿するのは、
> 先週、ひょんなことからカワムラ・ヒデユキ氏の正しい表記が解りました。
> 河村英幸氏と書くのが正しいそうです。
> ちなみに岐阜県美濃加茂市出身で現在33歳、2011年からラムロワーズに勤務されているとのこと。
> さらには一昨年御結婚されたそうです。
> (奥様は日本人の方)
>
> 今回は自分のニュースソースから考えて間違いないと思います。
>
>
> >フランス語表記の日本人名お伝えするのが難しいと思います。
>
> >当事者以外にとっては全てのニュースは結局のところ伝聞の伝聞なのでどこかで伝え違いが起きるのは必然で、できるだけ正確にと心がける姿勢が大切なのではと思います。
>
> 本当に難しいということを、今回再度認識させられました。
> (事実、その後ネットでは出身地、年齢は同じながらも川村秀行氏と書かれているのをいくつか見かけました。)
>
> 前回の投稿後、誤情報をもたらしてしまったかもと心苦しく、
> 取り急ぎ報告させていただきます。