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レストラン訪問記:神谷町「俺のイタリアン KAMIYACHO」

前回はフレンチにうかがいましたが、このたび「俺の」シリーズのイタリアンに初めてうかがいました。

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神谷町という比較的地味な立地であまり大きな箱でもありませんが、メニューは神楽坂のお店より幅広く、美味しいおつまみが出る洋風居酒屋の感がありました。こちらも全席着席で禁煙というスタイルになっており、約2時間の時間制限があります。

この日は3人でうかがい小前菜以外はシェアする形で注文していきました。前菜はパテであったり、マリネ、海の宝石箱(生の魚介の小さな盛り合わせ)といったものを頼みましたがちょうど一人分くらいで頼みやすいですね。

イタリアンということでトラットリアにあるような前菜の盛り合わせを期待しましたがそれはないようでした。

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この日は多くをお勧めから選び、トウモロコシ黒トリュフのピザ、ウニアワビのパスタなど、味、ボリュームとも申し分なく楽しめました。ピザは熱々がやはりいいです。トリュフが載ったピザは初めてでしたがほんのりと香っていました。

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メインは「俺の」シリーズの名物料理である「牛フィレ肉とフォワグラのロッシーニ」にしました。3人でシェアなので一口ちょっとでしたがそれが丁度よい量でした。

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オマール海老をまるごと一匹使ったお料理もやはり名物で人気があるようでした。午後5時入店でしたが、すでに残り一つとなっていました。

アクアパッツァもお勧め料理になっていましたが、この日は初夏に美味しいイサキでした。4人でしたら今回のオーダーにお魚料理をつけて丁度よいくらいだと思います。お値段はもちろんさらにお安くあがりますね。

ワインは食前酒やノンアルコールのジュースが豊富で楽しかったです。私は既製品ですがベリーニをいただきました。ここでもやはり店員さんがなみなみにきれいに注いでくれます。

ワインはグラスで白、赤とも飲みましたが、俺の赤として出しているワインがなかなかぶれない感じで飲みやすく、美味しかったです。

サービスはこちらでもソムリエの方がいます。担当の女性がつかずはなれず、適度に笑顔の気持ちよいサービスをしてくれました。お店の印象がぐっとよくなりますね。ずっと立ちっぱなしで、細やかなことに気を配らなければならない大変な仕事だと思いますが、マイナスな感情があまり外に出ない(出さない)のは大きな長所でしょう。

お会計はシェアしていることもあり、出てくるものの質を考えると圧倒的にお得に感じます。お店はこの日も盛況でした。週末はもしかしたら予約がとりやすいかもしれません。また別のお店ものぞいてみたい思いが強くなりました。


(いただいたもの)

つきだし:シャンパンシューとパルメザンチーズの塊…

前菜:海の宝石箱(生ウニ、ホタテ、ズワイガニ、ハマグリを使った冷菜)

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ピザ:焼きとうもろこしと黒トリュフのピッツァ

パスタ:ウニとアワビのペペロンチーノ 〜カラスミ風味〜
(ペペロンチーノと言いつつ、クリームソースになっていました…。)

メイン:牛フィレ肉とフォワグラのロッシーニ
(和牛あるいは国産牛と期待してこの店にしましたが、この日のお肉の出自を確認できず残念でした。)

デザート:ティラミス
(普通のお店の倍近い大きさで圧倒されます。複数なら最初からシェア前提で各種デザートを頼む方が楽しめるかもしれません。)

お酒:
・ 食前酒:ベリーニ
・ グラス白ワイン:イタリアの辛口白ワイン(ピノグリ
・ グラス赤ワイン:俺の赤(カルツァルンガ・セタ 2002



テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

レストラン訪問記:奈良公園内「レ・カーセ」

奈良公園内、春日大社を右手に見て若草山をのぼっていく道の途中にあるキッシュ専門店にうかがいました。

この季節の奈良は正倉院展が開かれる時期でお店はどこも混雑するようです。かなり前から予約をお願いしておいて正解でした。同店も満席で、その旨の張り紙がされていました。

少し上りが始まり、両脇に木が植えられている奈良公園の道を抜けた先に店はあります。他にお土産物やさんなどもある感じでいくつか店舗が並んでいます。しかし中心部からははずれているので春日大社参拝のバス客が少し見られるだけという感じでさみしい場所かもしれません。

とはいえ、店の前は光が注いでいい雰囲気ですね。

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時間の関係でこの日はキッシュランチにしましたが、もう一つ上のランチ、コースランチもあります。もう一つ上のランチにはリゾット、牛頬肉の赤ワイン煮がつくようですが、キッシュランチ同様ワンプレートということのようです。コースランチは平日のみで要予約とのことです。食材の関係もあるでしょうから、ありつきたかったらしっかり確認してお願いする必要がありますね。

キッシュランチは季節のスープ、キッシュやパスタ、サラダが載ったプレート、アイスクリームに飲み物(コーヒー、紅茶または林檎ジュース)がついた構成となっています。

季節のスープはありきたりではなく、下に冷たい茄子のピューレをしいたものに温かいコンソメスープがかかっていて冷温の対比を楽しむ仕掛けがありました。手が込んでいて驚きです。スダチをしぼって頂く趣向もまた面白いです。

メインはやはりキッシュですが、専門店をうたうだけに数多くの種類が揃っていますね。もちろんすべて手作りということでしょう。この日はこんな感じでした。

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その中から栗じゃがとソーセージのキッシュを選びました。ここでいう栗じゃがはインカの目覚めという種類のじゃがいものことのようです。穴子を使ったものや、牛筋入りのもの、季節のお野菜のキッシュなど本当に色々あって迷いますね。本家のキッシュロレーヌ(ベーコン、ほうれん草、玉葱入り)もありますね。

いただいたプレートにはキッシュ以外に、パスタが入った小さなココットがあり、サラダはただ青い葉が置かれたものではなく、焼いた茄子や南瓜などが入っているもので工夫が感じられました。お野菜自体もとても美味しいです。

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飲み物は林檎ジュースをいただきました。こういうお店だときっとちゃんとしたものだろうと思いましたが、その通りでした。
キッシュランチについては一定金額以上のものは差額を払う必要がありますが、微々たるものなのでお好きなものを選びたいですね。

奈良市内で和食に飽きたらこちらを選んでみるのも楽しいかと思います。選択肢が少ない印象の奈良市内では貴重な洋食店だと思います。


(いただいたもの)

キッシュランチ

・ 季節のスープ
・ プレート(ココットに入ったパスタ、キッシュをお好みで(差額支払いの必要ある場合あり)、サラダ)
・ アイスクリーム(この日はバニラとブラッドオレンジで葡萄が一粒添えられていました)
・ 飲み物:コーヒー、紅茶または林檎ジュース


テーマ : グルメ情報!!
ジャンル : グルメ

レストラン訪問記:目黒「ラッセ」(★)

しばらく外食できない時間が続きましたが、このたび再開しかねてから気になっていた一つ星イタリアンにうかがってきました。

以前テレビでシェフをお見かけした際にご経歴にわりにはとても謙虚で感じのよい方と思っていたので、お店にはいつか行きたいと思っていました。そう、イタリアの三つ星店「ダル・ペスカトーレ」でセカンドをつとめられた実力派のシェフなのです。

今回いただいたのはランチで一番廉価なパスタランチでしたが、総じて丁寧な仕込みと星付きらしいあしらいが感じられ、温かくして供される自家製フォカッチャと自家製バターなど、値段と比較してとても満足する食事だったと思います。

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お写真は、おすすめされた生のミカンジュースとプロセコを割ったカクテルですが、酸味は少なく、とても香り高く、美味しかったです。こういうドリンクが一つあるだけでお店の印象もぐっとよくなりますよね。自家製のグリッシーニがまた止まらない美味しさです。

食後のお茶の時間に出る小菓子もまたはずせません。持ち手のある細長い板に載せて提供されるのですが、見た目もかわいく、また味も一つ一つが丁寧に仕上げられています。
たとえば一口のプリンなどはとても濃厚でうにを食べているような感じがしました。

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右からメレンゲ、オレンジ風味のチュイル(薄焼き)、一口プリン、生チョコ、パイナップル入りプチシュークリーム、ビスケットになります。

さて、総じて満足していると書きましたが、不満点もありました。

一つは塩加減の不安定感とでもいいましょうか。

前菜で出てきた魚介類の蒸しスープですが、スープの塩が効きすぎていたことでした。味見をしたら出せないくらいにきつい塩加減でしたが、すんなり出てきて驚きでした。ランチで安いから手を抜いているとしたら少しさみしいです。

一方でパスタの茸のスパゲティは、ほとんど塩が効いていない状態で、茸のだしの味だけで食べ進めるのは正直しんどかったです。かなり食べ進めてからチーズを所望しすり下ろしたパルメザンチーズをいただき、これをかけて食べると塩味もちょうどよくなりました。

もう一つは他のテーブルで説明していることを、私のところではしょることがちらほらあった気がして、忙しいかもしれないけれど、サービスは均等にしてほしいと思ったものでした。

とはいえ、サービスも基本的には落ち着いていて、親切で快適です。また、店内の雰囲気は落ち着いた照明で、席の間隔も広く、落ち着きます。

この日は平日昼ということもあって男性客は私ともう一人だけでほぼ満卓の店内は女性であふれていました。平日昼に繁盛しているのはお店の経営上とてもよいことでしょう。

次回は夜にゆっくりとうかがいたいと思います。今回は多忙でごあいさつならなかったシェフともいつかお話してみたいです。


(いただいたもの)

パスタランチメニュー

つきだし:サラミをのせたカリフラワーのムース

前菜:魚介類(帆立、エビ、ムール貝)の蒸しスープ

パスタ: 5種茸(エリンギ、舞茸、シメジ、ブラウンマッシュルーム、フランス産プルロット茸)のスパゲティ(オイルベース)
→ おきまりでは「自家製ソーセージのスパゲティ」でしたが、一番上のコースに含まれていたこのパスタにかえていただきました。追加料金はありませんでした。

デザート:ティラミス

小菓子:メレンゲ、オレンジ風味のチュイル(薄焼き)、一口プリン、生チョコ、パイナップル入りプチシュークリーム、ビスケット


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ジャンル : グルメ

Icaro* (Tokyo) イカロ(中目黒)★

中目黒のパスタ屋さんへ。せっかくなのでおまかせのコースをお願いします。皿数が多く出て、お得な印象でした。

前菜は鰯や鎌倉のトマトを使ったり、をたたき風にしたりなかなか技を感じ、美味しかったのですが、肝心のパスタはいたって普通の印象でした。二皿目のパッパルデッレはゆで汁が残っているような感じで、残念でした…。

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また、前菜二皿がいずれも冷たかったり、鰯、、しらすと魚が続いたり、おまかせのコースの流れとしては今ひとつセンスが感じられません。

メニューを見ると、お肉料理にシャラン鴨、ブレスの鳩など、いかにもフランスのガストロノミーを向いた食材が並んでいて、気になりました。お店の器からすると明らかに外れているような感じだからです。イタリアンということや、カジュアルなパスタ屋ということからすると、どこか場違いということなのです。

お料理全体、ミシュランの星に値するのかというと大いに疑問でした。至って普通でした。むしろ曙橋のイタリアンの方が、輝いているかもと思います。値段はきっと同じくらいでしょう。

でも致命的なのは、店主兄弟のなんとも無愛想なこと。性格的なものはしかたないとしても、にこりともしませんし、説明もありません。あまり会話が好きでないのか、苦手なのか、客をもてなそうという気はないのか…。サービスの女性だけが1人笑顔をくれていました。なんともさみしいですね。
また見送りに出たシェフは、こちらが行ってしまう前に店の中に戻っていきました。形だけの見送りならやらない方がいいでしょう。

あのレベルの料理で、あの接客ならわざわざ中目黒まで足を運ばないかな、これが詰まるところの感想です。
まあお店は相性があるので、こうして経験してみないとわからないのです。その点では良い経験になったかもしれません。

ミシュランに載っている以上、定期的に人は見込めるでしょうが、リピートになる客はあまりいないのでは、と思います。東京のミシュランはブレスの鳩にやられたのでしょうか(笑)、まだまだ未熟です。


(いただいたもの)

おまかせのコース
・前菜:鰯、トマト、生チーズ
・前菜:と野菜
パスタオレキエッテ(しらす、からすみ)
パスタ:パッパルデッレ(えぞじか)
・メイン:豚のグリル
・デザート:アフォガード
・お茶:カフェラッテ

ワイン(グラスで)
・白×2
・赤





ICAROイタリアン / 中目黒駅祐天寺駅代官山駅


テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ

イル チリエージョ(京都・蛸薬師烏丸東入)

約二ヶ月ぶりの京都で、前回ランチで駆け去るようにうかがったリストランテへ再訪してきました。

今回の滞在の最終日前夜に、今回はディナーをいただきました。
この日は日曜日ということで、オフィス街にあるためか他に客がなく、結果として貸し切りになり、ゆったりのんびりお食事を楽しむことができました。

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ただ今回はディナーだったために大いに期待したメニューは、前回のランチと比べてややパワーダウンした印象で、ちょっぴり残念です。
お客さんが少ないからといって食材や調理で手を抜くと、わかっているお客さんはお店から遠ざかってしまいます。なかなか難しいものですね。

パスタは九条葱と牡蠣というこれまで自宅でも調理してきた組み合わせだったため、辛口評価になるのも仕方ないでしょう。オイルではなく、カルボナーラになっているところに、かろうじてプロの矜恃を見られたような気がしました。

前菜もハム、といいつつ、薄っぺらい紙のようなお肉が一枚載っているだけ。これはいただけない。鮮魚のカルパッチョの野菜のボリュームとのバランスがあまりに悪かったですね。残念。

とはいえ、メインに選んだぐじ(甘鯛)のポワレは、いわゆる鱗焼きの手法で仕上げられていて、皮目も美味しく、大満足のお味でした。

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さらに続いて追加注文したデザートが「モンテビアンコ」(イタリア語でモンブラン!)で、これが現代風の解釈で作られた軽い軽いモンブランで、シェフの実力を感じるのでした。

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パンも自家製でいくつかつくっているようで、炒めた玉ねぎが埋められたパンや柚子のパンなど、色々とあってどれも美味しかったです。

この日はグラスワイン3杯をつけてもらえるというコースにし、食前酒のキールロワイヤルで一杯、他に二種の白ワインを頂きました。
白ワインはまずまずでしたが、どれも抜栓して数日は経っていたようで、フレッシュなものがいただけずこの点も不満が残りました。

ディナーよりランチの一番リーズナブルなコースを狙ってくるのが正解のお店かもしれませんが、一度きりの経験なので、再度ディナーもチャレンジしたいと思います。


(いただいたもの)

ワインのコース

(食前酒:キールロワイヤル)

・季節のスープ:さつまいものポタージュスープ(きのこのカナッペと)
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・前菜:自家製黒豚のロースハム(玉ねぎのパンと)
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・パスタ:牡蠣と九条ネギのカルボナーラ(フォカッチャと)
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・メイン:ぐじのポワレ、アサリのサフランソース(柚子のパンと)

(グラス白×2:ソアベクラシコ、エトナビアンコ)
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追加で…
・デザート:モンテビアンコ

テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ

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Author:VV George VV

La marque "***", "**","*"
signifie des étoiles de
Michelin au moment de la
visite.

長期フランス滞在中、さる”グランドメゾン”(高級料亭)での午餐を契機に”ガストロノミー・フランセーズ”(フランス流美食)に開眼。
爾来、真の美食を求めて東奔西走の日々。

インスタグラム始めました!→https://www.instagram.com/george_gastro/

* お店の名前脇の★はミシュランガイドでの星による評価(訪問時のもの)に対応しています。

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