ヴァンピックル丸の内(丸の内・新東京ビル)

この日はある意味節目の飲み会で丸の内へ。気の置けないワインの会でした。
ほぼ初めてのこちらのお店ですが、オザミ系列ということで自然派ワインに狙いを絞ってのチョイスでした。

フレンチバーベキューもまた売りで、自然派ワインとの相性は抜群。とても楽しめます。
一串は安くないですが、ボリュームがあって存分にお肉が楽しめます。豚串が中心ですが、炭火でよい具合に脂の落ちたお肉は本当に豚とは思えないほど美味です。鮮度の良い豚を使っているからでしょう。

ボトルの揃えもとても良いですが、グラスでも白五種類、赤七種類ほどの用意があって、ほぼ自然派のラインナップ。一人でも二人でも存分に楽しめる仕組みができています。泡ではグラスシャンパンがとてもリーズナブルに用意されています。そしてサヴォワ(?)のロゼのスパークリングもグラスで提供していてその渋い選択肢が心憎いですね。

この日は生ビールから始まって、シャンパン、グラス白、ボトル白、グラス赤、ボトル赤とワインのフルコース。ほぼすべて自然派で最後の一滴まで美味しく堪能できました。
新しい味を開拓したいと思いつつも、やはり美味しいとわかっているワインをついつい選んでしまいます。この日はジュリアン・メイヤー、オリビエ・クザンパカレグラムノンでした。やはり期待は裏切られません。

二次会はトキアのベルギービール店へ。ここもスノッブな店(店員さんというよりは集まっているお客さんが)ですが、とても感じがよいです。丸の内の清潔感、上品さ加減がなんとなく感じられるお店ですね。いつもにぎわっている印象です。
こちらでは、クリーク(さくらんぼ風味の甘いビール)の美味しい生をいただきながらポテトをつまみました。ヴァンピックルではポテトのつまみがなかったのでちょうどバランスがとれた気がしました。マヨネーズをつけながらで体に悪いと自覚しつつ、ビールと最高に合うので止まりません。

少々飲み過ぎましたが、東京美食万歳といった夜でした。本当にごちそうさまでございました。


(いただいたもの)

おつまみ
・ドライトマトとオリーブ
・鶏レバー → とてもなめらかで上品なつくり。レベル高いです。
・豚串(肩ロース)
・茄子焼きタプナード添え
・豚レバー
・豚タン
・あなご串
・ハム巻きアスパラ串
・しいたけ焼き
・おでん風(人参、大根、蕪、キャベツ)
・いわて南牛のバラ肉焼き → この日たまたまあったA5ランクのお肉。脂の旨味が最高でした。

お酒
・生ビール(カールスバーグ)
・グラスシャンパン
・グラス白(アルザス・ジュリアン・メイヤー) → テーブルワインで軽めですが、アルザスらしさがあってとても好きでした。
・ボトル白(ロワールのシャルドネ(2004)・オリビエ・クザン最後の白) → 以前オザミの和食店でいただいた白。クザン氏はもはや白をつくっていないとのことで、最後の白ということでとても貴重なもののようです。抜栓からめくるめく変化を見せる素晴らしい自然派。体に自然としみいっていきました。
・グラス赤(ブルゴーニュ・フィリップ・パカレ) → この店のためにパカレが作っているというリーズナブルな赤。それでいて旨味たっぷり。
・ボトル赤(コート・デュ・ローヌ(2008)・グラムノン) → 黒胡椒のアタックがまず鼻をつきます。これだけ特徴のはっきり感じられる赤はなかなかないでしょう。このパフォーマンスでアペラションがただのコート・デュ・ローヌというのが本当に驚き。


二次会にて…
・クリーク(生)とフレンチポテト(マヨネーズ別注で)

テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ

ルプレジール(九段下)

この日は町で偶然再会した先輩とのランチ九段下フレンチへ。

この店から数十メートルも離れていないフレンチの予約がうまくいかずここになりましたが、考えてみるとそちらは電話の応対があまりよろしくなかったので正解だったと思います。

口コミサイトでそこそこの点数がついたりすると客への応対がおざなりになってしまうものでしょうか。
たった一人の受付嬢の気分でこれから固定でつくかもしれなかった客が減ってしまう事態はシェフとしても不本意なはず。不景気のご時世でもあり、接客は良すぎることはありませんね。

さて本題のこちらのフレンチは、かつてチーズ図鑑を書いた主のやっていた「シェ・ラタント」の場所に昨年10月にオープンした比較的新しいお店です。

価格は抑えめで、スープ、メイン、デザート、お茶の一番下のコースが近所のビストロと同じような値付けになっています。ですが、一皿一皿の完成度は明らかにこちらは普通のビストロよりは高いレベルを保っていると思われ、平日ランチでも満員なのはそのあたりに理由があると思われました。温めて供されるパンもまたありきたりでなくとても美味しいです。

この日の一番は、メインのお魚料理のかじか
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お魚は日替わりのようで、函館から直送とのこと。
鮮度が良いですし、脂の適度に乗った上質な白身で、バターソースも贅沢で堪能しました。

ただ難を言えば、もう少し量が欲しいところ。また選択できるお料理がややありきたりでしょうか。
とはいえ、この値段でこの質の提供となればあまり声高に要求できないのが人情でしょう。
お店としても価格と量のバランスをとるのはなかなか大変なことと推察いたします。

一番お手頃なコースはスープですが、一つ上は少し値段が上がってしまいますが前菜が選べるようになります。

店内が狭い中詰め込んでいる感じもあり、満席だからなおさらでしょうが、サービスが荒い感じもちょっと気になりました。

とはいえ、この界隈で同じ位の値段でビストロランチを楽しもうとしたら、前菜はスープという縛りがかかりますが、こちらをお勧めいたします。
お昼にもかかわらず、大層な追加料金がかかりはしますが、シェフのスペシャリテのフォアグラや鴨料理などが食べられるのもまた面白いですね。

シェフのやる気を感じたお料理で、店にも活気があり、先日の「レトワール」とは対照的な気がしました。


(いただいたもの)

Aコース(パン、バター付)

・スープ:蕪のポタージュスープ→ おきまり
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・メイン:本日の鮮魚料理(函館産のかじか、バターソース)→ メインは他に肉のみ三種類ほど
・デザート:バナナのタルト→ 三種類から選択
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・お茶:紅茶


ル・プレジール フレンチ / 市ケ谷駅九段下駅半蔵門駅
☆☆☆☆ 0.0


テーマ : おいしい店紹介
ジャンル : グルメ

レトワール(牛込神楽坂・中町)

神楽坂の中心部からは微妙に離れた立地にあるフレンチレストランへ。
ランチは、14時半という遅めのラストオーダーが助かります。

店内は長方形で、キッチンは入口から見て左手奥にこぢんまりある感じで、台所という感じでしょうか。
手前の空間が広く空いていてテーブルがぽつりぽつりとあるのがなんとも寂しい感じです。この日だけ特別だったのでしょうか。
店の奥には坪庭のように見える小さな空間があって、植物が植えられていていい感じではありました。

新しめのお店なので店内は清潔な感じで、トイレもサティスを使った最新式で快適です。女性用トイレがあればよりよいのでしょうが。

さて、ランチメニューはほぼおきまりで、メインを魚一種類、肉二種類から選べるだけ。これは少し残念。その他デザート、コーヒーなどの飲み物も別注可能です。

前菜三種盛りとして出されたお皿は、盛りがとても小さく、アミューズ三種といったたたずまい。
リエット、ガランティーヌ、タプナード入りのミニシューと冷たい前菜の盛り合わせでしたが、お肉の食材とかぶるものばかりで、このあたりはもう少しバラエティの欲しいところでしょう。

メインで選んだお魚は目鯛とのこと。シェフの腕はしっかりしているようで、焼きたての目鯛は皮がぱりっとしていて美味。それでも正直もう少し量が欲しいですね。

パンもなくなってもお願いしないと持ってきてもらえないなど至りません。
レストラン経営が厳しいのはわかりますが、これだけ盛りが小さいとせめてパンでも食べないとと思うのが人情のはず。気前よく出してくれたら店の評価も上がるというものでしょう。

フレンチ激戦区の神楽坂、市ヶ谷界隈の水準と比較すると競争から落ちていくのが予想されるランチのパフォーマンスで大変残念。もしかしたら夜はもう少し気合いが入っているのかも知れませんが。


(いただいたもの)

ランチメニュー
・前菜:三種盛り合わせ(リエット、ガランティーヌ、タプナード入りのミニシュー)
・メイン:本日の鮮魚のポワレ、オレンジソース
・パン

テーマ : ランチ
ジャンル : グルメ

シェオリビエ(市ヶ谷・九段南)

この9月にオープンしたモダンビストロを標榜するフレンチレストランへ。

パリでは数年前から、新しくてシックな内装で、現代的なテーストのビストロ料理を提供するお店が流行っているようです。その流れが日本にもようやく到着ということでしょうか。ちなみにシェフはフランス人の方です。

店内はさすがにまだ新しい感じで、ややこぢんまりしていますが、光がたっぷりと差し込む明るい空間。
内装はモダンテーストで床はフローリングなど、清潔感もあります。やや質感が軽いのは日本だから仕方のないことでしょう。

ここで驚きの出会いが。秋口に訪れたビストロドゥバーブで出会ったフランス人のサービスの方とここで再会(!)。明るいサービスは健在で、お店の雰囲気を明るくしています。

お料理はランチのワンプレートをいただきましたが、正直なところ一皿の盛りつけが上品すぎてとてもお腹が満たされる感じではなく、この点大変残念でした。
お味は星付きとまではいかないものの、昼でもこだわりが感じられて良かったのでなおさらです。

またパンも、バターが付いてくるのはよかったですが、乾いたものをほんの少しずつ提供されるのでちょっぴり不満でした。
近所のビストロ、グランゴジェでは、格段に安い値段ですが、パンもしっかりと温めて出してくれていました。

やはり、ここはコースを頼んで味を楽しむのが王道の楽しみ方なのでしょうか。
しかし、それにしては土日のランチはないようなので、この点、お店のやる気を少々疑わざるをえません。意地悪なことを言うと、やはり夜にもうけたいのでしょうか。

また、お手頃なはずのワンプレートランチも、他のお店からすると圧倒的に高値で、皿の上の志を多少下げてでももう少しお値頃にすべきでは、と余計なお世話ですが思ってしまいました。

また、値段をしっかりとるにもかかわらず、お昼のお料理の内容が前菜、メイン(魚・肉)、デザートとも一皿ずつしか用意が無く、昼なのに事実上のおまかせというのもなんとも寂しい限り。
もっともっと安い値段で幾種類もの選択肢を用意しているお店は沢山あります。

サービスは、きっとシェフの奥様らしき方が仕切っているようですが、まだ素人風のサービスで笑顔はあるものの、あまり気が回りません。このあたりは少しずつ良くなればと思いますが。

夜のコースがこのクラスのお店にしては破格(に高値)だったためでしょう、もっと安いコースができたようです。
それでも正直高めの値付けで、マーケティングなんかしていないのだろうなと感じます。

お料理に志があるのはわかりますが、やはり選択肢が多い東京にあっては、お客さんは値付けにとても敏感だと思います。

こちらのお料理の様子をもっと知るためにも一度夜にもうかがいたいと思っています。


(いただいたもの)

ワンプレートランチ

この日のお料理…
イトヨリのポワレ、ピラフ風のリゾット、赤ピーマンのソース(ムール貝つき)

→ パン(バターと)、コーヒー付



Chez Olivier (フレンチ / 市ヶ谷、半蔵門、麹町)
☆☆☆☆ 0.0


テーマ : ランチ
ジャンル : グルメ

ビストロ マルカッサン(銀座一丁目)

銀座とは言っても昭和通りを超えた向こう側にある、いわゆる裏銀座にある小さなビストロへ。
前々からうかがいたいと思いつつ、この日銀座に用事がありついでに食事をしてきました。

鰻の床状に奥に延びた店内はとてもこぢんまりとしています。
店内の内装は至って簡素で、ビストロというよりはジュネーブの安食堂風で、どちらかというと雰囲気を感じない空間でした。

お食事はお願いしておけばコースも可能なようですが、アラカルトで自由に組み立てるスタイルが基本となるようです。

売りはやはりメインのリストに並ぶお肉料理でしょう。魚介料理がメインにはありませんし、前菜を含めても海のお魚のお料理は見かけませんでした(!)。

この日は、季節に入りつつあるジビエがさすがに豊富で、例えば、店名の由来ともなっている「仔猪」は岡山産の天然物。ローストでの提供でした(もも肉か、ロース肉かを要選択)。他には、琉球猪、鹿、鴨などあり、ジビエではありませんが北海道の仔羊もリストオンしています。

ココット鍋を使った煮込み系のお料理が得意のようで、この日は琉球猪と野菜のココット煮を選択、二人でシェアしていただきました。
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独特の濃厚なうまみのお肉で、初体験の味に満足。とびきりの美味というわけではありませんでしたが、濃い味のお野菜(根菜中心)と一緒に十分楽しめました。

ワインはグラスも含めて自然派ワインが中心の品揃えのようです。

ビストロとはいえ、アラカルト主体で、パンも別注、サービス料もかかる上、グラスワインも相応な値付け、ということで、気軽な感じで利用するお店ではないというのが正直な印象でした。
沢山食べたい人なら、前菜、メイン一皿ずつは注文するでしょうが、そうするとけっこうなお勘定になりますし…。

そんなわけでビストロという名前とお店のコンセプトが微妙にずれている点が少し気になった初訪問でした。
銀座あたりでお肉をがつんと食べたいと思った時には思い出しても良いお店かなと思います。


(いただいたもの)

食前酒:スペインのカヴァ → お店からのサービス

つきだし:豚の頬肉を使ったテリーヌ
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前菜(1):軽く燻した富士 功刀さんの鱒と江別産ビーツのサラダ仕立て 鱒の卵添え
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前菜(2):白子のポワレ 天然きのこのリゾット仕立て
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メイン:西表島産 琉球いのしし肩肉と農家の野菜のココット煮

ワイン:ボトル白ワイン(ラングドックのシャルドネ)



Bistro MARCASSIN (フレンチ / 新富町、東銀座、銀座一丁目)
☆☆☆☆ 0.0


テーマ : フランス料理
ジャンル : グルメ

sidetitleプロフィールsidetitle

Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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